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ネット炎上と文化、「恥の文化日本」

2016年04月28日 | 生活
米国のアパレルGapが子供服の広告でネット炎上

黒人の子供、白人の子供の腕の下にいる子は表情が暗く、白人の子に押さえつけられているように見える
Gapは「不愉快な思いをさせたのは申し訳ない」と広告差し止めを決定
「差別的な意図はないはず」「大げさに考えすぎ」と多くの反対意見が寄せられネット上は炎上
日本人の目にはポーズをとる普通の子供たちにしか映らない
Y!ニュース(東洋経済オンライン)記事参考&引用


Gapが子供服の広告でネット炎上(東洋経済オンラインより引用)

ネット「炎上」は日本だけでない
Internet outrage事案は、米国でも起きている
間違いを犯した人が、集中砲火を受け、職を失う、社会的信用を棄損するなど残酷な制裁を受けるケースも多い

強まる「言葉狩り」
歴史的人物たちが「人種差別主義者だった」という理由から一部の学生が激しい抗議運動を展開
銅像を撤去したり、名を冠した施設の名前を変えるように要求する騒ぎが相次いでいる
日本でも、歩きながらの二宮金次郎像が、子供たちの教育上良くないと、座っている像に変えられた
「差別的」とのラベルが貼られないように、慣行・慣習が姿を消したり、形を変えたりするケースも相次いでいる

クリスマス(キリスト生誕を祝うキリスト教の祭り)
米国では、ほかの宗教に対する差別である、という考えから、クリスマスソングを歌わない
クリスマスツリーではなくホリデーツリーと言う、などの配慮をする学校も増えている
企業の宣伝や報道などでも、「Merry Christmas」という言葉は使わない
男らしいとか女の子だから、といった言葉も気をつけて使わなければいけない

日本と世界との「炎上」の要素異なる
世界中で、人種、文化、宗教などによって社会がクラスター化し、対立する価値観のぶつかり合いが顕在化
米国で完全に「アウト」なのは「差別」でくくられるものです
日本は「性差別」「人種差別」「宗教的な差別」に対する配慮やリテラシーは米国に比べて圧倒的に低い
日本のテレビにでは「ブス」「ハゲ」「デブ」といったような「容姿差別」的言葉があふれている
日本では、「格差」「ねたみ」「やっかみ」を根っこにした「不満」や「怒り」価値観の相違等から起こる対立

「恥の文化」日本
日本では「失敗」をすれば、その「恥」は一生背負い続けるべきと考えられるてる
「失敗」を犯しても、懺悔をし、悔い改めれば、許されるべきと考える「罪の文化」米国
欧米企業の不祥事の対応は、日本に比べ、謝り方も非常にあっさりしたものだ
一度、謝ればみそぎは済み、あっけらかんとして、通常モードに戻ってしまう

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