山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

八重ざくらとフジが満開となった

2021-04-14 22:02:46 | 風景

 畑の隣にある八重桜「松月」が満開となった。有名な「関山」は華麗・壮絶な桃色だが、「松月」はほんのりしたピンクの控えめさがいい。ヒヨドリが蜜を吸いに来る。他の鳥が来ると鋭い声を荒げて追い払ってしまう。

    

 近所のしだれザクラも殺風景だった川沿いに潤いを与えてくれている。その色もだんだん白っぽくなってきて花も散り始めている。このさりげない風景を愛でる人はどれくらいいるだろうか。それだけの人間が住んでもいない。ただ、幕末にやってきた外国人がジャパンの都会・地方の隅ずみまで花があることで、田園国家・園芸国家と称賛したような名残がここにある。

 

    

 わが家の庭のフジ「カピタン」もいよいよ開花してきた。つい先週はヤブツバキが満開だった後に選手交代を約束しているようだ。この自然な間合いが素晴らしい。ツバキとフジとの優しい競合は人間には調和にしか見えない。

 福島原発の処理水を海洋に流すのが決まった。福島から東京にも電気を供給してきたわけだから、本当は東京湾に処理水を流すべきではないだろうか。福島は東京の後始末を未だ担っているわけだ。故郷にいまだ帰れない人が少なくないという現実はすっかり風化してしまっている。

 また、コロナ疲れを隠れ蓑にお笑いグルメやバラエティで憂さを晴らすマスメディアの無責任が甚だしい。 

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