見島人(Mishiman)


山口県最北端・・萩市見島の住人~ふるさと日記。

見島発 晩秋、遅い島の冬

2014年11月29日 | 日記

もう12月はそこまで来ているのに....いまだに冬眠もせず動いているモノも居ます。

少し日が照ると.....かなりの温度が上がります。「小春日和」が.....生態系を歪ませているかも!?

そんな日常で....いたいた、いました元気な生き物.....紹介します。

 

 

                              池野亀雄くん........まさに甲羅干し!!

                      

 

 

                                          青井カエルくん

                     

 

 

                                         青木カエル男くん

                    

 

 

                             緑野カエル子さん......イガ栗の上、イタクナイ!?

                    

 

 

                                         雲野ノボルくん

                    

 

 

                                          女郎蜘蛛子さん

                    

 

 

                                 熊野背美さん-1.......これは亡骸です

                    

 

 

                         熊野背美さん-2.......まだ生きてる見たい

                    

 

 

                                          熊野殻雄くん

                    

 

 

                                           熊乃加羅さん

                    

 

 

                           亀井虫男くん.........いつでもどこでも嫌われ者

                    

 

 

              本日は、「亀」に始まり「亀」に終わります。では、失礼します。臭いませんように...!


見島発  島の中の紅・黄葉 (*_*)

2014年11月28日 | 日記

一昨日に通院し、昨日帰りました。

付け焼き刃の節制では、不節制に叶わず....食欲の秋を満喫しすぎの血液データは、ボーダーラインをちと越えてます。

萩のスーパーに行くと....正に飽食の時代、お金さえあれば好きなもんがえらべます。衝動買いもします。

でも、萩にいなくて良かったと思います。もっと、いっぱい食べてしまいそうです。

見島でさえ、ネットで頼んだらそこそこにいい物が揃います。恵まれています。動かんといけません!!

年が変わって、一月末の検診時には、もう少しいいデータになるようがんばります。

さてと、見島にも少なからず......紅葉が見られます。多くはないのですが、やっと色づいたようです。

 

         

                     わが家の栗の木.....ようやく落葉になりました。

         

 

                   下から覗いてみます......まだまだ青みが残っています。

         

 

                      生り残った栗......虫にはやられています。

         

 

 

              甘柿の残り葉....ee色しています。オーヘンリーが浮かぶ人は文学人!!

         

 

 

              自然薯の黄葉中.....今年はまだこんな状態...ムカゴも多かった。

         

 

 

            見島神社の木々......紅葉群と緑とのバランス....椎の実はどうなんかな?

         

 

 

                          ハゼの木の赤が一番映えます。

         

 

 

                         こちらはクヌギ(どんぐり)の黄葉

         

 

 

                         近づくと.....もうすぐ落葉します状態

         

 

 

                        雑木ですが、これからもっと黄葉します。

         

 

 

 

                 ゴーン、ゴーンと吉祥寺の鐘......goneは、未来に続きます。

         

 

            これから天気は下り坂で....日にちも長いようです。自己慈愛で、いきましょう!!


見島発 定期船「はぎおおしま」vs「ラクダハコフグ」(^_-)

2014年11月23日 | 日記

 

                            定期船「はぎおおしま」.......どことなく魚に似た風貌と感じる私です。

 

     そんな思いに応えるような魚種「ラクダハコフグ」.....はぎおおしまにとっては、気が置けない仲間の一人になるやも!?

 

 

                                               いい雰囲気出ていません!?

 

            

                                                                          ( 資料映像 )

 

 

                                  船も魚が泳ぐように走る.....ハコフグはゆったり感

 

            

                                                                            ( 資料映像 )

 

 

                          ま、でも.....はぎおおしまのストラップにNEW ラインナップでいかが!?                            

