蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

うるう秒

2008年12月31日 | Weblog

 1月1日の9時前に「うるう秒」が入るという。最近では珍しいが、10年前頃ほとんど毎年うるう秒が入っていた時期があった。
 普通は59秒→0秒→1秒となるところ、明日は、8時59分59秒→60秒→9時00秒→1秒となるという。世界同時に1分が61秒になる訳だ。
 いくら精密な時計を持っていてぴったり時間を合わせていても、基準の時間の方がずれていくのだから、面白い。

雪雪雪雀雀雀

2008年12月30日 | Weblog
  

 雪が少ないと言っていたのに、この2日間ほどで70センチ積もった?やっぱり雪国スなぁ。週間天気予報は、雪だるまのマークが並んでいる(^^;。気温がマイナス数度前後とそれほど寒くないので、雪がわりと重い。
 スズメが百羽ほど1つの木に鈴なりになっているのを見つけた。ヒッチコックの「鳥」みたい。チュンチュンチュンチュンと騒がしい。雪国の生き物は大変だ。

背水の白ぬこくん

2008年12月27日 | 動物

 例によって、白ぬこくん、部屋の中でのんびりしていたところ、表のドアがパタンと閉まってしまった。途端に狼狽える白ぬこくん。何が起こった?と、ドア近辺を調べるが完全に退路を断たれ、アニャーン何とかしてと懇願の顔つきになっている。

FXフォーマットデジタル一眼

2008年12月22日 | Photo
 デジカメ市場に面白い動きが見えている。

 一つは、かつてフィルム一眼レフをいじっていたクラスの人達を満足させるような高級コンパクトデジタルカメラ(Canon「PowerShot G10」等)が完成の域に至ったことである。これは以前ブログに書いた。

 もう一つは、FXフォーマットのデジタル一眼(Nikon D700Canon EOS 5D MarkⅡSony α900)の出現だ。
 デジタル一眼では、フィルムの代わりに光を受ける撮像素子(光センサ)が使われているが、大型のセンサを使うのにはコストがかかるため、従来の35ミリフィルムより小型のAPS-Cサイズ(DXフォーマット)が使用されている。このため、例えば、デジタル一眼に従来のフィルム一眼の50ミリ標準レンズを付けると、約1.5倍の75ミリ中望遠になってしまう。受像素子が小さいのだからレンズを通過した光の一部しか使えないのである。フィルム一眼の望遠レンズは、だましだまし使うとしても、広角レンズの焦点距離が1.5倍になってしまっては広角の用をなさない。デジタル一眼専用レンズが必要となる理由である。

 フィルム一眼からデジタル環境に移行した途端に、フィルム一眼で揃えた交換レンズは無用の長物になってしまうのである。これはイタイ。
 と、こ、ろ、が、である。最近、撮像素子の大きさが35ミリフィルムと同じサイズ(FXフォーマット)のデジタル一眼が手が出そうな価格で市場に出始めたのだ。手が出そうな価格というのは実売価格で10万円台の後半ということではある(^^; 大きな特徴は、先ほど「無用の長物になってしまった」と書いたフィルム一眼用レンズの全てが基本的にそのまま使えてしまうのだ。これは大きい! とすると・・・とりあえずボディだけ購入すればよく、嘗てのフィルムのコストが現像代も含めて1本2千円強もしたことを考えればそれほど高くないとも言える。
 FXフォーマットの利点は大きく、ボケ味などの描写、高感度でのノイズの低減は目を見張るもののようだ。高級デジコンなどは足下にも及ばないSAS3200を常用感度にできるほどだという。無理矢理増感現像することもなく、感度を6400とか12800とかにセットして夜空に向けてシャッターをきると目に見えない星が映ってしまうワケだ。「暗い対象でもフラッシュを使うことなく楽々とシャッターをきる」というのは、高級デジコンやDXデジタル一眼でできない芸当だ。ボディの大きさ・重さを勘案しても捨てがたい魅力である。

