蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

ダダダダダッ

2011年02月14日 | 教育・福祉

 地下鉄駅でのこと。

 目が不自由な方が歩いていた。相当なスピードで床面の点字パネルに沿ってカキッ、カキッと曲がって行く。白い杖をかなり幅広く使ってパネルに当たる音を聞いて位置を確認しているようだ。こういうパネルの使い方は健常者では分からない。パネルの配置に不備があっては事故につながりかねない。

 また、別のところでは、点字パネルの上を健常者の女性がベビーカーを押しているのを見かけた。ダダダダダダダダダダッ・・・中の子供は大丈夫か?と思った(^^;

 道は、健常者だけのものではないし、目が不自由な方だけのものでもない。


地下鉄駅のホームにて

2007年04月24日 | 教育・福祉
 地下鉄の駅のホームでのこと。

 目の不自由な方が、点字プレート沿いに杖をつきながら歩いているのを見かけた。気が付くと、その前方に人が立っている!あっという間に距離が縮まりドスンとぶつかった。ヒヤッとさせられる一場面である。状況によっては極めて危険な瞬間だった。

 目が不自由な方が歩く速度は、我々が思う以上に速いのである。健常者から見ると、多少は見えるのではないかと錯覚してしまうほどである。ゆっくり歩いていたのでは生活はできない。健常者に近い速度で歩けるよう訓練されたのだろう。我々は、必要以上に手助けをする必要はないが、危険が発生する可能性がある場合は看過せず、気を配らなければならないと改めて感じた次第。