            

 

 

                                おじゃましました、はぎおおしまの関係者様へ....他意はございません

                                

                                                  ( 資料映像 )


見島発 晩秋に咲く花たち (*^_^*)

2014年11月23日 | 日記

いい天気が続きましたね。

明日も日中はどおにか持ちそうかな。

この連休は、いい骨休めになった方が多いと思います。

定期船「おにようず」もドックから帰り、颯爽と走っています。

広類畑に行きました.....天気が良すぎるのか蚊がまだ来ました。

今年は、竹やぶや木々の間やヨシの枯れ林と、至る所で野鳥の鳴き声が聞こえます。

足元や周りを見ると、冬間近なのにいろんな花が咲いていましたので紹介します。

 

 

                            八重椿....レッド

         

 

 

                            八重椿....ピンク

         

 

 

                           シキミ(見島:シキビ)のはな

         

 

 

                         すもも......時季外れの狂い咲き

         

 

 

                            水仙もバンバン咲いています

         

 

 

                       な、なんと、スミレも早々と咲いてます....いいのかな

         

 

 

         オオイヌノフグリ...娘が名を知って得意気だったが...「フグリ」の意味を知って..(-_-;)

         

 

 

                      ナズナ(ぺんぺんぐさ).....結構厄介者の雑草

         

 

 

               たんぽぽ.......白は、日本固有種...黄色(外来種)に負けるな!!

         

 

 

                   カタバミ.....アップすると可愛いけど.....邪魔もん

         

 

 

           お帰り!!「おにようず」......この尾を引くスピードがたまらない!!

         

 

 

         

 

 

         

 

 

         


見島発  今シーズンの菜園風景 (^_^)/~

2014年11月21日 | 日記

きょうも凪いで、いい夕焼けになりました。

漁協のマイク放送で、「明日は県下一斉の休漁日」とのこと。せっかくの凪ぎ日和がもったいない気もします。

さて、現在、雨の恵もあってか菜園場が結構いい感じで育っています。

紹介します。

 

                  モリモリのミズナ......さっと湯がいてカツ節・しょう油が合う

         

 

                  ミズナB......次なる世代   野生えの高菜混在

         

 

 

                   小カブ......葉っぱが良くできたので漬け物にしてます

         

 

 

                           小カブB......次なる世代

         

 

 

                         高菜   本日、間引いてゴマ和えにしました

         

 

 

                  新物.......壬生菜(ミブナ) もう少しでいろいろ試します

         

 

 

                    春菊......少し遅まきですが何とか追いついてます

         

 

 

                    ワケギ......ジャンジャン食べないと、伸びすぎます

         

 

 

                     ワケギB......次なる世代  もうかなり育ちました

         

 

 

                           おでんとかに良いという大根

         

 

 

                    何かわかりますか?........らっきょう.....です

         

 

 

                 菜園場脇には、 冬の訪れを告げる水仙......もう咲いてます

         


見島発 見田海岸の夕日 (^^)/~~~

2014年11月20日 | 日記

午前中までは、雨が降ったりと曇りがちでしたが...午後からは凄く温かくなりました。

風も穏やかで....いい夕日が撮れると思いつつ....見田海岸まで直行しました。

晩秋の夕日もつるべ落とし.......ひじょうに暮れるのが早いです....その様子をご覧下さい!!

 

 

                             きれいな夕日です。

         

 

 

                         少しずつ....沈んでいきます。

         

 

 

              沈む前に...今、黒点が大きくなっていると聞いたのでアップしてみました。

         

 

 

                         あと.....1センチで沈みます。

         

 

 

                半分海の中に......あちら辺は沸騰して湯気が立ってるかも!?

         

 

 

                  さいごの一あがき.....鏡餅夕日.....きれいだね。

         

 

 

                            燃え尽くす熱いさいごです。

         

 

 

                 西の夕焼け空に向かって....ドンコ釣り漁船がやって来ました。

         


見島発 “漁り火” (*_*)

2014年11月18日 | 日記

日中は雨模様、陽は射したりするものの寒い一日でした。

夕方には凪いで、夕日が朱く沈んでいくぐらいとなりました。

明日はいい天気になるでしょう。

夕暮れ時に、沖を見るとイカ釣り漁船の漁り火が早くも点灯していました。

晩のおでんを食べてからではきついので....すぐさまカメラを持って撮影場所を探しました。

はっきり言って【漁り火】を撮るのは、難しいです!!

これからの写真でわかりますが、最新兵器「LED」の灯りでは....【漁り灯】が妥当だと気づきます!!

 

 

                    本村港から南のはぎ方面を向いての夜景色

      

 

 

              灯りの色が昔のみかん色よりも白く見える数の方が多いようです。

      

 

 

          上の右から2番目の灯り....正に漁り火......燃えてるように映ります。

      

 

 

             白い方の灯り.......海上に灯る大きな蛍光照明って感じかな!?

