マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

アドベント

2016-11-28 21:23:30 | 教会の風景
今年もアドベントを迎えました。
このクリスマスシーズン、神の御子イエスさまのご降誕を心に留めて過ごして参ります。

また、私たちの教会にとっては、新たな出発をして初めてのクリスマスになります。
もうすぐ一年ということも、私自身の中で悲喜こもごもといろいろな思いが行き交うところです。

ちなみに、私たちの教会のクリスマス礼拝は下記の日時で執り行います。
会場のスペースの都合上、あまり多くの方々をお招きできないのが残念ですが、このブログをご覧になって関心をお持ちになった方は事前にお問い合わせください。

東村山聖書教会 クリスマス礼拝
2016年12月25日(日)10:30~11:45
クリスマスにちなんだ讃美歌・聖書・聖歌隊の合唱・牧師の説教などで構成されたプログラムになります。

問合せ先
hmbch2016*yahoo.co.jp <*には@が入ります>
東村山聖書教会 牧師 天野孝則 まで




さて、少々長くなりますが、過去の礼拝説教のあらすじも掲載しておきます。
旧約聖書からの講解の続きです。

2016年10月 ヨシュア記17-18章
 ヨセフ族は、(17:14)「主が今まで私を祝福されたので、私は数の多い民になりました」とヨシュアに申し出て、割り当て地の不足を訴えた。ヨシュアへの(14)「あなたはなぜ」と「ただ一つ」と表現される訴えには、切実さを伴う強い感情が垣間見える。一方、ヨシュアの返答は、ヨセフ族の多さを理由に新たな土地の開拓、「切り開きなさい」と命じるものだった(15)。それでもヨセフ族は引き下がらず、今度はカナンの原住民の戦力、鉄の戦車を理由にした(16)。ヨシュアは、主の祝福を受けて人口の増加したヨセフ族に『大きな力を持っている』(17)、「強いのだから」(18)と激励し、イスラエルの民の中での役割の重さを語った。私たちにとっても、主の祝福を受けることは、ますます福音宣教においての役割や責任を担うことにもつながるだろう。
 教会と宣教とについて考えたい。教会も危機や停滞を経験する。どのように考えるべきだろうか。18章でイスラエルの全会衆が『シロに集まった』と伝えられる(1)。その時に「会見の天幕を建てた」。これまでカナンの地に入ってから本拠地はギルガルに置かれていたが、会見の天幕がシロへと移された。主を中心とした、約束の地への定住の時代を迎える。ところが、実際には未だ七部族の相続地が割り当てられていなかった(2)。ヨシュアは「いつまで延ばしているのか」と、民の怠慢、気落ち、ためらいの態度を指摘した。主の約束がありながら行動しないのを信仰の問題として取り扱っている。ここでヨシュアの指導者としての思いやりと知恵も見ることができる。民の行動を促すように、具体的で現実的な提案をした。各部族から三名ずつを選び、派遣し、その調査に基づいて割り当てのくじ引きをするというものだった。教会の宣教も、ふさわしい指導と相互の協力があってこそ進んでいくものであろう。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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穏やかな昼下がり

2016-11-28 11:42:19 | 神学校・講座
土曜日の午後は、予定どおり賛美礼拝が行われました。
幸いにも、この日は穏やかな天候に恵まれ、各地からお集まりの多くの方々ともご一緒できて、喜ばしい礼拝の時を過ごしました。





主がお与えくださったかけがえのない救いを喜び、その救いを受けた幸いを感謝して、賛美をささげました。

私にとっては、聖歌隊の奉仕を含め、その他諸々の準備や運営も無事に進んでホッとしています。
また、奉仕教会でも、この日を覚えて祈ってくださったり、足を運んでくださる方々もいて、それも感謝したことでした。

これで神学校の二つの行事が無事に終了しました。

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聞き手

2016-11-18 00:39:41 | 最近の読書
『共に生きる生活』ディートリッヒ・ボンヘッファー著 / 森野善右衛門訳 新教出版社 2014 より

Ⅴ 罪の告白と主の晩餐
179ページ
「…イエスの十字架の下に生きている人、またイエスの十字架においてすべての人間と自分の心の中にある最も深い無神性を知った人、そのような人にとってはもはやどんな罪でも無関係なものはない。イエスを十字架にかけた自分の罪の恐ろしさに一たび驚愕した者は、もはや兄弟のどんなに深刻な罪にも驚くことはない。彼はイエスの十字架から人間の心を知る、人間の心が罪と弱さの中でどれほど完全に失われているか、罪の道にどれほど迷い込んでいるか、またそれが恵みと憐れみの中でどのように受け入れられているかを知る。ただ十字架の下にいる兄弟だけが、私の罪の告白を聞くことができる。人生経験ではなく十字架経験が罪の告白の聞き手を造る。…」


