あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

浜松市楽器博物館

2013-11-23 21:49:35 | 日記
今日は 浜松での教室・・と言う事で、なんとか開始時間 30分前に会場に到着・・・したら・・・あらま・・休館日?・・・シャターが降りていて、取りあえず、電話を入れたら・・当然のごとく、「 本日は休館で・・・ 」 とのメッセージ・・ 事務所に電気が付いて居たんで、シャッターをこじ開けて中に入ると、たまたま お休みなのに、用事で来ていた 馴染みのスタッフの方がいて下さって・・ 「 講座、今日じゃないんですか? 」 「 今日は休館なの、聞いてませんか? 先生の講座は、来週ですけど・・・ 」 「 いえ、私は 何にも聞いてませんけど・・来週は 東京での教室ですから、終わってから 新幹線で来ても・・・いや 全然 間に合いませんねえ~ 」 と 言っても お休みはお休み・・・ どうするかは 担当の方が来てからと言う事で・・・・ 帰るしか無く・・・ でも 転んでもタダじゃ起きない私ですので、・・ 「 そうだ、楽器博物館によって行きましょ・・ 」 と 即座に ポジティブな性格が働いて・・・ 教室のある施設に併設して 楽器の生産が盛んな 浜松 の 「 浜松市楽器博物館 」 いつも 時間が無くて その前を素通りするしかなく いつか 立ち寄りたいと思っていたんで、即 大きな荷物を ゴロゴロ引っ張って、博物館へ・・・ま~ すごい! 想像以上の素晴らしい楽器が揃っている事・・ アジア・オセアニア・アメリカ・ヨーロッパ・日本・ 国別と 楽器別に別れていて、 韓国の宮廷楽器のすべてが揃っているのは、世界でも、ここだけ・・・・ ミクロネシアの タムタム という世界最大級の儀式用割れ目太鼓は日本に3台しか無くて、ここにあるのが 最大・・日本の楽器は ほぼすべての種類を展示・・中でも 私が 一番興味を持ったのが、画像にアップした 1765年 パリ、ビランシェ作 のチェンバロ で 世界的にも貴重な物・・側面や蓋の内側はもちろん 脚部分にも豪華な装飾が施され、楽器と言うより、美術品・・・ 19世紀、初め、ベートーベンやシューベルト、ショパンが使っていたピアノと同じメーカ、タイプの楽器が 揃っているんです・・・どれも見事な装飾が施され・・言葉が出ません・・18~19世紀の 弦楽器・金管楽器も すごいのなんのって・・まあ~ 美しい事・・・ 丁度 私が 観てまわってる時に、フルート演奏会も 開催されていて、タキシード & イブニングドレスの演奏者達が 入れ替わり立ち替わり、バッハ等の素晴らしい演奏をしていました・・・ 体験コーナには 子供から大人まで 自由に演奏できる楽器が いろいろ並んでいましたけど・・聞えて来る ピアノは ショパンでしょうか・・ 一見普通の 主婦のような方が、 さらっと 鍵盤に向かって 弾いてました・・すごいですねェ~ さすが、音楽の町です・・・ 和楽器のコーナでは、琴の音色が・・それも、とっても見事な演奏なのに・・演奏してるのは 高校生風の ごく普通の お嬢さん・・・あらま・・・すごいです・・・ 「 オペラ座の怪人 」 のテーマ曲を演奏しようと、最初の一小節で 手の指が鍵盤に届かなくて諦めた 私とは 大違いです・・・( これからは ピアノを弾く・・じゃなくて、鍵盤に触る・・って言う事にしましょう・・ ) ともかく、いつも 前を通り過ぎていたところに こんなに素晴らしい物があるなんて、ビックリです! ・・・ これからは 浜松には、早めに来て、また 立ち寄って観る事に いたしましょう・・・ 一つ一つじっくり観てたら いくら時間があっても足りません・・・ 楽器に施されている装飾の数々・・・ とても手が届きませんけど、作品作りには 物凄く参考になります! 私が好きなデザインがふんだんに使われていますからねえ~ ・・・写真撮影OK との事でしたので、すごい数、撮影しまくってきました・・・ もちろん 楽器の装飾模様ですけど・・・ 18~19世紀の 優雅なデザイン・・・ タティィングレースで 描く事出来ないでしょうかね・・・ 今後の研究課題にしましょうかね・・・