      

 

 

                          本村港周辺の灯り群です。

      

 

 

                        本村港の外灯たちです。

      


見島発 宮本常一氏の調べた見島-2

2014年11月18日 | 日記

宮本常一編纂の【宝島民族誌、見島の漁村】を開いてみると、

                 

                    

 

見島発【国税調査】と思われるほどに、浦方全部の家族構成や一軒一軒家系の成り立ちなどを微に細に調べ上げている。

見島の人では成し得ないことをよそから来て、三年間も人生をかけて拘り抜く姿勢に感動する。

住んでいる者でさえ知らないことがいっぱいあるし、漁業の成り立ちから発展による島の動勢までよくわかる。

漁業の専門的なことは、素人から見ると難解でとっつきにくいので多分、敬遠されると思う。

中身は360ページを越えるもので紹介しきれないので、昔がわかる氏自身が撮影の写真を見ていただきます。

             

                                                  キャンプから見た宇津方面                       

          左前発電所付近の海が見える                          宮崎....小浜周辺

 

       住吉神社そばの港....旧漁協正面  

 

 

     古い人ならどこの叔母さんかわかるはず....

 

 

                           宮崎から見た住吉神社付近

                       

                          

明け方、夢の中で名案(迷・瞑案)を思いつき....目が覚めた。

忘れないうちにと、書き留めておいたこと....。

それは【靖国神社】のことで、諸外国がチャチャ入れるのが面白くないので、【安栗神社】と改名するという夢。

神社境内に、栗の木をいっぱい植えて.....参拝者皆さんに安くお裾分けしたり拾ってもらう、栗林の神社。

誰もが気安くお参りできる【安栗神社】なら、どうだろうって......ちょっと不謹慎な夢でしたかね!?

解散風が吹き始めています。

負けないで!山口県の代表戦士.....!

 

追記:【実事求是】(じつじきゅうぜ)・・・・・・・事実の実証に基づいて、物事の真相真理をたずね求めること。

   狭い見島の事ながら、当時景気の良かった漁業とその漁師も....宮本さんの熱意に快く協力したのでなかろうか。

   実事求是という四字熟語が、そんな宮本さんの象徴とも言える語句だと思います。外からお疲れ様でした。

 


見島発 宮本常一氏の調べた見島

2014年11月15日 | 日記

宮本常一(みやもと つねいち)(1907~1981) 山口県出身  文学・民族学博士 生涯民族学を研究、著書多数

                  

1960年(昭和35年) - 山口県見島調査。『忘れられた日本人』を刊行し一躍脚光を浴びる。と、Wikipediaにある。

一生涯、全国津々浦々カメラ片手に、各地域ごとに日本人の歩いてきた道を事細かく調べ抜き、著し続けた凄い方です。

わたしの手元にある、【宝島民族誌、見島の漁村】発刊日を見ると、1974年11月15日.....。

ということは奇しくも、本日ちょうどまる40年の記念すべき節目の日に当たります。正に偶然です。(このことは次回に)

 

 【北海道 札幌市在住の三上さん】のブログから、

    佐野眞一『宮本常一が見た日本』245頁に、見島のことが載っています。

             

                             ( 資料映像 )

            弟の茂君とばかり思ってたけど、似てるね。

 

見島を訪ねた大きな目的の一つは、前述したように、宮本が撮影した人物を探しあてることだった。宮本が写した写真のなかで、とりわけ微笑ましく感じられるのは、宇津で撮影した網の上に裸でしあわせそうに寝ている坊主頭の男の子の写真である。「われは海の子」というキャプションでもつけたくなるその写真には、カメラを向ける帽子をかぶった宮本らしい影も写りこんでいる。

 この写真の子供は誰か知らないかと尋ね回るうち、何人かの島民たちから、「あッ、これはカァ坊じゃないか」という声があがった。いまでは宇津でマグロの一本釣りの猟師をしており、年は五十代だという。もう夕刻がせまっていたが、多田氏の軽自動車で、さっそく宇津に向かった。

 (中略)

 「カァ坊はまだ帰ってきませんか」と尋ねると「まもなく帰ってくるべえ」という。その答えどおり、「カァ坊」の船はそれから三十分もしないうちに帰ってきた。船の横には「北国(ほっこく)丸」と書かれている。「カァ坊」の本名が北国一行さんだということは、島の人たちの話ですでにわかっていた。