今日、この本を読んでいて、心に留まったところです。
ひとりの罪人に過ぎない私を、主がどんなに憐れんでくださっているのかを思い巡らしています。

明日は神学校の「祈りの日」とされていますので、学びの手を止めて、祈り静まって過ごします。

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準備

2016-11-14 22:55:01 | 教会の風景
昨日も幸いな礼拝となりました。
集まった方々と共に賛美と祈りをささげ、聖書のことばを聴くことで静まりました。
小さな集いではありますが、主がお守りくださって、各々が落ち着いて集まれていることは本当に喜ばしいことです。
一方で、それぞれの事情で集うことが難しい方々もいらっしゃいますので、祈りのうちに覚えているところでもあります。

ところで、昨日は遠方より訪ねてくれた友人も。
このように訪ねてくれる友人があるのもうれしいことでして、昼食も一緒にし、楽しい時間を過ごしました。

あと、夕方は妻がクリスマスツリーを準備するのをお手伝い。
ツリーは、帰国する宣教師さんから譲り受けたものです。
英会話教室の生徒さんたちも楽しみにしているようです。
とりあえず、昨日は組み立てと電飾の一部をセットしたところまでです。



今年もクリスマスが近づいて、教会では少しずつですが準備を進めています。
聖歌隊は練習を重ねています。
教会でのクリスマス礼拝とキャロリングとして老人ホームで歌う予定。
今年のクリスマスも、神の御子イエスさまのご降誕を心から喜び祝う時として準備していきたいと思っています。


さて、記録のために礼拝説教(旧約聖書の講解説教の分)のあらすじも最後に掲載しておきます。
2016年9月 ヨシュア記15-16章
 神の約束と信仰者の歩みの実際という観点から考えたい。(15:1)「ユダ族の諸氏族がくじで割り当てられた地」とある。(13:6)で主がヨシュアに命じていた方法であって、その決定に主のみこころが反映される。(箴言16:33)にも「…そのすべての決定は、主から来る」と言われる。一切が主の計画と支配の下に置かれていることを思う。一方、カレブは、ヨシュアから承認されたヘブロンを攻略し、さらにはデビルの町にも侵攻した。その際、カレブは娘アクサを褒賞とした。結局、弟オテニエルが手柄を立て、オテニエルはアクサを(15:18)「そそのかして」カレブから泉も手に入れた。なお、王を倒した(12:10)はずのエルサレムについて、(15:63)「ユダ族は、エルサレムの住民エブス人を『追い払うことができなかった』」と伝えられる。神の約束が実現していく上で、それぞれの思惑を持った人間の営みが見られる。また、後の時代まで待たなければならないこともあった。
 スポーツでゴールを意識することは当然だが、信仰者にも目指すべき目標がある。私たちには御国を待ち望む信仰があるだろうか。イスラエルの民、その中のヨセフ族も、カナンに相続地を受けるためにここまで来た。ヨシュア記16章にはヨセフ族への相続地のことが記されている。割り当てのくじの決定には主のみこころが反映され、ヨセフ族も『相続地を受けた』(16:4)。ところが、ヨセフ族もその相続地からカナン人を完全に追い払うことができなかった(16:10)。それは主の命じていたことに反し(申命記7:2-6)、主の民の信仰上の「落とし穴」になる(ヨシュア記23:11-13)。ツェロフハデの娘たちの記事からも、主が備えられた地をみこころにかなう仕方で所有することを考えさせられる。今を生きる私たちも、キリストにあって御国を受け継ぐ(エペソ1:11;Ⅰペテロ 1:3,4 等)者としてふさわしく歩みたい。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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オープン・ディ

2016-11-05 22:31:37 | 神学校・講座
今日は、現在学んでいる神学校のオープン・ディでした。
来年度の入学(入会)を考えていらっしゃる方々や日頃から神学校のことを心にかけて支援してくださっている方々が訪ねてくださいました。
そして、授業を体験したり、礼拝をご一緒しました。

あと、昨年から昼食の提供と交わりの時間の設定をしています。
今年もNさんが腕をふるってスープリゾットを用意してくださいました。
たくさんの方々がゆっくりと交わりの時間を持つことができました。


みなさんが食堂に集まり始める前に...


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