マイペースで行こう

キリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、19年目に入りました。

JSU Book Club

2024-12-05 14:36:48 | 最近の読書
キリスト教書籍を扱ったオンライン読書会のご紹介です。

このサイトでキリスト教書籍の朗読音声を提供しています。
読書会をまとめる代表者が登録すれば、無料で利用できます(書籍は各自で購入)。
興味深い書籍がラインナップされていて、随時追加されています。

それぞれ書籍を手にしながら、一緒に朗読を聴いて、その内容の感想、疑問や意見などをグループで分かち合います。そうすることで、お互いに理解が深まることでしょう。
一人でじっくり読むのも良いですが… 数人程度のグループで分かち合う場があることで、自分の理解も整理されるでしょうし、一冊の本を丁寧に読み進める助けにもなることでしょう。

私自身、今、このサイトを利用して、二つのオンライン読書会のグループに参加しています。ひとりで読むのとは違った味わいがあります。参加者の皆さんとの対話を通して教えられたり、より印象に残ることも体験し、実感しています。


今日も最後に音楽はいかがでしょう
Good Christian Men, Rejoice / Phillip Keveren  "Fireside Christmas"より

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希望を抱いて

2024-12-02 17:43:30 | 教会の風景
今年もアドベント(待降節)を迎えました。
日曜の礼拝プログラムをはじめ、教会の内装もクリスマス仕様になります。そして、それぞれの教会で、あるいは地域の教会で協力して、多くの特別行事が開かれます。
それでこの時期には、クリスマスだからということで、教会を訪ねる方々もいらっしゃいます。キリストのご降誕を祝い、神の救いを喜ぶクリスマスを多くの方々に味わって頂けたら…と私も願っています。

さて、昨日の礼拝では、アドベントの「キリストを待ち望む」ということから、「希望」を抱くことを聖書から教えられました。
キリストは、すでに一度この世に来られて、十字架の贖いを成し遂げられました。やがてキリストが再び来られるとき、神の壮大な救いの計画が完成します。新天新地、平和な世界が訪れます。
今、私たちには平穏無事な日常もありますが、この世界を見渡すならば痛ましく悲惨な現実もあります。平和が訪れるようにとの祈りや奉仕は続くものの、状況に進展が見られず、倦み疲れてしまいかねません。ですから、希望を見失わないことが大切です。

この待降節を… 
キリストが私たちにもたらした希望を抱いて過ごしたいです。

The First Noel / Phillip Keveren  "Fireside Christmas"より

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和解のために

2024-11-28 07:33:00 | 神学校・講座
先日、貴重なお話を聴く機会がありました。
元戦争捕虜の方々の心の癒しと和解のために活動しておられる恵子・ホームズさんの講演です。
恵子・ホームズさんはアガペ・ワールドを創設して、献身的に活動を続けていらっしゃいます。
アガペ・ワールドのサイト
Agape World - Homepage

Agape World - Homepage

Welcome to the homepage of Agape World 日英2ヶ国語対応したアガペ・ワールドのホームページへようこそ

 

お話を伺って私の印象に残ったのは…
まずは、恵子さんの意志と行動力です。
ご本人は、神に促されてのことだとおっしゃいます。ただ、元戦争捕虜の根深い心の問題に向き合うこと自体、並大抵のことではありません。また、様々な思想や政治的な絡みも出てくることです。そういう条件の中で地道に活動を続けておられることに感銘を受けました。

そしてもう一つは、恵子さんの活動を通じて、元戦争捕虜の英国人の方々の心が変えられていったということです。
初めは拒否していた人々も…
恵子さんが根気よく向き合い続けることで次第にその怒りや憎しみから解放されて、赦しと親密さへと導かれていったそうです。
その方々の写真とともにお話してくださいました。
近影(もしくは晩年のご様子)が伝える朗らかなその表情は、かつての憎しみが過ぎ去った、何よりの証だと思います。

このように神の愛がひとりの人の心を動かして、人々に心の癒しと和解をもたらしてきました。
私自身も深く考えさせられ、励まされ、触発される機会になりました。




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Go Light Your World

2024-11-24 19:36:00 | 教会の風景
今日も教会で一日を過ごしました。
午前中に2回の礼拝、午後は「ゆりの会」に参加。

この教会は、教会暦(The Revised Common Lectionary)を用いて、聖書朗読や説教等の礼拝プログラムを構成しています。
教会暦では最終週です。
来週からアドベント(待降節)に入り、新しい一年のサイクルが始まります。

最終週のテーマは王なるキリストです。
旧約聖書サムエル記第二23章から、平和をもたらす義なる王についてお話ししました。

イスラエルの神は仰せられた。
イスラエルの岩は私に語られた。
『義をもって人を治める者、
 神を恐れて治める者。
 その者は、太陽が昇る朝の光、
 雲一つない朝の光のようだ。
 雨の後に、地の若草を照らす光のようだ。』
まことに私の家は、このように神とともにある。神が永遠の契約を私と立てられたからだ。それは、すべてのことにおいて備えられ、また守られる。神は、私の救いと願いを、すべて育んでくださるではないか。
(サムエル記第二23:3c-5)

神がダビデに告げたことば、その回想からの告白。
『…』で、来るべきメシア、キリストの統治を朝日の輝き、光にたとえています。
世界に平和をもたらす光です。

そのような説教をした後…
午後の「ゆりの会」の交わりで、クリスマスカードを作りました。
人生の先輩、大先輩の仲間に入れてもらいまして…
いろいろなお話をしながら、クラフトを楽しみました。



光…
キャンドル…と来まして、この一曲をどうぞ。

Go Light Your World





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人と会う機会

2024-11-16 13:58:00 | 教会の風景




今週は特に、いろいろな方々と会ってお話しする機会が多くありました。

オンラインだけでなく対面でも。一緒に学んだり、また大切な打ち合わせもありましたし、ランチタイムをご一緒したり、コーヒーや紅茶を飲みながらの談笑も。

ただ、どの集まりも自然体で和やかでした。その輪の中に加わっている方々の思いやりや思慮深さを私は感じていました。

昨今、この世界の、私たちの社会の様々な歪みや痛みを思わぬ日はありません。対立や不和があちらこちらに見受けられます。

ですが、私たちが何かを成し遂げたり、学んだり、助けられたり、慰められたり、癒されていくのも、周りの人との健全な関係性の中で着実に起きることです。様々な出会いの中で、私もそういう存在でいられたら…と願う日々です。

心落ち着く音楽もどうぞ。
Piano Dreaming / Phillip Keveren Music





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