日々、感謝。

日々の何気ないことを、つらつらと綴っております。

2013 秋アニメ まとめ その2。

2014-01-02 17:41:26 | 感想
のんのんびより。
ムラはありましたが、全体的に良い雰囲気のアニメでした。

特に背景は、CG処理を抑えてアナログタッチで描かれていて、
一枚の風景画を見ているような癒やしを感じるものがいくつもありました。

後は音楽。

僕は音楽の方はあまり関心がなくて基本気にしていないのですが時々、良い感じだなぁと思うものがあります。

今作は、テーマ曲らしきアコースティック・ギターをベースにした曲を始め、
田舎ののどかな雰囲気にあっていると思ったBGMがいくつかありました。

有名な久石譲さん、他には大島ミチルさんも好きですが、
今作の音楽担当、水谷広美さんも覚えておこうと思います。

と今作はこれだけでも見れる作品でしたが、
他にも、田舎ネタや子どもの頃の思い出ネタは結構共感できる部分が多くてその部分でも楽しめました。

バスが一時間一本とか、飼育小屋のうさぎが穴掘って逃げ出すとか、
豆電球を夕方って言ったりとか、懐かしい気分になりました。

ただ惜しいのは好きになれるキャラクターが居なかったことです。

レンゲが無邪鬼で可愛いですが、天才設定は要らなかったと思います、
実は天才肌で周りに理解されないって話は正直一話だけ浮いていて必要あったかなと思いました。

シルバーリンクは、日常系やラブコメが得意で、のんのんびよりはその最たるものでしたが、
今年はプリズムイリヤやストライク・ザ・ブラッド等、バトル物も手がけるようになって、

僕にはヒットしてませんが周りでは面白いと聞くので上手く幅を拡げる事に成功しているなと思いました。


京騒戯画。
0話予習編の訳わからなさとは裏腹に面白かったです。

構想二年、既存の短編アニメを含んでの全10話ということでよく纏まった作品でした。

ナレーションの、愛と再生の物語というテーマを一貫して通せたと思います。

子どもアニメ的なキャラクターデザインと過去と未来を行き来しながら確信に触れていく大人向けな構成、
東映が満を持して制作する深夜アニメという印象そのままでした。


夜桜四重奏~ハナノウタ~。
りょーちも監督による再制作。

今作のテーマは妖怪と人間の共存で、
敵だったキャラも最後には和解し一緒に暮らすという流れで、
バトルがあってもバトルものでなく、
日常が描かれど日常系でもない、その間のような作風だと思います。

漫画も最初のアニメも、そのテーマの両立が上手く表現できてない感じがあってはまらなかったですが、

人の肉感や仕草が上手くアクション作画も描けるりょーちもさんを、
ヤスダスズヒトさんがリクエストした辺りよくわかってるなと思いました。

実際キャラが生き生きしていて面白かったです。

OPもEDも世界観にあった曲だったし、良い再制作アニメでした是非このままのスタッフでアニメ化して行って欲しいです。

ハナノウタで原作九巻なので二期があるとしても大分先の話になりそうですが