国立感染研の推計では、11月30日~12月6日の1週間、新型インフルに感染して病院を訪れた患者は150万人、前の週と比べると20%を下回りました。
8月末、素人判断で10月末が感染のピーク?、その後は?と根拠の薄い予測を公言しました。
最近、とくに大都市圏では大幅に減少しましたが地方都市では11月中旬に感染が拡大したものの、全国的には峠を越えた感はありそうです。
しかし厚労省は、これからの季節、大流行の危険性は去っていないと警告していますし、年明けには第2次大流行があると推測している専門家もいます。
患者割合の傾向では、大半を占めていた5歳~19歳が減少する一方、0歳~4歳の乳幼児、29歳~30歳を中心として青年層の割合が増えているのも心配の種です。
不顕性感染者が増加
感染もしない、ワクチンもしない、比較的軽症で推移した、いわゆる不顕感染者も増えているのかなと、思わせる発表もありました。
11日、大阪府立公衛研が次のように発表しました。
茨木市内私立高校の集団感染で、生徒・教職員・生徒家族など647人の抗体検査を実施、PCRほ法で102人が感染者、そのうち特有な症状があったのは44人(44.9%)。18人(18.4%)はまったく症状なし。36人(36.7%)はインフル特有の症状まで至らない軽症だったとか。
我が家のご近所や知り合いでも、孫が全員感染・発症しても、両親も祖父母も健在、不顕性感染しているのかなと推測しています。
こんな調子で大流行が乗り切れれば、あやかりたいものよと、密かに思っています。
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