 FXフォーマットが明らかに優秀であることから、このカメラがもう少し安くなると、フィルム一眼のレンズを持っているアマチュア写真家は、間違いなく現在主流のDXフォーマット一眼を捨てるだろう。より安いデジタル一眼を求めるDXフォーマットユーザーはしばらくは存在するだろうが、FXフォーマット一眼との価格差がそこそこ縮まったところで、ある程度の期間を経て淘汰され、最後はFXに移行することになると思う。

天文(プラネタリウム)ソフト

2008年12月21日 | 星・星座
 夜、空を見上げるとオリオン座がそこにあった。大いぬ座のシリウスもぎらぎら輝いている。今日は星がとてもよく見える。
 
 あの星は何だろうと思った時に重宝するソフトを見つけた。「Stella Theater Pro」という天文(プラネタリウム)ソフトで、天体の動きをシミュレートして9.5等星までの恒星や星雲・星団、惑星・月・太陽、夕焼けまで表示させることができる。観測点は世界のどこでも、時間はいつでも設定OKだ。リアルタイムモードにすると、今の空をすぐに見ることができ、1分毎に動いていく。シェアウェアだが、機能を少し限定したフリーソフト「Stella Theater Lite」もある。シェアウェア登録すると、出力した星図画像をWEB等で配布できるので利用価値が高い。

 で、来年7月22日の皆既日食をシミュレートしてみた。自動で動かしてやると、刻々と太陽がかけていき、皆既が近づくとが段々暗くなって星が現れる!なかなかすごいソフトだ。黒い太陽の側には水星が、離れた場所には金星・火星・土星も見える。太陽は、ふたご座ボルックスの少し下にある・・・。正に今、夜中に見えている星座の配置なのである。さて、この冬の星座を、夏の昼間に見ることができるだろうか。

「天文年鑑〈2009年版〉」(誠文堂新光社)

2008年12月18日 | 星・星座
[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
「天文年鑑〈2009年版〉」(誠文堂新光社)
 2009年のあらゆる天文イベントや惑星の動き等をコンパクトにまとめた1冊。特に星を観測しようという訳ではないのだが、子供の頃から毎年購入している。「毎月の空」では、ある時間に見える星座やその日に見える天文イベントが記載されていて、例えば、明るい惑星が月の周りに集まって見える日が分かったりするので、写真を撮る時などに重宝する。

 で、来年のイベントはというと、何と!日本で「皆既日食」が見られるという。日本の陸地で見ることができる皆既日食としては実に46年ぶりだというから、ほとんどの人は見たことがないはずだ。この後の皆既日食の機会は26年後なので、一生に一度モノと言えるかも知れない。おまけに皆既の時間が最大6分39秒と長く、今世紀最大の皆既日食だという。皆既になると、夜のように暗くなって明るい星が見え、360度夕焼けのようになるという。コロナは皆既日食でなければ見ることができない。

 日にちは、7月22日。皆既になるのは屋久島全域からから奄美大島北部にかけて。それ以外の地域では、皆既日食ではなく、部分日食になる。食分は、札幌で51%、東京75%、大阪82%、福岡90%、鹿児島96%、那覇92%。
 皆既の時間は、屋久島では2~3分半、奄美大島では条件が良くて3分少しなので、できれば最も条件のいいトカラ列島に渡り見たいものだ。
 ただ、トカラ列島は船しか交通手段がなく、多数の人を受け入れることができる民宿などはない。ツアーも企画されているが、交通の便が悪いのはどうしようもなく、少なくとも1週間の日数とそこそこの予算を要する・・・。民宿詰め込み、体育館泊・・・といった感じだ(トカラ列島での受け入れは、ツアー1500人のみ。民宿は300人で、後は体育館とテント泊まりだという)。

