新・臨床検査の光と影

人の命を測る臨床検査に光を!

1941年10月21日 学徒出陣壮行会の日

2013-10-21 10:23:23 | 日記・エッセイ・コラム

                     ペンを銃に変え学徒出陣の日

                            今日、70周年

 「在学中の者は徴兵延期」の勅令が、10月2日、陸軍大将東条英機内閣総理大臣により「徴兵猶予を取り消し」が公布され、10月21日秋雨降りしきる中、明治神宮外苑にて、学生帽、学生服にゲートルを巻き、銃を担いで、軍楽隊演奏の軍歌の行進曲に送られての閲兵式、学徒出陣壮行会が行われ、総理の「諸君が悠久の大儀に生きる唯一の道である」の訓示に対し、学徒代表は「…もとより生還を期せず」と。

 軍歌「抜刀隊」も演奏、その歌詞は「海ゆきて水漬くかばね、山ゆきて草むすかばね・・・」に始まる。

 かくて1921年~1923生まれを出陣の最多とする、十数万人の学徒兵は、5か条の軍人勅諭のもと、熾烈な短期訓練を受けて中国大陸、南太平洋戦線へ送られる。

 戦死学徒兵は数万人とも、いまだに多くの大学とも正式な戦没者数は不明のまま。

 1949年、戦没学生の手記「きけわだつみの声」など発刊される。