チョウ・ユンファ（周潤發）は『パイレーツ・オブ・カリビアン
/ワールド・エンド』のＰＲのため夫人ジャスミンさんとともに
ディズニーランドの新アトラクション「魔盜王探險世界」を訪
れた。
《パイレーツ～》は世界的で人気を博したシリーズ。
集まったマスコミに本作もヒットすると思うかと聞かれ
「主役じゃないから・ジョニー・デップに聞いてよ。
僕は海賊に扮して海賊船に乗っただけだからね。
ただ”搭沉船（周囲に災いをもとらす不運な人）”にはなりた
くないね！」
また6000万香港ドルを記録しているチャウ・シンチー
（周星馳）の『カンフーハッスル』を抜くことは望んでいないと
も。「5000万ドルでいいんじゃない。人を傷つけるのはよくな
いよ。（抜いてしまったら）星仔の《長江七號》（夏休み公開）
にプレッシャーがかかるでしょ。でも本当は競争がなくては
進歩はないんだけどね」
またチケットが通常より高いことについて
「15ドル高いのはチョウ・ユンファを見るためさ（笑）。
（ではなくて）『スパイダーマン３』が10ドル高いのは上映時
間が長いからでしょ。この作品は２時間50分とさらに長い
からだよ。前売り券も売れていて満足している」
また發哥はストーリーについてうっかり漏らしてしまった。
（↓ネタバレなので読みたい方はドラッグしてください）
「東インド会社に大砲で撃たれて死んでしまうんだ。
キーラ・ナイトレイに船長を変わってくれるように頼み
鍵を託すシーンで誤って鬚を抜いてしまったんだよ」
と撮影現場を思い出し笑いながら撮影秘話を語った。
海賊に扮した特殊メイクについて
「まぶたから口まで長い傷痕などメイクには毎日2.3時
間を費やした。眼球の傷あとは傷ついたコンタクレン
ズを入れたけど、レンズはすぐ動いてしまうからスタッ
フが向きを直さなければならなかったんだ。あと入れ
歯も煙草のヤニと銀歯、２種類作ったんだ。だから
セリフがうまくいえなかったね。後日、アフレコは香港で
おこなった。このとき、監督はアメリカにいて遠隔操作で
アフレコの様子を確認して指示を出していた。音はアメ
リカに持ち込まれポスプロが行われたんだ」。
共演したジョニー・デップについて
「役に入り込んでいくタイプだったね。はじめて会ったのは彼の
トレーラーだったけど、なかは船室と同じようにしていて、水煙
草を置き、インドのお香が焚いていた。話していても実際の
ジョニデなのか、役作りなのかよくわからなかったよ」
（文匯報・明報等から抜粋 2007/05/08）
役づくりについて語った
後日の記事はこちら
★香港ディズニーランドでは公開に合わせて
5/3～6/30まで海賊パレード参加、海賊生活、海賊戦法の
習得など体験できるらしい。ちょっと面白そう。
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