せいかつ創庫

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ファウルボール訴訟に対するご意見ありがとうございました

2009年04月10日 | 大須ボールパーク(野球コラム)
またまた忙しいことを理由に頂いたコメントへのレスが滞っている今日この頃です。。。。

スミマセン。。。

毎日見ています。
ありがたいです。

懲りずにコメントしてくださいね☆



てことで、
今日は、昨日書いた”ファウルボール訴訟”について、


”ファウルボールに注意するのは当然か否か”


と言う観点で、たくさんのご意見を頂きました。
ほんとうにありがとうございます。


レスをかねて、まとめをさせて頂きたいと思います。。



やはり皆さん、
ファウルボールは試合上当然のことであって、ファウルボールに対する”注意”と”責任”の意識はお客さんにあって当然。
という観点ではご意見が一致しましたね。



ワンさん、正一さん仰るとおり、
競技上、ボールだけではなく、選手やそれ以外のモノが飛び込んでくるケースもあります。


野球でも、フィールドシートや砂かぶり席なら、ボールを追って選手が飛び込んでくることもあるでしょう。
それも、真剣なプレーの延長上ですから、やはり制限を設けるものでは当然ながら、あり得ないものですよね。



そういうプレーも含めて、ファウルボールも真剣勝負の産物。
ファウルが危険なら、打つなってことにもなりますし。



そんなこと言っていない!


と言われても、
球場のせいにも出来るものではないと思います。



ボクら、野球場に行き慣れている人間から言わせれば、、



練習中から、ファウル注意のアナウンスは、場内アナウンスからスタンドのバイトにいたるまで、絶えず広報がなされています。





試合中だって、ファウルが飛ぶたびに、ビジョンにもアナウンスにも流れます。




ネットのない席には、こんな広報だって行われます。



”打球に注意”

という声を一回でも聞いたら、まず危険認識までつながらなくても、


”打球が飛んでくるんだなぁ”


って感想くらいは持って当然だと思います。



ピンポイントに自分のファウルが来たことを注意しろって?



カキンと打って、スタンドに入る何秒の間に注意を促すなんて、いまの地震予測と一緒で、物理的にも無理があるでしょう。
それでも、精いっぱい自席の近くのスタッフが笛などで注意を促します。



打球はどこに飛んでくるのか分からないのだから、やはり”飛んでくるかもしれない”という危険認識を持ってもらうことは当然なことと思うのですよ。


そして、
どんな時に飛んできそうなモノか、(インターバルとか)いまなら大丈夫だろうってタイミングとかは、たとえ野球を知らない人だって、見ていれば分かると思うし。



それに、
ファウルについては野球場独特のものなのかもしれないけど、

野球場に限らず、その競技(ショー)の内容や会場の構造的に、守って当たり前なことって、ありますよね。



だから、

たとえば
映画館にたとえても一緒と思うのですよ。


映画館で大声出して見ることって、タブーでしょ?


それは
モラルとかマナーとかって以前に、やはり映画館ではしずかに映画に集中するべき。
って目的があって、それを皆さんが守っているということ。

マナーは最低限の”意義”とか”ルール”から派生しているものでもあると思う。


ファウルボールは野球の”ルール”であり”競技”のうち。

やむを得ずスタンドに入るファウルボールに気をつけると言うのは、この最低限の根っこの部分とは、思いませんか?



先のバスケや相撲の例も一緒ですよね。


力と力がぶつかりあう競技で、お客さんを気にして競技の力を抜くわけにはいかない。

お客さんは、危険もあるけど、間近でそのぶつかりを見て感動を受けたくて、最前列の席に座る。
これは、お客さんと主宰者のニーズが一致していることと思います。




いまの世の中って

こうしてトラブルが起きると、すっごく声が挙って、それに主宰者や企業側はパワーを受けるカタチになり、妥協したり制限を設けるなどの対応をすることが多いと思います。



かげくんが懸念していたけど、

ボクたちファン的には”ナンセンス”なことで、主宰者がクレームに迎合して、よけいな制約が出来ることが一番心配、、、


ってか
迷惑。



初めて書き込みをしてくださったナミコさんが、こう仰ってくれました。

=====

常に危険と隣り合わせなのは当たり前だけれど、実際は「自分のところに飛んでくるわけがない」と過信して聞き流す形になる事が多いですが、今回のはその忘れかけていた“危険”を改めて気づかせてくれたという、ひとつのキッカケのような気がします。

=====


野球場は楽しんで当然な場所には間違いありません。

ただ、
ファウルボールが危険ってことは、これは神様のイタズラか、、隣り合わせに存在しています。


でも、
それも踏まえて楽しんでもらうしかないのもまた”野球”なんです。



”危険=楽しめない”


のではなく、



”気をつけていれば楽しめる”



という意識くらい当然のように思ってほしいと言うことです。



事故を怖がっていては自動車の運転ができないのと一緒ですね。


だから
安全とか危険とかって、そんな意識がない状態で野球場に来て、打球が飛んできそうなプレー中に目を離すことがあるのは、お客さんにも責任があると思う。


車の運転をしている時に、周りの景色に注意が偏って事故を起こしたとき、、


”脇道で注意を引くようなことをしている方が悪いんだ!”


なんて、言えますか?



=====

最近、自分の義務を果たさずに自由とか権利とかやたら主張する人が多い気がします。確かにお客さんとして観戦しているのかもしれないけれど、試合を一緒に楽しむ、参加するという意識があれば、試合中のボールの行方だって気になるんじゃないかと思います。

=====

もずくさんのご意見が、ちょうど語ってくださったと思いました。
でも、ホントこういう人、いますもんね。。。



まぁ

言いたいことはいくらでも出てくると思いますけど、やはり皆さんの意見も含めて、”自己責任”には間違いないと言うことです。


怪我をしたのは気の毒ですよ。


それによって、野球が嫌いになるかもしれない。。


それは悲しいこと。



でも、
そういう責任だの保証だの、、って論争をするのも、生で野球を見て何か少しでも感動を受けたと思える方にとっては、なんてスケールの小さいことだと思うんですよね。



書き込みをしてくださった方は、少なくともファウルボールに対する意識や、球場のマナー、モラルの分かっていらっしゃる方ばかりと思いました。


野球場ですべてのみんなが"EnjoyBaseball"してくれるためには、、

我々も声を掛け合ったりして、みなで危険を回避して楽しく観戦できる環境を作っていきましょう。



ナゴヤドームのベテランウグイスさんで、ボクの相談相手になってくださってもいる松原礼子さんの場内アナウンスにもあるんです。


「お近くに打球が入りましたら、お声をおかけになって、どなた様も打球の行方には、くれぐれもご注意ください」



ってね。


ほんとうに野球が好きで、試合で盛り上がっていると、隣の初めましての人とも仲良くなっちゃう、、
そんな雰囲気が野球場のイイところ。

選手のプレーを楽しんで、感じて、喜び悲しみを味わう。。

とむさんが仰るところの”一体感”をボクも大切にしたい。


ファウルボールというマイナス面も、お客さんが試合を楽しむことで、悲しい事故が起きなくなれば、いちばん嬉しいんですよね。。。


理想ばっか?


んなこたぁないっ!!



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