  暮れなずむ港に船は到着し、積みかえ作業に忙しくたち働く「カァ坊」の顔が、夕闇のなかにぼんやりとみえた。写真の少年とは似ても似つかないヒゲモジャの顔である。

 「すいません、北国一行さんですか? ちょっとこの写真を見てもらえませんか」

  そういうと、「カァ坊」は毛糸の帽子をとって、軽く会釈をした。帽子を脱いだ頭は、すっかり禿げあがっている。写真にじっと見入るうちカァ坊は、「オレだ、オレだ」と突然、素頓狂な声をあげた。

 「それにしてもこんな写真、いったいいつ、誰が撮ったんだい?」

 「宮本常一という民俗学者です。昭和35年から三年間、毎年夏にこの島に調査にやってきました」

 「フーン、そんなことがあったのかい。全然おぼえてないけどなあ。でも、四十年もたつとこんなかわいい子が、禿げ頭のヒゲモジャ親父になるんだかんな。年はとりたくないもんだよ、ガハハハハ」(佐野眞一『宮本常一が見た日本』243頁~244頁)

「海の子」の写真は単純に「微笑ましい」ものではないと私は感じる。あるいは「微笑ましい」とは単純な印象ではない。


宮本常一が遺した十万枚の写真は不思議な写真である。それらは写真であって、写真ではない。つまり、かなり深く意図された記録である。「記憶されたものだけが、記録に留められる」という宮本常一の有名な言葉を、佐野眞一は「記録されたものしか、記憶にとどめられない」と自分に引き寄せて解釈した。それはそれであるレベルでは充分通用しうる解釈だと思うが、記憶と記録の関係においては、それは非常に微妙な誤解だと思う。というのは、宮本常一のいう「記憶」は深いところから記録行為を促し、結果的に記録どうしを有機的に繋げるような働きをする母体あるいは地平のようなものに思われるからである。例えば、「海の子」の写真が撮られた同じ見島の宇津では、宮本は断崖にのぞむ観音堂やまるでアイヌのアフンルパルのような断崖の洞窟の写真を撮っている。「海の子」の写真は少なくともそれらの写真と一緒に、生と死の強烈なコントラストの下に見られなければならない。それらの記録としての写真を深いところでつないでいるのが宮本常一のいう「記憶」ではないか。言葉とは裏腹に、そのことに佐野眞一の体は反応している。

                   昔の大田川!?

 宇津の港から東北に少し行ったところに、観音崎という海に突き出した岬がある。…岬の上はゆるやかな草地だが、海に面したところは断崖になっており、洞窟もある。断崖の階段を下ると、赤い瓦屋根の観音堂がある。そのまわりは荒れ狂う海があるばかりである。

 観音堂に向かう階段を下りていると、さながら荒れた海にそのまま吸いこまれてゆくような感覚になり、足が思わずすくむ。波しぶきが体にかかりそうな景観は、絶景などという言葉ではとても追いつかず、この世の果てを思わせる。凄惨な美しさとでもいったらいいだろうか。観音堂の裏の断崖の上には小石を積み上げた賽の河原がある。ここを訪れた宮本は、こんな印象を記している。

「賽の河原の石積の風習は日本海岸を津軽のあたりまで分布しているが、その石積と海岸の積石塚にも何らかのかかわりあいがあるのではないかと思った。

 宇津の賽の河原の石には字の書いたものがあった。これは葬送の翌日、死者の親戚の者たちが観音堂へまいるとき、宇津の浜で石をひろって、この石に戒名をかいて納めたものだという。文字のないものは、紙に戒名を書いたものを石に貼ってそなえるのだという。その紙は風雨にさらされてなくなってゆく」

 見島調査で宮本が撮った観音堂の写真がある。「宇津の海蝕崖、洞窟があり、ここはあの世への入口になる」というキャプションが添えられている。今回の取材で、この写真が「カァ坊」の父親の北国政行さんに頼んで船に乗せてもらい、そこから撮ったものだということがわかった。(同書247頁~248頁)

 

                                 当時のその写真クリック拡大

 

               

 


