これから、妻が自費出版した、幻の本を公開したいと思います。

あなたがはたちになるときに
おなかの赤ちゃんと　いつも　いっしょ！
♪　妊娠を知った日

「おめでた　です！」って・・・・・・・
あの日の　感激　忘れない
思わず　先生に　ほほ笑みかけた
急に　世界が　まぁるくなって
急に　風が　やわらかく　感じて
４月の　陽ざしの中
スキップして　みたくなった
早く　みんなに　知らせたい
もちろん　彼に！
そして　遠く　はなれた　母や友だちにも・・・・・・・・・

赤ちゃんがうごいた！
おなかの中が　ゴニョゴニョ
あお向けに　ねると　ピクピク
いつくらいだっけ
忘れたけれど　はじめて
胎動を　感じた日
小さな　命が　私の中で
たしかに　生きているのを　感じた
そしたら　急に　いとおしくなって
思わず　抱きしめたくなって
おなかの　赤ちゃんに
そっと　話しかけた

おなかの赤ちゃん
おなかの　赤ちゃん・・・・・・
あなたが　ピクピク　動くたび
ああ　元気なんだと　安心します
おなかの中は　真暗ですか？
おなかの中は　あたたかですか？
いっしょうけんめい　話しかけても
答がないから　わからない
でも　なんだか　とっても
し・あ・わ・せ・　です
もうすぐから　待っててね
外は　もっと　広くてね
明るい　ステキな　世界だから

あなたに逢いたい
おかあさんが　笑ったら
赤ちゃんも　笑っているのかな
おかあさんが　泣いたら
赤ちゃんも　悲しいのかな
おかあさんが　話しかけたら
赤ちゃんも　おなかをけって
こたえて　くれるのね
どんな顔　しているの？
どんな声　しているの？
赤ちゃん　早く
あなたに　逢いたい

生まれてくるあなたのために
生まれてくる　あなたのために
あたたかい　おふとんは　用意した
かわいい　ベビードレスも　用意した
おしめも　おもちゃも　ベッドも
もう　みんな　そろっています
あなたが　生まれる　１２月を
指おり　かぞえて　待ってます
生まれてくる　あなたのために
今　私が　できること
あなたが　元気で　じょうぶに
生まれるように
ひたすら　ご本尊様に　祈ること

わたしの赤ちゃん
わたしの　赤ちゃん・・・・・・・
１０ヶ月の長い間　よくがんばったね
まだ　あなたが　２ヶ月の頃
流産しかけた時は　本当に
びっくりしたよ　ごめんね
でも強かったね　赤ちゃん！
２センチメートルの　小さな体で
いっしょうけんめい
生きようと　していたんだね
あなたの　心臓の音
トックン　トックンって　聞いたとき
とっても　うれしかった
涙が　出ちゃった・・・・・・　それに・・・・・・・・
５ヶ月のとき　引越しもしたね
東京から京都　遠かったでしょう
あのときも　心配したよ
でも　やっぱり
あなたは　強い子　だった
もうすぐだからね　もうじきよ
あと少し　おなかの中で
がんばってね
あなたの　生まれる日
みんな　楽しみに　しています

この続きは明日です。

季節感

　今日の朝起きて、いつものテーブルの上を見ると、一輪のチューリップが飾られていた。綺麗に咲いている。造花ではなく、ほんま物である。バルコニーの窓は温度差で水滴がついている。冬なのにチューリップが咲くのか？　”おとーさん　あほやなあ”　妻が言った。”今は１年中あるでえ。”
チュウーリップが春先に咲くものだとばかり思っていた僕は、季節感のなさに、なんか味気なさを感じた。皆さんもこういう経験ありませんか？