マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

いよいよ来週から

2006-03-30 23:14:03 | 豊橋での日々/帰省
豊橋滞在もあとわずか。
今日は昼前からお出かけ。銀行や郵便局、豊橋駅などで所用を済ませた。以外に雑事で時間を取られてしまった。でも、豊橋で済ませるべき用事は一応済ませることができて一安心。
滞在中の豊橋教会のゲストルームに戻り、しばし静かな時間を過ごす。いよいよ今度の日曜日から礼拝説教の務めが始まる。説教の箇所は創世記から順番に進めていくことにした。今日は創世記1章を学んだ。「初めに、神が天と地を創造した。」の一節が私自身にどれほど関わりがあるかを味わった。創造主がおられる。この世界、私自身も含めてすべてが神様の計画の下で造られた。偶然ではない。無意味ではない。だから、生きる喜び、支えられている平安、困難に向かう勇気や周囲の人々との関わりの大切さを実感できる。聖書の示すこの真理は重大だ。どんな風にそれを伝えたら良いだろうか?ほんの短い時間ではまとめられない。日曜日までにさらに静かな時間を確保したい。
妻はまだ東村山へ行く実感がしないそうだ。無理もない。彼女は火曜日まで仕事をしていた。しかも、まだやり残している仕事があるとかで明日もオフィスに行くとの事。友達と会う約束もこなしながら忙しく仕事もしてきた。常に忙しくしているのが性分のようだ。
私は一足先に東村山モードに切り替わった。おそらく来週からは今までほどのんびりペースではいかないだろう。でも新しい生活の中で主が何をなされるのか楽しみにしている。主よ、あなたのご計画に沿って万事進められますように。

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身の回りの変化

2006-03-29 01:12:32 | 豊橋での日々/帰省
今日は午後から豊橋市内、福岡町の実家に行った。といっても今年ちょうど家を建て直すということで、私が生まれ育った思い出の家は、すでに跡形も無くなっていた。更地になって広々とした敷地を見渡した。両親と妹と祖母は、同じ敷地内で隣に建つワンルームアパートの二部屋に分かれて生活している。妹は5月の結婚まで期間限定での窮屈な生活。当初は妹の結婚に間に合わせて新築したかったが、家族そろってマイペースでのんびりのため、こういう事態になってしまったわけである。
2時に母と二人で豊母の実家、前芝の祖母に会いに行き、お茶を飲みながら話をする。元気そうで何よりだった。子供の頃よく遊びに来ていた。しかし、ちょうど中学生の頃、教会へ通い出した頃と重なるが、自然と足が遠のいた。
もう何年も前だが、前芝の祖母がぽつりと「あの頃が一番楽しかったのん。」と言うのを聞いたことがある。私の中でも、祖母に連れられて近くの田んぼや水路で魚とりをしたのは、懐かしくて忘れられない大切な思い出である。あれから20年くらい経っているのを思うとなんだか懐かしいと同時に寂しいような感覚を覚えた。
その後もう一度、福岡町のアパートに戻った。しばらく母と妹と楽しく話をした。この3人で話をするのも随分久しぶりのことだ。この前のスーパーリーグのファイナルの話や千葉に住んでいる弟の話などで会話が弾んだ。
そして帰る前に今度は福岡町の祖母に会った。実は長年住み慣れた家を取り壊したことで、少なからず精神的にショックを受けてしまったようだ。もともと同じことばかり話したり、今さっきまでのことを忘れてしまうという症状が出ていた。またいろんな妄想が頭を行巡り、とんでもない作り話と現実が入り交じってしまうということもある。それだけでも同居している家族にはストレスだが、さらに困ったことになった。
今回の引越でそれがさらにエスカレートしてしまったようだ。有りもしないことを突然言い出したりしたそう。たとえば母に向かって「離婚して、あの土地を売ってしまうの?」と尋ねたとか。
今日私が会った時は少し落ち着いていた。自分でも「少し前までおばあちゃんはおかしかったんだよ。あの家を壊す時、誰かが私の物を持って行ってしまっただよ。だいたい誰かは分かっているけど…。大事にしていたあの布団(とは言っても、もう長いこと使っていなかったらしいし、使える状態ではなくなっていた)が捨てられて…私の物ばかり全部捨てられて…」と言っていた。
どうやらまだ気持ちの整理がつかないでいるみたい。
それでも私が東京に行くことはきちんと把握できている。しかも「お兄ちゃんまで行っちゃうとわしは寂しいなぁ。すぐ帰って来るかん?」としきりに尋ねてくる。まわりには多分に迷惑をかけているとはいえ、私にはかけがえのない大切な祖母である。随分かわいがってもらったことを今更ながら有り難いと思う。しかし、今の祖母を思うと昔が懐かしくなり、また何とも言えない寂しさを一人覚えた。あの頃の祖母に戻ってくれたらいいのに…。
帰りの車、一人運転しながら、祖母のことを思っていたら涙が込み上げてきた。また行く末を案じて祖母のために祈らずにはおられなかった。「主よ、お救い下さい。私の家族を憐れんで下さい。」
今まで私はつくづく家族に支えられてきたことを思う。それに引き換え自分がどれだけ役に立っているかを思うと情けなくなる。せめて家族の幸せを祈り、機会をとらえて自分のできることをしていきたいと思う。また、自分が信じた神様、イエス様を知ってもらえるような生き方をしたい。