見島発 イカの一夜干し風景 (^_^)v

2014年11月10日 | 日記

雨が上がり、北風が吹いてくれています。は~れた空~そ~よぐ風~......。

ほんとうはこの時期、イカの一夜干し風景で浜はうまるんですが....。

なかなかこの「風物詩」にも暖冬とか燃料高騰が影響して、本日の貴重な一枚を撮るはこびとなりました。

見島のイカの一夜干しは、『白イカ』(剣先イカ)か『ドンコ』(ミズイカもしくはアオリイカ)の二種類です。

『白イカ』は、身の分は薄いが、さっと焙り、唐辛子マヨのあたりめ風で食すと絶品です。

『ドンコ』は、分も厚く独自の甘みと歯ごたえと申し分ないが、たじない(数少ない)高級品です。

たまたま、両方の乾燥作業中の写真が撮れました。

見た目もきれいな、イカの素肌を見て味も想像して下さい。あの....たんぱく質の焼ける匂い...たまらん。

 

 

           宇津の渡船場近くで、白イカ干し作業中....上はカラス、下は猫よけの網           

         

 

 

               手間だけど、一枚一枚ていねいに脚を広げて乾燥させます。

         

 

 

                   下から近寄ると、素肌がきれいで旨味を出します。

         

 

 

                   もちもちのすべすべで....いい塩味だろうな

         

 

 

                  ほんとに白イカは、透明肌のべっぴんさんです!!

         

 

 

            こちらは、弁天荘前の浜です....北風に揺られて泳ぐ白イカさんたち

         

 

 

                     これは絵になる一枚です....どちらも

         

 

 

               本村、産業センター前の浜です....こちらはドンコを干しています。

         

 

 

            同じように....ていねいに脚をオープンしています。おなごしは大変!!

         

 

 

                       肉厚な分だけ、色が真白く見えます。

         

 

 

            近寄ると.....美味そうでカラスになりそうです!? (李下の冠の諺が)

          クリック拡大

                                                               比較:白イカの形

     両者区別:ドンコは昔のマントのように、ラインが丸いですが、右の白イカは形が縦長三角形がはっきりしています。

 

                       高い所は、蝿も猫も来ずによく乾きます。

         

 

    残念ながら今年も不漁とのことで......口にも手にも入りません。お正月、皆さんのガマンも続きます。

                                                            敬具

 

 

              


見島発 定期船 【はぎおおしま】

2014年11月09日 | 日記

定期船【おにようず】ドック入り期間中の代船【はぎおおしま】が、朝出て夕方帰る航海をしてくれています。

船員さん達には悪いが、おにようずに乗り付けていると.....はぎおおしまは、時間が長いので敬遠されがちです。

たしかにおにようずに比して、ゆったりと航海していますが、貫禄もあります。

そんな【はぎおおしま】を遠望ズームしつつ捉えた、とある日の萩から見島本村港そして宇津への出港までを紹介します。

 

                      はぎおおしま 間もなく本村港入港

         

 

                   両方の錨が、カワハギの目に見えたりもします

         

 

                 乗っている人が「ホッと」する...港内に入ったひととき

         

 

                      ゆっくり過ぎるくらいの時間経過

         

 

                         最後の入り口をくぐります

         

 

                       もう着岸です、船員の姿も見えます

         

 

 

                           宇津停泊に向けて出港

         

 

                         全体が長いようにも見えます

         

 

                              外海に出ます

         

 

                           ジーコンボ沖航行中

         

 

                    北への向かい波、乗船客も居ないのでとばします。

         

 

                              急いで帰ります

         

 

               案外と波があります....あした欠航しないでね....お疲れ様です。

     

 

         


見島発 電線で休憩の鳥たち

2014年11月08日 | 日記

 

電線音頭が流行ってた時代がありました。

 

あの頃は、見島にもスズメが多かったんですが、本土に比して珍しくなりました。

 

たまたま、夕方に捉えたチャンスです。

 

電線は鳥のためにあるような.....無くせばカラスは....来なくなるかも。           

 


 

                         ハヤブサとばかり思ってたら、仲間のチョウゲンボウのようだ

 

            

 


 

                              トビ......とんび....見島ではフルトビ

 

            

 

 

                                このシルエットは、ハシブトガラスさんかな

 

            

 

                       かれらに、柿やみかん....サツマイモと最近もかなりやられました.....。

 


 

                               こちらもわりと嫌われのムクドリさんかな

 

            

 

            初冬の電線にも.....いろいろ休憩中の鳥さん達が散見されます。ピリッとこんからいいね。

 

 

                    ◎ 熟熟余談(つらつらよだん- 本日の日めくり 四字熟語 )

 

            

                 「 品行方正 」(ひんこうほうせい) : 心や行いが正しく立派なさま。                                               

                                         ▽「品行」は行い・振る舞い・行状のこと。                                         

                                          「方正」は心や行いが、正しくきちんとしているさま。

 

