見島人(Mishiman)


山口県最北端・・萩市見島の住人~ふるさと日記。

見島~「お宝埋蔵」伝説!!

2014年01月05日 | 日記

衆人周知の平氏と源氏の最後の合戦、壇ノ浦の戦いは、今は昔に遡ること、830年近く前の話である。

この戦いで平氏一門は滅亡したとある。がしかし、なんとか関門海峡を抜けて生き存えた平氏の残党がいたのである。

彼らは北に向かい、やがてやっとのおもいで見島に漂着する。

それから先繁栄したのか、要害山の福土城跡には、武将「平家貞」公の墓があるとか。

降って湧いていつごろからか彼らが所持していたお宝が、見島の何処かに密かに埋められているという内緒話が公然に。

その言い伝えとは、「朝陽差す、夕日差す大きな〇〇の樹の下」の謳い文句である。

未だに発見されたと言う話は聞かないし、掘り出そうとしたという話もないので、ひょっとしたら埋蔵ing。

知る人も語る人も少なくなったが、好機ではない。

狭く小さい島のこと、場所は特定出来そうなものだが、誰もしないのには訳がある。

と言うのも、そのお宝埋蔵に際し恐ろしい呪いをかけており、その呪縛を解くには相応の高僧が何人も必要だとか。宗教も不明だ。

さて、樹は生えてはいないのだが、島の南に立位する大きな瀬を「金島(カナジマ)」と見島では呼んでいる場所がある。

「金」が名前に付いていることからして、もしかしてだけど....とわざわざ金属探知器を持参してこっそり一帯を調査した方が居た。

いい汗はかいたが努力は実らず不発だったようだ。なかなか抜け駆けは出来ないようになっているみたいだ。

花咲爺さんのポチが生まれる300年も前の話だが、ひょっとして、その時代の宝をポチは掘り出したのかも?

金属探知器よりポチの方が利口だった!!

島には猫が多いが、ポチと名前を付けてもダメかな?と思う。おそらく、ひょっともしないのは確実だ。

謎と夢、ミステリアスロマン、人の欲以外のなにものでもない。希望やぞくぞする期待感があるからこそお宝伝説って興味は尽きない。

 

                          はたして真相や如何に!?(モグラに聞いた方が早い)

 

                          

   「金 島」    陸からは、関取の顔にも見える                   北灯台          福土城があった要害山

                                   ※写真クリック拡大