蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

月と赤い星

2014年04月14日 | 星・星座

空を見上げると、丸い月と赤い星が並んで輝いていた。

赤い星は、火星。このところ火星は、地球に接近していて、2月から6月の終わりくらいまでマイナス光度で輝いている。その中でも、今がマイナス1.5等星のピークだ。

月は、明日15日が満月で、皆既月食がある。皆既の時間は16:06から17:25、本影食の終わりは18:33なので、ほとんどの地域では、月食の後半が見えるだけになる。


アイソン彗星

2013年10月19日 | 星・星座

こういうのは、なぜか期待しすぎるとハズレる傾向があるような気がする。ハズレれたショックが大きいので覚えているのかもしれないが。

夏に、予測光度に達しておらず、期待したほど明るくならないのでは・・・と心配されたが、このところ予測光度を上回る観測がされているようで、やっぱり期待してしまう。


ここで問題です

2013年08月12日 | 星・星座

 今日、乙女座のスピカ(1等星)が月に隠れ・出現する「星食」がおこりました。
 
スピカは、地球から見た恒星では、5番目の明るさを持ちます。因に、七夕の星、わし座のアルタイルは、12番目、こと座のベガは15番目の明るさです。

 では、「一番明るいのは、おおいぬ座のシリウスである。」○か×か?

 (答えは、明日)


スピカ食

2013年08月11日 | 星・星座

 以前にも書いたが、明日の日没後、スピカ(1等星)が月に隠れ・出現する「星食」がおこる。天気には恵まれそうだ。月の頭頂部近くである。月が明るいので、双眼鏡がほしいところだ。
 見ることができるのは、岩手以南の地域。ネットでは、東京での観測時刻が掲載されているが、それ以外の地域は(自己流の計算だが)、例えば、諏訪では東京より約3分遅く、駒ヶ根では東京とほとんど同じと考えていいはず。

 さらに、その夜から明け方にかけて、ペルセウス座流星群が極大となる。月が沈んでからが見やすい。お願い事がたくさんある方は、願い事のし放題になるかも。


スピカ

2013年08月04日 | 星・星座

 来週の月曜日、8月12日に、乙女座のスピカ(1等星)が月に隠れ・出現する「星食」がおこる。
 一等星の星食がおこるのはめずらしく、今年はこれだけである。なお、見ることができるのは、東北以南の地域。因に、東京では、入りが18:48、出が19:25。福岡では、入りが18:28、出が19:21。
 スピカは、「おとめ座の女神が持つ稲穂の穂先」、和名は「真珠星」という。

 ついでながら、今日も放送されたNHK囲碁トーナメントの聞き手を務めている下坂美織さん(二段)の誕生日は7月7日の七夕。美織の「織」は、おりひめ星の「織」だという(^^) 。素敵な名前ですね。なお、おりひめ星(織女星)は、こと座のベガ


日出没

2012年08月25日 | 星・星座

朝、これまで早い時間に陽が差し込んでいたが、いつの間にかそれがなくなっている。

東京では、7月1日は、日の出が4時29分、日の入りが19時1分。
それが今日は、日の出が5時7分で、日の入りが18時17分。太陽の高度自体も変わっている。

因に、日の出が一番遅くなるのは、正月頃の6時51分、日の入りが一番早くなるのは、12月6日頃の16時28分。

札幌は、正月の日の出が7時6分で、日の入りが16時0分。札幌の方が日の出も日の入りも早いのではと思っていたが、経度と緯度の両方が効くのでこのようになるのかなと。


中秋の名月

2009年10月03日 | 星・星座

 スーパーを覗いたところ「お月見団子」が沢山売られていた。
 お月見?・・・と、手元の天文年鑑を調べてみたところ、今日3日が中秋の名月、十五夜だった。 十五夜とは旧暦の8月15日。今年は10月3日がそれにあたるが、10月になるのは珍しい。
 かぐや姫は月へ帰った日でもある。(^^)

昨日のルーリン彗星

2009年02月24日 | 星・星座
 

 昨夜、ルーリン彗星を探した。星図がないとどこを見ているのか、彗星の経路図がないとはっきりこれが彗星だと確認するのが難しい。

 で、左が星図でしし座の足の下方。右が「天文ソフトステラ」でほぼ同じあたりを表示させた画像だ。いずれもかなり拡大していて、7等星までプロットされている。星図の左半分の範囲がステラで表示されている部分に相当する。土星より上にあるのが星図のσ、右下端の星が星図のτだ。τから80までの4つの星が弓形になっているのが見えるはずだ。そして、ルーリン彗星はここにある。

 次の日、インターネットに同じ時刻の撮影写真が掲載されていた。あたりまえのことだが、ステラが表示したのと同じ所に彗星が写っているのが分かるだろう。弓形の四つ星との位置を見ていただきたい。空が暗いところに住んでいる人がうらやましい。

 昨日双眼鏡で見ていて、目が慣れてくると、4つの星が弓形に並んでいるのが分かった。ただ、一生懸命見つめると星像が消えてしまう。少し目をそらしてボーッと見るのがこつだ。天頂近くで、月もなく、直前までの雨で空がきれいだったのがよかったか、後で星図を見て7等星まで見えたことが分かった。東京の空でである。だが彗星はどうも確証がもてない。

ルーリン彗星

2009年02月23日 | 星・星座
 今日はルーリン彗星を探すチャンスかも。
 今は、東の空、0.6等で輝く土星のすぐ下(やや右より)に見えるはずで、分かりやすい。
 双眼鏡で見てみたいところだ。
 東京では、さらに時間が進んで、今夜の0時54分頃に、真南、高度60度くらい、土星の下(やや左より)に見えるはず。
(なお、明日は、土星の右上に見えるはず。ただし、明日は雨になりそう。)

iステラ

2009年02月11日 | 星・星座
 以前、プラネタリウムソフト「Stella Theater Pro」について書いたことがあるが、今日、iPod用ソフトを探していたところ、そのiPod版の「iステラ」を見つけた。道を歩いていて、あの星は何かなと思ったとき、ポケットから取り出したiPodを見ると、こんな感じでその時間の星空が表示される。夕焼けもシミュレートできる。これだけ優秀なソフトを気軽に持ち歩けてしまうというのがすごい。