昨日までのインターネットはADSLだった。しょっちゅう回線が切れたり、かなり遅かったり、おまけにアドレスが出回りフィッシング詐欺メールにひっかかりかけたり、散々だった。しかも、地域の光回線工事の情報がなくていろいろ問い合わせた結果、やっと回線工事に至ったというわけだ。ネット社会だというのにもっと行政も後押ししてほしいところだ。過疎を乗り越えるにはIT利用は必須の課題のはずだが、相も変わらず動きが皆無としか思えない。
さっそく、NTT工事関係者がやってきて屋根に上り、電柱から光ケーブルを引き込み、電話回線とは別のケーブルを設置する。道路側では、工事車が長いケーブルを本線につないでいく。作業者は3人だった。2時間足らずで工事は終了した。(イラストは「楽天ひかり」から)
工事は終了したが、そこから自分でインターネットにつなげる方法が難航。業者やプロバイダーからの解説も丁寧ではなく、これもいろいろ調べてなんとかつながったようだが確信がない。まずはスピードが速くなったのは確かだ。
政治家の時代感覚の古さがネット環境を停滞させているように見えてしょうがない。世界の先端にいた日本が遅れ続け、結局のところ、Microsoftやグーグルなしにはパソコンもスマホも起動できない仕組みに落とし込められている。そんな余波を感じ入るやっとの光回線工事でもあった。