ぬこだらけ

2008年12月15日 | 動物
 近所のぬこ達。普通こんなにぬこがいたりする?写真に捉えていないぬこがまだ2匹ほどいる。

ぬこ001 以前、毎日朝
晩顔を見せていたが、い
たずらがひどく深夜近所
7軒のドアを傷だらけに
して、おいたんに叱られ
たのとぬこ006に縄張り
を奪われてからいじけ
ている。ミャミャ鳴いて餌
をねだり煩い。尻尾が長
く、前足に白い長靴を履
いている。カリカリは食べ
ないが、それ以外は何で
も食べる。チーズと肉系
ネコ缶が好物。
ぬこ002 気がメチャ強く
何度も部屋に乱入した(^^;
頭を押しても出ていかな
い。人間に触られるを嫌わ
ず、人がいても無視して歩
き回っている。歯が悪いよ
うで固いモノを噛むことが
できない。
ぬこ003 あまり見かけな
いが、車の上がお気に
入り。飼い猫らしく赤い
首輪をしている。
ぬこ004 最近何かをお
ねだりする訳でもなく部
屋に上がり込んでキョロ
キョロしている。食べ物
の嗜好は不明
ぬこ005 活動地域が一
番遠く、近くで見たことは
ない。学校の門柱の上
がお気に入り
ぬこ006 最近、帰宅する
とドアの前に座って待って
いる。尻尾が丸く、前足に
白い短靴を履いている。
たまに玄関に上がり込む。
見つめると小首を傾げる
癖がある。挽肉が好物。
性格は穏やか。
ぬこ007 008、009と同
じ頃現れた。一番若い
世代。手足に白い部分
がなく全身シマシマ
ぬこ008 006や007と一
緒にいるのを見かける。
人間を見るとボクどうし
たらいいのと足がすくん
でしまうみたい。
ぬこ009 近所の猫おば
さんには「チョビ」と呼ば
れている(ナルホド)。別
のお宅の飼い猫にちょっ
かいをしにくるので、そこ
の窓が猫避けペットボト
ルだらけになった。


「ニューハート」

2008年12月14日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
 「胸部外科」が舞台の韓国ドラマだ。主な対象が心臓であるため、判断・処置には寸刻を争い、間違いは患者の死に直結する。そこに様々なドラマが発生する。個性的な役者さんたちにも好感がもてる。特に、チェ・ガングク教授役のチョ・ジェヒョンは、患者のために決して妥協せず自分の骨身を削って医療を行う孤高の医者を演じておりすばらしい。これまでヤクザのような役で見たことはあったが、この医者の役もはまり役だ。レジデント役の2人も素敵だ。
ぽすれん・レビューAmazon・レビュー
監督:パク・ホンギュン
出演者:チソン、キム・ミンジョン、チョ・ジェヒョン、イ・ジフン
Story:
『オールイン』に出演し日本でも人気を集める韓流スター・チソンの除隊後復帰作となったメディカルドラマ。医学界の花形といわれる外科の中でも、最も危険で大変だからこそ花の中の花と呼ばれる「胸部外科」を舞台に、医師たちの涙と喜びそして苦悩を描いた物語。三流大学出身の落ちこぼれ新人医師ウンソクと成績優秀のへソクは同じ胸部外科のチェ・ガングク教授のチーム。ある日、へソクの幼い頃の友人で今は俳優をしているドングォンがドラマ撮影中に倒れ、クォンヒ大学の胸部外科に入院してくる・・・。(ニューハート)

ますの寿し

2008年12月14日 | 

 最近見かけないなと思っていたところ、近所のスーパーで「全国駅弁祭り」を発見! さっそく富山の「ますの寿し」をゲットした。どこのものか代わり映えがしない駅弁が多いが、この「ますの寿し」は、知名度抜群、個性的。小さなプラスチックナイフで切り分ける一手間がかかるが、そこが面白く、笹の香りもいい。

「アイ・アム・レジェンド」

2008年12月14日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★---:平均レベル(人によっては)]
 話は単純でひねりもない。やや退屈、これで終わり?という感じ。主人公が人間の生存者に会った時の反応も理解できない。いかにもCGという絵も今一。

ぽすれん・レビューAmazon・レビュー
監督:フランシス・ローレンス
出演者:ウィル・スミス、アリーシー・ブラガ、ダッシュ・ミホック、チャーリー・ターハン
Story:
『コンスタンティン』のフランシス・ローレンス監督がウィル・スミスを主演に迎えて描くSFアクション。人類の絶滅した近未来のN.Y.を舞台に、科学者・ロバートが災厄の原因解明と再生の道を求めて孤独な戦いを繰り広げる。(アイ・アム・レジェンド)