蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

アジア大会(囲碁)

2010年11月30日 | 囲碁

 アジア大会で囲碁の試合を日本の選手がマスクをして対戦している姿を見かけた。とても不思議だったのだが、ペア碁では、相方へのアドバイスは禁止されていて違反すると負けになる。高尾九段、結城九段は対戦中にボヤく癖があり、審判にこれを反則ととられないように、マスクで口を隠したのだという。(^^) 癖はそう簡単には直らない。

 ペア碁は、独特のテクニックとして「手渡し」があるという。ペアが交互に打つルールだが、局面が難しくて分からない場合、相手に対して絶対のキキになる別の手を打って、難しい局面での対応を相方にまかせるのだという。

 大会の囲碁の競技は、日常の個人の手合いとは異なり、各国の威信をかけ、また、チームの一員としてその勝利をかけ、壮絶な戦いになったようである。
 心労の胃痛に薬を飲めず針を打ったり(ドーピング検査対策)。ペア碁でペア相方が自分の手番と気付いていないことを感じて、2目のマイナスペナルティが課されることを承知で自分が2手連続して打ったり(気付かずに時間が過ぎると時間切れ負けになる。かといってペア相方へのアドバイスは反則になる。)。時間切れ即負けのルールで、相手の時間切れ負けを狙った手を30手も打ったり(相手の残り時間は1分だけ)。団体戦で鈴木歩五段は、時計の押しミスで時間切れ負けてしまい、日本チームが団体4位になり、涙を流したという・・・


コンピュータ囲碁(銀星11)

2010年11月28日 | 囲碁

 上の画像は、囲碁の序盤50手頃の図。ただし、対戦しているのは、コンピュータとコンピュータである。
 3日前に発売された「銀星11」とその1つ前のバージョンの「銀星10」を自動対局させたのだが、ダメ詰めをして、最後双方パスしてちゃんと終局した。以前は、何でそんなところに打つの?という「コンピュータらしい手」があったものだが、今は一見すると人が打っているのかコンピュータが打っているのか分からないだろう。どうしてこんな人間ぽい手が打てるのだろうと感心することもある、大変な進歩である。
 「銀星10」(黒)対「銀星11」(白)の棋譜をサーバーにおいておいたので見ていただきたい。
 実力はアマ3段クラスというが、5、6級クラスの人と対等になったといった感じだろうか。

年季玉

2010年11月27日 | Weblog

 手に取ったこの十円玉、つるつるするなと思って見ると、昭和28年製だった。実に57歳。最近出会った最古の十円玉だ。
 ところで、十円玉も、年が新しいのに年季が入って見えるものもあり、古いのもかかわらず新しく見えるものもある。要は、どれだけ流通してきたかによるのだろうが、・・・と、何かの時の話に使えそうなネタである。

小樽1

2010年11月20日 | Photo

 30年くらい前の小樽の写真。昔は、自分で現像/引き延ばしをしていた。
 最近は、デジカメがあり画像処理が簡単になっているが、作品の数が激減しているのが残念。