慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

大腸憩室症

2024年02月11日 | 医療
🌸大腸憩室症

 ☆大腸壁に5~10mmの袋状のへこみ(憩室)ができた状態
 *通常は無症状
 ☆憩室部の血管が破れて出血する大腸憩室出血
 ☆憩室内に細菌が感染して起こる大腸憩室炎
 ☆急性疾患の合併につながることがある
 ☆近年、左側結腸に憩室ができる割合が増加している
 *高齢者では両側に形成されるケースが増加している

大腸憩室症(症状)
 ☆無症状で、大腸内視鏡検査時などに偶然発見されるのがほとんど
 ☆大腸憩室出血を合併する場合
 *痛みを伴わない血便、大腸憩室炎を合併する場合は腹痛が生じる
 *圧痛、発熱、吐き気、嘔吐、筋性防御、腫瘤形成などの症状が現れる
 ☆穿孔して腹膜炎を起こすと
 *敗血症やショックのおそれがあるため、緊急処置を要する

大腸憩室症の原因
 ☆憩室は、先天性、後天性の原因で腸管内圧が上昇で形成される
 ☆後天性の主な原因、食物繊維の摂取量の不足
 ☆合併症である大腸憩室出血
 *憩室内の血管が脆くなり破綻することで起こる

大腸憩室症の検査
 ☆合併症を伴わない憩室
 *合併症を伴わない憩室は腹部CT検査等で確認できる
 ☆大腸憩室出血
 *血便が主な症状の患者さんでは、問診や身体所見などより
 *緊急の処置が必要かどうか判断される
 *出血部位を調べるために、腹部CT検査や大腸内視鏡検査が行われる

⛳大腸憩室炎
 ☆急性腹痛・発熱を伴う患者さん、炎症の強さを問診や血液検査で調べる
 ☆緊急処置が必要かどうかを調べるために
 *腹部超音波検査や腹部CT検査等で膿瘍・穿孔の有無などを調べる
 *炎症が治まった後、大腸内視鏡検査が行われる
 ☆血液検査で、憩室炎である場合、炎症反応が認められる

大腸憩室の治療
 ☆合併症を伴わない憩室、特に治療は行わない
 *高食物繊維食を摂取で便秘の解消を心がける
 ☆大腸憩室出血
 *保存的治療によって自然に止血するのを待つ
 *出血量が多かったり、出血が持続したりする場合
 *内視鏡的止血術が試みられる
 ☆保存的治療、絶食を行い、腸管安静により、自然に止血するのを待つ
 *NSAIDsおよびアスピリンの服用
 *大腸憩室出血および止血後の再出血のリスクになる
 ☆内視鏡的止血術:動脈塞栓術
 ☆大腸切除術:開腹して出血源の憩室がある大腸を切除する
 ☆➁大腸憩室炎
 *発熱や腹膜炎症状を伴わない憩室炎
 *抗菌薬の服用や流動食による保存的治療が行われる
 *抗菌薬投与で改善しない場合、経皮的ドレナージが行わる
 *保存的治療として、急性期には、絶食、補液、抗菌薬の経口を行う
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典「お腹の健康ドットコム」


大腸憩室症
(「お腹の健康ドットコム」記事より画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「徳川綱吉」「天和の治」「... | トップ | 「夏姫」「小少将」「男衾三... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

医療」カテゴリの最新記事