新・臨床検査の光と影

人の命を測る臨床検査に光を!

SL試運転列車

2007-02-22 11:28:36 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_17           SLーD51・試運転列車 走る

           化石の部屋から、パシャッ背景は赤城山

SL「奧利根号」が、春休みやゴールデン・Photo_27 ウイークに向けて、水上駅まで、毎日のように試運転列車を走らせています。

 先ほど近所で撮ってきました。

  なんと、今年は、世界に誇る名機関車「D51」ではありませんか。

 撮影スポットにくると、煙のサービス?をしてくれたり、気軽に手を振ってくれますが、白い手袋が、とても印象的です。

 とくに石炭の煙のにおいは、子供の頃の郷愁を誘います。

 本気で、SLの運転手になろうと思っていました。


「脳」の精密検査顛末記ー5

2007-02-20 16:46:14 | 健康・病気

Photo Photo_1 衝撃の「脳」梗塞像

  (左右の写真は、クリックして拡大)

 脳の精密検査の最終局、CTを撮って診てもらいました。

 ご覧の通り、各所に点々と白い斑点の梗塞像が認められ、衝撃を受けました。

 しかし、Drの仰るには「小さな梗塞像がみられますが、この程度の数と大きさは、75歳の年齢相応のもので、自覚症状も含めて、症状が現れるほどのものではありません」とのことでした。

  しかし、こうして毎日何百万、何千万ケもの脳細胞が、死滅してゆく様は、なんとも空恐ろしく感じます。

 「これ以上進行しないように、脳の血流を改善するための、血行促進剤の服用を続けてください」とのことで、処方して頂きました。

 「総体的には、特に問題なし、来年の今頃、今回と同じような検査を受けることを奨めます」

 1、ふらつき、つまずきの原因は、三半規管の老化によるもので、平衡感覚の鈍化が原因。

 2、MRA検査で、動脈瘤などは認められず、くも膜下出血の心配も、まずない。

 3、MRI検査で、脳動脈の血行は、年齢相応ではあるが、改善の要あり。

 4、CT検査で、小梗塞の痕跡が認められるので、これ以上進行しないようにつとめる。

 両親が、いずれも脳血管障害で、50歳台で絶命しているのがきっかけで、検査を受けたわけで、少しホッとすると同時に、日本人の3人に1人は、血管障害が死因であることを考えると、60歳を超えたら、1年に1回は検査しておきたいものだと、つくづく思いました。

 保険料は、合計150.030円、自己負担額は(1割負担)15.010円でした。

 予防に優るものはありません。

 脳出血・くも膜下出血・脳梗塞を発症して、たとえ生き残ったとしても、後遺症の治療費は、計り知れないほど莫大なものですし、介護する家族の心労も並大抵なものではありません。

 老痴呆・認知障害になってからでは、なおさらです。 


人体実験・その後

2007-02-15 10:28:10 | 健康・病気

水泳で完治宣言?

  講演が続いて、声帯・咽頭・そして気管支炎、加齢とともに完治するまで、時間のかかることが身に沁みました。

 恐る恐る、ウオーキングを始めてと、愛犬ランを連れてでかけてみましたが、上州名物空っ風にあおられ、おまけに、異常な空気の乾燥にくわえて、花粉と砂ぼこりに、かえって喉を傷めてしまいました。

 一昨日、人体実験のつもりで水泳プールへ、たとえ500メートルでもいいからと、出かけてみました。

 500が800に、さらに1000を超えても息苦しさもなく、とうとう1300のところで、やめました。

 ダンス歴25年の“かみさん”が云うには「ダンスもそうよ!少しぐらい風邪を引いても、踊り始めれば平気なものよ」

 どうやら水泳もそのようで、15年も泳いでいると、慣れるものらしいです。

 昨日も1300メートル、ゆっくり泳いで、風呂につかり、サウナでリラックスしてきました。

 半月たっての完治宣言!

 今日もこれから、3日続けての泳ぎとなります。

  北嶋選手は、12,000メートル!ウヒェーッツ!「比べちゃーなんだけど、・・・・。」

 ブログも、公開5ヶ月目で、ようやくアクセスが3000件を超えました。


臨床検査学術研修会と交歓会

2007-02-12 16:05:49 | 医学検査の下請け問題

               Photo_8   臨床検査に関するPhoto_10

            学術研修会と交歓会   

 月10日、東京グランドホテルを会場に、臨床検査機器及び試薬メーカーの第一線で活躍されている 80名以上の方々を対象に、学術研修集会と交歓会が催され、第1演者として「臨床検査の光と影」と題して、講演を勤めてきました。

 人の命を測る臨床検査の「影」の部分、とりわけ検体検査部門を、商業検査所に下請けさせる、いわゆるブランチラボになった百二十ヵ所以上の実例から、病院検査室の実態を報告しつつ、「光」の部分として、艱難辛苦の末に、自主運営の検査室を取戻した、汗と涙の物語の数々を紹介しながら、医療機器・試薬メーカーと病院検査室が、かつてのように、丁々発止の学術交流を復活させて、協同して臨床検査いっそうの向上発展に寄与しようと、訴えてきました。

  第2演者は、H医科大学教授、「地方大学病院検査部長の奮戦記」、第3演者は、A病院理事長で医師の、「家族性パーキンソン病と家族性アルツハイマー病の遺伝子異変を示した2家系」でした。

 間もなく、日本版DRG/PPSから、制度破綻しつつあるアメリカ版DRG/PPSへシフトしようとするなかで、命を測る病院検査室をどのように構築し、どのような医学検査を目指すか、患者や地域住民の命を守る瀬戸際に立っています。

 臨床検査は、国家資格をもった専門職である臨床検査技師自らが、道を切り拓かなければならない時です。

  先月末、熱海での講演で声帯を傷め、咽頭炎から気管支炎を併発して、この講演2日前まで寝ていました。

 また、やられたかな?と思うほど力を入れてしまいましたが、時間も40分ほどでしたので、今回はセーフ?でした。

 


SL奥利根号走る

2007-02-04 09:50:46 | 日記・エッセイ・コラム

Dsc01292           Photo_16 ←我が家の近くを走るSL

             

 1月27~28日、熱海での講演を終えて帰宅した晩から、ひどい咽頭炎に罹り、3日後には気管支炎となり、5日間、ほぼ寝たきり?の状態になりました。

 次の講演が1週間後ですので、少々焦りました。

 風邪は、寝る以外にないと、同級生の薬学博士にききましたので、教えを守りました。

 生姜湯をたくさん呑みました。

 3日付・朝日新聞群馬版に、SL奧利根号(上越線・6両編成)の運行時刻が掲載されていたので、紹介します。

 3月・24.25・31日、4月・1・7・8日、5月・3~6日、計10日間。

 写真スポットは、我が家の近くですと、赤城山、反対側に榛名山などを背景にして、煙と蒸気のサービス?をしてくれます。

 渋川付近は、上り列車の通過は、午前10時20分頃、下りは午後4時45分頃ですが、下りは勇壮な煙のサービスは、ほとんどありませんので、午前の上りが写真向きです。

 SLマニアは、かなり遠方からやってきて、我が家の近所で車を止めて構える姿は多くみられます。

 SL碓氷号も、信越線を走ります。

 こちらは、世界に誇る、かの有名な「D51」で、運行日は奧利根号とは、少し違います。