目を酷使したのか、メガネが合わないのか、目が疲れるこの頃、視力が落ちてきているのは間違いない。今まではテレビの文字がメガネなしで見えていたのが今は老眼鏡なしでは見えなくなってきた。
目の疲れで寝坊ができる正月がチャンスでもある。遅い朝食にとりあえずのおせち料理が待っていた。大根と栗は畑からの自家製だ。
定番の雑煮がいつもと違う時間が来たことを告知する。とはいえ、新たな心の抱負が用意できていないことをおもいしらされる。
「光陰矢の如し」。時間がどしどし過ぎていくのを実感する。それについていけないのはやはり加齢のせいか。ゆっくり流れる田舎の時間の割には、画面から流れるお笑いのテンポの速さ。高齢者とは置き去りにされることかもしれない。
それと格闘できることが若さなのだろうか。餅をほお張りながらそんなことがよぎる。おっと、喉に詰まらないように食べなきゃね。