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『民族とナショナリズム』13(社会・政治の本質)

2021年03月02日 | 社会
🌸『民族とナショナリズム』13(社会・政治の本質)

 ☆近代産業社会が「ナショナリズム」を必要な結果「民族」は生まれた
 ☆「ナショナリズム」近代世界の形成と再形成とに果たした力は明白
 *それに取りつかれていない人間には
 *他人事で理解不可能なままにとどまっているナショナリズム
 *その本質は何か、この難問に英国哲学界の巨人ゲルナー
 *博学の知識を駆使し解明を試みる本書
 ☆著者、アーネスト・ゲルナー

⛳『民族とナショナリズム』著者のプロフィール
 ☆ナショナリズムという概念
 *フランス革命で国民国家ができたことから現れた
 ☆ナポレオン戦争を機に、この思想が19世紀ヨーロッパに広まる
 *多くの民族が国民意識に目覚めた
 ☆「民族自決」のスローガンのもと、中東欧を中心に
 *分離独立の動きが起き、自治・独立を求める運動が進んだ
 ☆現代社会でも、各地で、分離独立の動きが起きている
 *スペインのカタルーニャ地方・イギリスのスコツトランドなど
 ☆著者ゲルナーは、幼少時をプラハで過ごしたユダヤ人
 *ナチスの迫害を逃れイギリスに亡命、ロンドンで移民として苦労する

『民族とナショナリズム』での著者の思い
 ☆ゲルナーのナショナリズムの定義
 *政治的な単位と民族的な単位とが一致する政治的原理であるとする
 *ナショナリズムが生まれたのは、近代産業社会が出現と説いている
 ☆産業社会では人々が流動化する
 *知らない人同士がコミュニケーションとり、共通の言語が必要
 *国家が領内の教育制度を整え、言語を標準化する
 *結果として、人々が文化的な同質性を持つようになる
 *そこからナショナリズムが成立していく
 ☆本書でゲルナーは述べる
 *民族は生来的に存在するものではない
 *国家がつくった物語によって形づくられる
 ☆グローバル資本主義
 *世界中で格差を生み、人々の心の空洞化を招く
 *空洞を埋めるべく「自国フアースト」でナショナリズムが煽られる時代
 *知的洗練度においては「くだらない」思想であるナショナリズム
 *しかし、このナショナリズム影響力の大きさは無視できないのである
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、「世界の古典」


『民族とナショナリズム』13(社会・政治の本質)
(ネットより画像引用)

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