蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

皆既月食

2015年03月31日 | Weblog

今年ももう1/4が過ぎたことになる。

さて、今度の土曜日、4月4日には全国で皆既月食が起こる。

19:15に欠け始め、20:54から21:00までが皆既で、22:45が欠け終わりだ。

 ただ、全国的に天気が悪そう。この後、3年ほど日本で皆既月食は起こらない。


ケロリン桶

2015年03月30日 | Weblog

 銭湯に行くと、なぜかこの「ケロリン桶」が置かれている。
 面白いことにアマゾンでも販売されていて1,400円もする。そもそも「ケロリン」というのは、内外薬品の鎮痛薬で、この広告として作られたという。それが驚異的な丈夫さのため全国に広がったらしい。痛みがケロっと治ってしまうのでケロリンか?
 で、これは「ケロリン」であって「ケロヨン」でも「ケロちゃん」でもない。薬局でみかけるカエルの「ケロちゃん」は、興和のコルゲンコーワのマスコットであって、ケロリンとは無関係である。

 と言われても、もう「ケロリン桶」だったか「ケロヨン桶」だったか分からなくなっている・・・


セントー

2015年03月27日 | Weblog
歩いて5分くらいのところに、セントーがあるらしい。戦闘ではなくて銭湯。
以前、歩いて1分のところにあったせんとーはかなり前に廃業した。そこは一度も行ったことがなかった。銭湯は今どうなっているんだろう。広い湯船の東京のセントーに行ってみようかなと。

ハリオ V60耐熱ガラス透過ドリッパー

2015年03月14日 | 

ハリオ V60耐熱ガラス透過ドリッパー02 ブラック 1~4杯用 VDG-02B
 コーヒーのドリッパーに「ハリオ V60」を使い始めた。円錐形なので、真ん中にお湯を投入していけばよくシンプルで、お湯が滞る感じがなく淹れやすい。また、落ちる速度が速いので、雑味が少なくなった感じがする。より温度を高くできそうな感じもする。


微粉

2015年03月08日 | 

コーヒーのドリップの速度が遅くなるのが気になって、ミルの粒度を調べてみたところ15%が超微粉(茶漉しを容易に通過したもの)になっていた。これが目詰まりの原因? 今度は、半分お店で挽いてもらって比べようかと。


コーヒーメーカーに関する誤解

2015年03月08日 | 

 コーヒーメーカーって、どのくらいの温度のお湯を注いでいるのだろう。コポコポ音を立てながら働いているので、けっこう温度が高そうな気もする。

 で、調べてみた。使っているのはPanasonic コーヒーメーカー ブラック NC-S35P-K。一旦上のドームみたいな場所にお湯をためて注がれる構造のよう。一度、注がれているお湯を直接計測しようとしたがさすがに無理で、今回はデジタル温度計をコーヒーの粉に差し込んでおく。
 最初の蒸らしでは60度ちょいのところ、数回に分けてお湯が注がれるが、75度くらい、83度くらいとその度に上がっていき、最後の注湯は87度になった。いつも使っているマイルドモードのほかにリッチモードがあって、もう少し温度が高くなるかも。当たり前のことかもしれないが、結構まとも。

 普通、コーヒーメーカーのカタログには注湯温度は記載されていない。室温の違いや、注湯の最初と最後で温度が異なるためだろう。湯路がだんだん温まってくるのだから温度が変わるのはしかたがない。メーカーさんが苦心するところだと思われる。
 コーヒーメーカーの中には、「象印のEC-AS60」が95度、「HARIOのV60珈琲王コーヒーメーカー」が注ぎ口で95度・粉面で93度の高温抽出をアピールしているところをみると普通のコーヒーメーカーは、平均値で80度台での抽出になっているのではないか。

 で、問題は「**度で淹れると一番美味しいという温度」はあるのかということ。要するに、豆などによって最適の温度があるので、いつも同じではだめということ。
 雑味の少ない良い豆は高温で淹れて美味しいだろうけれど、スーパーで売られている安い豆だと雑味があまり強調されないよう80度の前半で淹れた方がいいかも。また、昔のスターバックスのような深煎り豆だと70度台で淹れないと飲みにくいかも。さらに、豆を挽く荒さや、ミルクを入れるかなどの飲み方によっても最適な淹れ方があるはず。

