日々、感謝。

日々の何気ないことを、つらつらと綴っております。

岩手県・山田町 五日目。

2011-10-12 21:58:45 | 日常
昨晩から肌寒くなりました。

少し寒いと思いながら起床、
朝やること(ラジオ体操、掃除、朝ごはん)をしてミーティング。

今日は三班に別れて行動します、
瓦礫の撤去、ポスティング、介助の三班。

僕は瓦礫の撤去班で新しい作業場に入りました。

今日のメンバーは、先週から引き続きでいるk君が
体調不良で出れないので変わりにキャンプ場に滞在しているmさんが入りました。

このkくんはムードメーカー的存在で作業効率的にはあまり助力になっていませが、
変わりにと入ったmさんは、もう七十過ぎで常人の五倍は動きます。

ここで少し補足すると、瓦礫の撤去は、
バケツに土嚢袋を入れてそこに瓦礫を入れて
土嚢袋を出して口を閉じて一輪車に乗せて所定の場所まで運ぶ
というのが一連の流れ。

さて、作業場に入ってまずしたのは
基礎の中に溜まった泥をかきたしです。

それをmさん一人でして、

泥の入ったバケツ兼土嚢袋の運搬役二人、

バケツから土嚢袋を出す人一人、

土嚢袋の口を閉じる人二人、

土嚢袋を一輪車で持っていく人二人、

バケツに土嚢袋を入れる人二人、

とフルメンバーでやって初めて回る早さ。

そこに行き着くまでに追い付けない追い付けないで
どんどん加わっていった結果でした。

そのおかげでみるみる作業は進み、なんと午前中に終了。

本来なら15人必要で一日がかりだったのですが。

それから昼御飯と休憩をして午後からはポスティング班が合流して
新たな作業場に。

これは一日では終わらず、明日に持ち越しました。

おそらく最終日までかかるものと思われます。

午後の現場が終わり今日は車の数に余裕がないということで
二班に別れて本部に帰る算段で、僕はカメラ係と言うこともあり残って軽く片付けをしていると、見知らぬおじさんが金ノコとハンマーを持って表れ
飛びでた鉄柱を切りますよと言ってくれて、
皆で鉄柱を支えたり石を挟んで折ったりしながら
何十本かある鉄柱を切っていて、送迎の車が来たので
ありがとうございましたとお礼をいって車の方に行くと、
車から降りてきたボランティアセンターの方が、

どなたですか?と言う

皆が依頼主だと思っていただけに、
というか声に出して、えっ!?と言いました。

どうやら、同じボランティアの方だったらしく
急いでお礼の飲み物を渡しに行って車に乗りました。

本部に戻る途中に漂流物などを積んだエリアがあるのですが
昨日の帰りに少し煙が上がっているが見えて
朝、その辺り一帯煙が上がり、消防隊が出動していました。

それは今も続いています。

原因は、高い積んだ漂流物の中にガスが溜まりそれが発火した可能性があるようです、
量が物凄いので発火場所もわからずシャベルで掻き出しつつ消火活動をしていました。

本部に帰ってきて、今日は近くの温泉に行きました。

五日目になると体が馴れて動ける分、体力回復が怠りぎみになります。

そこで、活性と回復を兼ねて当地の温泉に行きました。

やはり、お風呂に浸かるといのは疲れがとれます、
お風呂の効能にしみじみ感動。

風呂上がりに牛乳を飲んで帰りました。

ぼちぼちと喋って就寝。

皆とも喋っていたんですが、後三日って早いなぁ、
今回は男のみ少数と言うのがあって皆仲良く出来ました。

しかも本来ならフレンドリーに接することも出来なければ
出会うこともなかったような人達ばかり、

特に有名会社の上の方の肩書き持ちの方々。

その方たちと上下関係なく接しれて、思想や言動に触れれたのは
人生経験値が貯まりました。

六日目に続く~~