蘇民祭！見ましたよ！！

テレビでね。
紹介したからには、見ないとね。

1月９日の日記で触れました、岩手県、妙見山黒石寺の「蘇民祭」


裸の男がお祭りのシンボル、蘇民袋を争奪するというお祭りですが、、、
↑のポスター、、いや、もっともこのモデルのオジサンのヒゲや胸毛が”醜い”、”セクハラ”という意義づけをしてJR東日本がポスター掲載を拒んだことで問題になったお祭りです。

すでに、テレビで皆さんご覧でしょう。

これを「ほんとうにセクハラなのか？」、と、マスコミは煽っていました。
お祭りの素晴らしさを伝えて、決して”セクハラ”ではない！ということを検証したかったのかもしれません。。

でも、番組によっては

「全裸になった参加者に対して警察がほんとうに動くのか！？」

みたいな取り上げ方をしているところもあって、完全に面白く煽っているようにしか見えないものもありました。


まぁ、マスコミの言うことは気にしないとして、、、ボクが見た感想は率直に

「お祭りの素晴らしさを見てみれば、セクハラだの何だのっていう論争がいかにくだらないものであるか」

これです！


雪の中、深夜の参道で冷水をかぶり、火の粉を浴びて身を清める精神！
お祭りの厳かさ、それを大切にしたいという地元の方の気持ち。


日本人が忘れていることなのではないのでしょうか？
こういう民族的で伝統的なお祭りこそ、日本文化のとても大事な部分ですよ！

そう感じました。

テレビで見ているだけでも、すごいお祭りだということが伝わりましたもん。

ボクも根っから”お祭り”というものは好きですしね。
お祭りがあるのも、農耕文化の栄えた日本の歴史がもって得た文化だと尊敬します。

スライドしますが、、、
日本やアジアのプロ野球で、応援団がいてみなが声を揃える応援があるの。
これも、”お祭り文化”の表れだと思うんです。

だから、ボクは応援がある風景は理解します。
アメリカとはこれは民族性の違いなだけだと思う。
応援をすることでお客さんが盛り上がり、選手も奮い立つと思う。

それと一緒だと思う。


このポスターを見て、”セクハラ”と結びつけた人、それをもし肯定するような人。
お祭り文化、日本の文化を忘れてしまっているんではないでしょうか？

このご時世、ムリもないかもしれませんが…。
とても魂が貧困で、残念な人たちだと思います。


ボクもこの騒ぎを取り上げただけに、敬意を表してこのお祭りを讃えたいと思います。

感動しました！！

だって、見る人に迷惑をかけるものでは少なくともないもん。
性欲を煽るわけでもないし。
論争自体がばかばかしい、地元の人にとっては崇高な儀式です。

それを一方的な杓子定規でモノを捉えて論ずるというのは、文化を理解できない悲しい人だと思います。

でも、
この話題を聞いて裸で街を歩いた人が捕まったんだって？

それは、ただのアフォです。
そういう人がいるから、まじめにやっている人が困るんですよ。
どっちが迷惑をかけていることやら。。。



さいごに、


もう一度登場していただきますが、、、
このオジサン、今年は論争の当事者と思い、騒がれることを嫌って、お祭りの参加を止められたそうです。

かわいそうです！

地元の方にとって生活を支える大きなお祭りであり、生き甲斐だと思います。
来年以降は、ぜひ参加してくださいね！