       

        一年間の目標ですと                 ( 資料映像 )

 


見島発 沈む夕日風景...(立冬)(*^_^*)

2014年11月07日 | 日記

やや風は出て来ていましたが、穏やかな立冬の一日でした。

明日の天気を占うかのような、おぼろな夕日がゆっくり沈んでいきます。

ひょっとしたら、下り坂の気配がしています。

 

                                     見島ダムの向こうに沈んでいきます

            

 

 

                              近寄るとかなりもえています

            

 

 

                                   もっと近くに

            

 

 

                            ここまででどうだ.....火事じゃないよ

            

 

 

 

                             別角度で、NTTのアンテナの合間に

            

 

 

                                 近くに寄ってみます

            

 

 

                                   もう少し寄って

            

 

 

                                    まだ寄って

            

 

 

                           だんだんと早くなる.....つるべ落とし

            

 

 

                                 立冬の夕日にさようなら

            

 

  

 

                      ◎ 熟熟余談(つらつらよだん- 本日の日めくり 四字熟語 )

           

 

             「 博覧強記 」(はくらんきょうき) : 広く物事を見知って、よく覚えていること。                                           

                                     ▽「博覧」は広く書物を読んで、多くの物事を知っていること。                                 

                                      「強記」は記憶力のすぐれていること。「強」は「彊」とも書く。

 

               

                                         ( 資料映像 )

 


見島発 【昔、見島はもっと小さかった!!】

2014年11月06日 | 日記

今日も凪が続いています。すこし、曇り日和です。

見島の古きを知る「生き字引」となる方も少なくなってきて、誰に「昔の見島」のこと聞いたらいいのかになってきました。

今のうちに、語り継ぐことは残しておかないといけんと思いますが。

小学校3年の頃、理科の授業の一環で「夜光虫」をみなで見るというのがあり、当然夜の砂浜なんですが。

当時、駐在所の前から高見山の裾までずっと、砂浜を含めた磯端で、つまり普通に横浦に続く海岸でした。

特に、駐在所から今の漁協へ行く方は、砂見田の様なきれいな砂浜でした。港も一線しかありませんでした。

昔の人が出て来たら、「こんな所に港が出来チョル」ぐらいに、びっくりすると思いますね。

発電所の下の辺で石を起こすと、「うなぎの子供」10cmくらいのがけっこういました。今なら...ひともうけ...。

墓の下辺りではあさりがいたし、中学校の時は、キス釣りのゴカイやホムシがたくさん掘りました。

 

                                      見島本村港.....避難港しての長期整備で、よくなりました

                      

                  発電所前の今日の風景.....砂浜はありません  

          

八町八反は、先に述べたように貝殻がたくさん出て来ます。

埋め立てしなければ今頃は、ハマグリやアサリのほか大きめの貝などを掘る、潮干狩りの憩いの場だったかも!?

「そうだ。八町八反を元の海に戻そう」プロジェクト....萩城再構築より難しいかな!?

じゃなくて、八町八反一帯は、前出の防人が来た7世紀頃から稲作奨励のために干拓が始まったようです。

昭和の時代に、ジーコンボ周辺に潮風よけに松を植えたり、それ以前にジーコンボの墓石で【防潮堤】を構築したようです。

わたしの推測では、ジーコンボが出来る前の横浦海岸と焼却炉がある大久保海岸辺りをせき止めたと思います。

干拓用の土は、磐梯山や中山を削ってどんどん埋めていったと聞き及びます。

いろんな貝が出てくるほかに、竹や木の化石に近いものが耕作作業で出て来たりと散見されてたそうです。

防人さんたちが、守りの任務以外にも【見島の礎】を築いたのは間違いないみたいです。

というか、防人が島を治め.....使用役の見島住人も居たと言うことになると思います。

 

                上空からの八町八反近辺.....ジーコンボ周辺からせき止めた。

           

 

              見島ダムから見た八町八反の田園......防人の遺産の田んぼ群

           

さてほかに、現在の小学校と自衛隊官舎の間辺りに、【住吉神社】が存在していたようです。

この神社は漁師の崇める神様ですから、当然そこは海に近かったと言うことです。

 

           かつて海!?今日の見島小学校のグランド...校舎は建て替え中、向こうは官舎

           

赤崎旅館の下辺りとかまで潮が来ていたらしいので、中学校体育館下から発電所のぐるりも海だったのかも。

更に宇津でも、近年になって弁天荘周辺やおにようずの繋留地も砂浜だったのでかなり埋め立てています。

となると、以前の見島は【見島牛の形】をしていなかった!!......もしかして、意図的に島の形を変えられた!?

