天気はいいのですが、やけに強い風が吹いています。
思った以上で、海上もかなり波が出ています。
土日とあって、バードウォッチャーも増えていますがちと可哀想な状況です。
きょうは、よく使われていることわざの類を再度、ひもといてかみ砕いて勉強します。
【情は人のためならず】
解釈:なさけを他人に与えれば、めぐりめぐって自分によい報いがあることを云う。
(情を他人にかけてやるのはためにならないもいいと思うがまちがい。)
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【他山の石】
解釈:他山からでた粗悪な石でも、自分の玉を磨くために使えるように、たとえつまらない人の言行も、顧みて
自分の知徳を向上させるに役立つと云うたとえ。また、他人の事柄を参考にして自分に役立てることにも使う。
(類義語:人のふり見て我がふり直せ)
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【青は、藍より出でて藍より青し】
解釈:昔、中国では青色(わが国の紺色)の染料は藍草の葉から採ったのであるが、もとの葉の色よりも
濃い青くなると云う意味で、弟子がその師よりもぬきんでることを云う。(出藍の誉れとも云う。)
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【金は、三欠くにたまる】
解釈:義理・人情・交際の三つをおろそかにするぐらいでないと、金は貯まらない。(類義語:金は不浄に集まる。)
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【水至りて清ければ即ち魚なし】
解釈:あまり清らかな川には魚が住まないように、人があまり頭脳明晰で、鋭く人の腹の中まで見抜くようだと、
他人が恐れてなかなか近づかない。したがって友もなく孤立してしまうとの意。
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【親は苦労し子は楽をし孫は乞食する】
解釈:一家盛衰の順序。即ち、親が苦労して築いた身代を、子はむだ遣いで大半を使い果たし、
孫の代には乞食をするほど落ちぶれてしまうという。
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【禍福はあざなえる縄の如し】
解釈:災いと福とは互いに表裏を成していて、そのさまは、ちょうどよりあわせた縄のようである。
災いと思ったことが福となり、福と思ったことが災いとなるとの意。
塞翁が馬
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◎ 熟熟余談(つらつらよだん- 本日の日めくり 四字熟語 )
「 呉越同舟 」(ごえつどうしゅう) : 仲の悪い者同士や敵味方が、同じ場所や境遇にいること。
本来は、仲の悪い者同士でも同じ災難や利害が一致すれば、協力したり助け合ったりするたとえ。
▽「呉」「越」はともに中国春秋時代の国名。父祖以来の因縁の宿敵同士で、その攻防戦は三十八年に及んだという。
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