 他の人が、このコーヒーメーカーが美味しいとしても、自分に合うかどうかはまた別だろうと。
 そして、もっと美味しいコーヒーを淹れたいと思った時、誰もが知らず知らずコーヒー道に入り込んでいるのだろうと。


ぬこのノック

2015年03月05日 | 動物

流しで洗いものをしていると、ト、ト、トとノックするような音。
弱くて小さい音だったので、気のせいか?とドアを開けてみると、そこに、ぬーこが(^^;
あの肉球でたたくので大きな音にはならないのだけれど。


エスメラルダ

2015年03月02日 | 

エスメラルダ スペシャル(ゲイシャ)。地図でES-W-7 マリオ パスクアで取れた豆だ。
贅沢だけれどコンタミしないよう、今週はこれ。
粉に挽くと、今までにない香りが! スパイスではないかという不思議な香りがする。何なんだ!という感じ。
まずはフレンチプレスで薄目に。100gしかないのでいろいろとやっていられない。
何と上品な・・・味のバランスチャートで苦みがボコッと落ち込んでいる。酸味がでてくるがとても優しい。
こういうコーヒーが好きな人がいるはず・・・けっこう好き。

おまけに小さい袋で挽いた豆10gが入っていたが、何とそれも豆と同じエスメラルダ スペシャル(ゲイシャ)だった。

丸山珈琲のママ・カタ・ゲイシャとは全然違う。


コーヒー豆 ゲイシャ

2015年03月01日 | 

コーヒー豆にゲイシャ種というのがある。
2004年にベストオブパナマというオークションでラ・エスメラルダ農園の豆が高値をつけて注目されるようになった。独特のフルーティな香りが注目されたようだが、苦みとこくに欠けるので、美味しいと感じるかどうかは個人の好みになる。沢山のコーヒー豆の種類があるが、ゲイシャ種だけは他と異なる個性が際立っているようだ。

田口氏の「スペシャルティ大全」によると、ゲイシャ種は、1931年にエチオピアで発見され、1953年にコスタリカに渡った。それを、パナマのドン・パチ農園が1963年にコスタリカの研究所から持ち込んだという。ただ、エスメラルダ農園のゲイシャ種は、これと豆の形も異なり、持ち込まれた素性が分からないらしい。

パナマには、「エスメラルダ」、「ドン・パチ」、「ママカタ」という、パナマ3大ゲイシャ農園と呼ばれる農園があって、パナマのチリキ県ボケテ地区にある。日本でも「エスメラルダ」はオークションでいくつかの会社が輸入しているし、「ドン・パチ」はカフェ・バッハが、「ママカタ」は丸山珈琲が、輸入してお店で淹れたり豆として販売している。

それぞれ一度は飲んでみたいところだ、
「ママカタ農園」のゲイシャは、先日、丸山珈琲の店頭で見つけ買ってみた。クリーンで雑味のないフレンチプレスで美味しく飲めるさわやかな豆だったと思う。
「ドン・パチ農園」は次回カフェ・バッハに行った時に飲んでみたい。
で、「エスメラルダ農園」のゲイシャだが、何社かの焙煎業者が販売しており、価格も異なる。「エスメラルダ農園」のゲイシャと看板にあっても、豆にいくつかのグレード(標高で1850m、1500m以上などの別がある)がある。オークションで注目されたのは、チリキ県ボケテ地区ハラミージョ・マリオ地区の豆らしい(地図で東:つまり右のエリア←地図見てね)。でこの地区にも、サンホセ、カーナバル、パスクアという収穫月の別があるという(順に、3月、2月、4月)。豆の処理もナチュラルやウォッシュトの別がある。
そこで面白いのが、エスメラルダ農園のホームページ。ここに、過去のオークションでの集札者、落札価格、量、豆のグレードなどが一覧表に掲載されている(現時点では2013年まで)。日本の業者の販売ページでは、単に「エスメラルダ農園のゲイシャ」とだけ書いて売っているところが多いけれど、ここを見ると豆のグレードや収穫地域が一般の人にも分かる。