 

                        上空、牛似の見島 ( 資料映像 )

そんなわけはないか、でもかなりの範囲で見島は大きくなっていったんですよ。

将来、ずっと埋め立てていけば......萩に着く.....とか定期船要らないとか、萩城構築より難しいかな!?

 

                                                   夢の萩城もいいなあ...天守閣からの眺め

                                                 

                                                              ( 資料映像 )

                      ◎ 熟熟余談(つらつらよだん- 本日の日めくり 四字熟語 )

           

      「 呑舟之魚 」(どんしゅうのうお) : 常人をはるかに超えた才能をもつ大物。大人物。善人・悪人ともに用いる。                      

                              ▽「呑舟」は舟を飲み込むこと。舟を飲み込んでしまうほどの大きな魚の意味。

 

     

                                        ( 資料映像 )

 


見島発 【ジーコンボ】の由来諸説 (?_?)

2014年11月05日 | 日記

いい天気です!!

【小春日和】以上のカラッとして....爽やかで半袖になっても大丈夫な様相です。

見島には、ジーコンボやイクラゲのほか、カタカナで漢字のあてはまらないような地名が有ります。

しかも、語源がはっきりしていないところに、不思議な何かが秘められているみたいですが。

そんな中で、この【ジーコンボ】の由来、五つの諸説ひもといてみましょう。

             

                      横浦海岸入り口のジーコンボ古墳群の案内板

 

          

 

 一、人類北上ルート説

    台湾以南~中国沿岸~沖縄~見島以北....と言う人類史上、北上の途上に見島があり、

     台湾本島南部では、溺死者の霊を祀る墓を【ジコーボ】(地公墓)と称すところからの説。

 

 二、熊野神社の僧の説

    現在のジーコンボ古墳群東に【権現様】を祀る小さな社がある。

    古くは【熊野神社】と呼ばれ、近接の山伏寺の僧侶を【慈光坊】といい、周辺一帯の墓を【ジコウボ】と言う説。

 

 三、魂を治めるに因んだ説

    積石古墳があることから、【治魂墓】(ジコンボ)と言うようになった。

    治魂墓とは、「魂を治める小高い堤の意」であることから、地形や古墳の群在を【ジコンボ】となった説。

 

 四、先祖の墓と言う説

    見島では、お爺さんのことを【ジイコウ】(爺公)と言い、お婆さんはバアコウと呼ぶ。

    爺・婆たち先祖の眠る墓を総称して、【ジイコウボ】(爺公墓)となった説。

    ジーコンボは【姥捨山】だったと言う話しに起因する。

 

 五、防人の墓と言う説

    7世紀後半から10世紀前半にかけて、見島防衛の任に就いていた地位のある【防人】がこの地に眠っている。

    霊(魂)が眠っているに因み、【ジコンボ】(地魂墓)と呼ぶようになったと言う説。

    横浦海岸の....本土に一番近い地に眠る...志半ばの、ひょっとしたら本土帰郷のままならぬ実情だったとか、

    少しでも【故郷】に近いところで眠らせて上げたい気持ちと、祀られた方たちの【魂】は如何ばかりかとおもんばかります。

 

   

                                    ( 資料映像 )

 

さてさて、諸説......みな、根拠があるみたいですが、【真相】 ...悠久のかなたからの問いかけになるやも知れません。

                      資料 【海道の秘境 前編】から引用

 

                   むかしのひとは、こんな荒れた海をどう見てたんでしょうか

          

                             ジーコンボ前の海岸線

           

                      ◎ 熟熟余談(つらつらよだん- 本日の日めくり 四字熟語 )

           

 

 

 

      「 知行合一 」(ちこうごういつ) : 知識と行為は一体であるということ。                                                 

                             本当の知は実践を伴わなければならないということ。                                     

                            ▽王陽明が唱えた陽明学の学説。朱熹しゅきの先知後行説に対したもの。

 

  

                              下宿の萩商の奴が言ってました、毎朝礼時、校長が「質実剛健、知行合一の精神...」ばっかだと。

                                    ( 資料映像 )