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COPD道散策(12/6/11)

2012年06月11日 | 医療

喫煙者特有の肺気腫(引用)


COPDに関しての6月11日夕刊フジ記事

息切れ、咳、喀痰等に若干違和感有り、COPD道散策しました

慢性閉塞性肺疾患(COPD)概要
代表的な慢性呼吸器疾患の一つです
肺胞の破壊や気道炎症が起き、緩徐進行性および不可逆的に息切れが生じる病気です
多くの場合、咳嗽や喀痰を症状を伴います
2005年に世界中で年間300万人がCOPDで命を落とし、死亡原因の第4位を占めているます、

病態
気管支粘液腺の肥大、気道平滑筋の肥厚、気道分泌液の貯留、などの気道に病変が起こります
息切れは、当初は階段や坂道などの昇りで自覚されますが、その後平地の歩行、着替えや会話の
 日常動作、さらには安静時にも生じるほど重症化します

原因
喫煙が最大原因で、患者の90%は喫煙者です

検査・診断
症状の目安は、労作時の息切れ、咳、痰ですが、症状があれば、COPDの可能性を疑うべきです
診断は、呼吸機能検査(スパイロメトリー)で行います

治療
COPD病気自体は、非可逆的な病態が大きな部分を占めており、肺胞破壊病変を修復する
 根治的な治療は現時点では開発されていません
現在では薬物療法と呼吸リハビリテーションで、よい生活状態が出来るようになっています

薬物療法
第一期~第二期には、テオフィリン、去痰薬、なども必要に応じて投与します
第三期以降、急性増悪を繰り返す患者では、吸入ステロイドが考慮されます
第三~四期の重症者では、必要に応じて、酸素療法、非侵襲的陽圧呼吸などがされます

予後
肺ガンなどの悪性疾患とは異なり、病気の進行が直接生命予後の呼吸不全として影響するまでは、
 相当の時間を要する
経過中に発症した肺炎などの感染症や肺ガン、虚血性心疾患が死亡原因となることが多いです

患った著名人
•植木等(俳優)   •藤田まこと(俳優) •桂歌丸(落語家











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