ジョン・ウー(呉宇森)監督は昨日、台湾で開催中の国際知名コンピューター
ソフト発表会に出席。
今まで《赤壁之戦》と報じられてきたジョン・ウー監督の新作のタイトルが
《赤壁》となったことがあきらかになった。”戦い”だけなく周瑜と諸葛亮
ら歴史的人物を描くためだ。しかし戦争シーンが作品の重要なポイントとな
ることには変わりない。監督はハリウッド「トロイ」を超える作品にしたい
と考えている。
《赤壁》の配役は周潤發が周瑜、梁朝偉が諸葛亮、林志玲が小喬、鄒兆龍が
趙子龍、そして張震は孫權を演じる。
今回、監督は台湾にいない林志玲とは会うことはできなかったが、張震と会
食した。張震が若く外見、演技も申し分なく孫權を演じるにはぴったりだ
と感じた。監督は役者に対して特殊な要求はしないが、乗馬の訓練は必須。
李安監督、楊紫瓊も現在台灣に滞在中だが、お互い多忙で会う時間がない。
ジョン・ウー監督は今日台湾から北京に移動し《赤壁》の脚本の準備やロケ
ハンを行う。本作品は来年3月クランクイン、再来年のカンヌを目指す。
(新浪娯楽 2006/06/07)