マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

励まし

2006-09-18 18:29:41 | 教会の風景
W先生が礼拝説教をしてくださった。
聖書の二箇所からお話くださった。

まずは使徒の働き16:1-5。
信仰の励ましということだった。
パウロは、ルステラという町でテモテという弟子を伝道旅行に加えた。
神様に仕えていく中で、仲間の存在は非常に大きい。
パウロほど献身的で熱烈な信者であっても、ひとりで行動しようとはしなかった。
ともに協力し、様々な経験を共有する仲間を大切にした。
そんな信仰を同じくする仲間の間で、信仰の励ましが起こる。
ここではテモテという弟子が、仲間、弟子として登場する。

W先生は、8月にタイへ行ってきた時の報告をしてくださった。
今回、東村山教会のK君もその旅に参加した。
W先生とK君も含めて5人がタイへ行ってきた。
本人たちはくあまり感じていなかったかもっしれないが、それはちょうどテモテのような存在だったわけである。

また現地の教会やエイズ孤児を受け入れる施設の子供たちからも励まされたそうだ。
与える側と受ける側の明確な境界線はない。
日本から訪ねた人も、タイで歓迎してくれた人も、交流することでお互いが力づけられた。

「こうして諸教会は、その信仰を強められ、日ごとに人数を増して行った。」(16:5)

もう一つの箇所は、ルカの福音書15:11-32。
ここは「放蕩息子のたとえ話」として知られる。
自分勝手に家を飛び出して、財産を使い果たして帰宅する息子を迎え入れる父親の様子を描写している。
父親の姿に、神様の心の広さ、愛を見出すことができる。
神様が私たちに抱いている思いの深さを感じることができる。

私自身が聞いていて、とても教えられ励まされた。
今回W先生が来てくださったこと自体が、聖書の説教の裏付けでもあった。

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