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派遣式

2006-03-26 19:23:24 | 教会の風景
昨晩から東村山へ来ている。久しぶりの我が家。
今朝は教団本部のある東京教会で礼拝に出席した。東村山教会の兄弟姉妹も参加しての合同礼拝だった。
礼拝の説教では、イエス様が選んで下さったこと、イエス様の備えがあること、その上で遣わされることを12弟子の派遣の聖書の記事から教えて頂いた。あらためて自分の召命について考える機会だった。
礼拝後、派遣式が行われた。教団代表A先生の司式のもと、厳かな雰囲気で進められた。途中、A先生も私たち夫婦も感極まり、会場から感動しすすり泣く声も聞こえてきた。
先生方、長老の方々に手を置いて祈って頂いた。
自分に与えられた責任の重さを肌で感じた一時であった。牧師としてはもちろん一人の人間としても経験の乏しい未熟な私だが、いろいろ勉強させて頂きながら成長して行きたい。


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来客

2006-03-25 02:50:00 | 豊橋での日々/帰省
引越しを終えて、豊橋に戻ってから来客続きである。
有り難い話ではあるが、東京に行ってしまう前に一度会いましょう、と言って下さる方が多い。二週間の間に一体何人の人に会うのだろう?
昨日は、高校時代からの友人、K君ファミリーとランチを楽しんだ。彼らが豊田からわざわざたずねて来てくれた。私たちは今豊橋教会のゲストルームに滞在しているので、そこで食事をしながら話をした。私たちの間ではお馴染みの店、オリーブガーデンでピザとケーキを注文してテイクアウトした。
今回は昨年のクリスマスに生まれたNちゃんを連れてきてくれた。初お目見えである。どちらかというと奥さん似かなとも思うが、K君にも雰囲気が似ている。かわいい。本当に大事にされていることがこちらにも伝わってくる。Nちゃんの表情と発声の仕方が豊かである。元気に大きくなってくれることを祈らずにはいられない。K君夫妻が持参したアルバムに寄せ書きのページがあり、私たち夫婦も一筆加えさせて頂いた。記念写真も忘れずに撮った。2時間半ほどがあっという間に過ぎた。
夕方はTさんファミリーのお宅に呼ばれて夕食をご馳走になった。中華のメニューだった。奥さん、Sさんの手料理で非常においしかった。レストラン顔負けである。Tさんのトークも静かでありながら面白い。短い時間だったがとてもよい時を過ごさせていただいた。
ちょうどその時間、東京からI君到着。妻のいとこのYちゃんも浜松から到着。Tさん宅を出て、まだ食事をしていない二人を連れてカッパ寿しへ。二人とも見ていて気持ちのいいほど食べっぷりがいい。カッパを出てからジャスコ南店へショッピング。
その後は、豊橋教会へ。木曜の夜は祈祷会が開かれている。今回、私たち夫婦はこのお客さんの接待優先でお休みした。また、すでに壮行会も開いていただいたということもある。その祈祷会が終わった後に残っている人がいた。I君がトランプの手品を見てもらいたいというのでギャラリーになってもらった。確かに見てもらいたいというだけあって、様になっていた。教会に来ている家族の子供たちもその場にいたので、I君も満足そうだった。その勢いが、彼も宿泊するゲストルームで続いた。結局、深夜1時ころまで手品とトークが続いた。さすが2時頃にはみんな疲れて休んだが。
豊橋での生活もあと残り1週間。どんな時間を過ごすのだろう?
あらためて自分たちが良い仲間に恵まれていることを実感している。感謝。

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集合

2006-03-21 23:25:07 | 豊橋での日々/帰省
私の妻のいとこを中心に、おじさんやおばさん、甥や姪が集まった。豊橋の教会を会場として使わせていただいた。今回集まったのは約30人。これでもまだ半分にも満たない。私も初めて妻の親戚の集まりに参加したときは圧倒された。もともと自分の親戚は少なく、一部を除いて付き合いもそれほど深くはなかったので、冠婚葬祭以外でこれだけの数の親族が集まるのには驚いた。
いっしょに食事をしたり、話をしたり、卓球をする人もいれば、いっしょにゲームに夢中になっている人もいる。それぞれ自由に楽しく過ごしていた。妻のいとこの中にスウェーデン人J君と結婚したSちゃんがいる。今回はそのスウェーデン人のご主人もいっしょに参加してくれた。彼は日本語が上手なので気兼ねなく話ができた。初めて会ったがすぐに親しくなれた。昼間、彼がリサイクルショップに行きたいというので3件くらい市内のリサイクルショップをいっしょに回った。どうやら楽しんでもらえたらしい。よかった。
夕食は弁当を注文し、テーブルを囲んでおしゃべりを楽しみながら食事をした。食事も終わり、落ち着いたところでプレゼントの時間。まずは今回スウェーデンから日本に来たJ君&Sちゃん夫妻に結婚のお祝い。そして遅ればせながら、私の妻の弟T君&Aさん夫妻にも。「それでは、皆さんありがとうございました」・・・で終わると思いきや、実はまたしてもサプライズ!「Mさん、A君、前へどうぞ・・・」私たち夫婦にもプレゼントが用意されていた。実は今回の集まりの企画の段階で、これを狙っていたとのこと。私の妻もまさかの予想外の展開に戸惑う。今回の集まりの趣旨は、二組のカップルの結婚のお祝いだと聞いていたので、その上でいろいろ準備していたがこういう展開になるとは思いもよらなかったに違いない。
Kファミリーの集合がかかると何かが起こる!?

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