キュウリの収穫もピークは過ぎたこの頃、そんなとき、どうどうと登場したのが「枝豆」だった。いつもだと、カメムシやアナグマの餌食になってしまっていたが、今回は柵や防虫網の効果もあり着実な収穫が始まった。さっそく、枝豆の両端を切り取って塩茹でする。食べ出すと止まらくなり、ついに主食のキュウリの座を奪った。
それでも、キュウリの塩麹漬けや味噌・出汁漬けはいまだ副食には欠かせない。酷暑が続くとつい米食がおろそかになるこの頃だ。枝豆を食べる文化として1990年代に「アジア特有の新作物」として紹介されるや2000年代に入ると世界の健康食品ブームから「EDAMAME」が認知されていく。
とはいえ、国内の枝豆生産量は7万t、輸入量は6万tという現状だ。鮮度が命というので冷凍保存で輸入される。江戸のファストフード「枝豆」はついに世界へと広まった。
先週あたりから、ヒグラシが鳴くようになった。風もどことなく秋に向かっている気配もある。そうして、二度目のワクチンを明後日にやることになっている。コロナ感染者は全国累計で95万人、死亡者数は15000人となった。一日の感染者4000人を記録した東京は、ここ7日間連続で2000人となっている(8/2現在)。政府は今までの対応の失敗を認めていない。