鷹泊 昭和30年代

いまは超過疎地になった北海道深川市鷹泊 自然にめぐまれたその地で昭和30年代を過ごした自分がその当時を思い出してみた

二号沢は山の恵みの宝庫だった

2008年02月25日 | Weblog
知呂布橋の手前の小道を右奥に進んでいくと、二号沢ということになる。昔は沢沿いに田畑があったが、今はどうなったのだろうか。その道の周りでは、秋には山葡萄、コクワなどが豊富に採れた。子供仲間と、よく遊びにきた場所だ。酸っぱい山葡萄を採った時は、数日後もう一度採りにきたりした。霜が降りた後の表面が少し白くなったブドウは甘みが増し、霜のせいで甘くなったと思っていたが、今考えると霜の作用というより、霜の降る時期にぶどうの糖分が増していたということだと思う。 コクワもとったばかりの時は甘くなくても、米びつの中に置いておくと発酵して甘くなった。 ヤマリンゴも酸っぱいながら食べたことがあり今となってはなつかしい記憶だ。二号沢は入り口だけ見て、奥の探索はせず、ペンケへと車を走らせた。
写真は知呂布橋から二号沢に向かう小道