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アルツハイマー型認知症の進行と余命(12年)

2023年05月31日 | 医療
🌸アルツハイマー型認知症の進行と余命

 ☆65歳以上の高齢者の場合、6人に1人が認知症
 ☆認知症の進行速度
 *個人差や認知症のタイプ、発症年齢などで大きく異なる
 *先の見えない介護に苦しむ家族もいるのが現状
 ☆認知症末期の症状と進行や寿命
 *認知症の進行速度は認知症の個人差がある
 *認知症患者の平均余命は約12年
 *認知症の終末期は合併症などに注意が必要

認知症末期までの課程(アルツハイマー型認知症)
 ☆脳の一部に変性部位が発生し神経細胞が死滅し脳が萎縮する
 ☆萎縮した部位では、血流の低下がみられ
 *神経伝達物質がうまく通らなくなることから
 *認知機能に衰えがみられる
 ☆アルツハイマー型認知症
 *認知症の中でも進行が遅い認知症
 *前兆症状がみられてから、20年ほど経過し
 *本格的な症状が出てくる場合も多い認知症
 ☆発症からおよそ10年で死に至ることもある
 ☆初期(軽度)
 *記憶障害が目立つ
 *物忘れは直前のことが分からなくなったり
 *何度も同じことを聞き返すといった状態で現れることが増える
 *日常生活にも支障が出始める
 *本人は自信喪失し、感情表現が乏しくなる
 ☆中期(中度)
 *記憶障害が加速し、新しいことが覚えられない
 *メモ書きの存在を忘れる
 *食事を食べたかどうかわからない、予定を把握できない
 *住所や電話番号が思い出せない
 *日常生活では、着替えや入浴、食事などで介護が必要な状態になる
 ☆末期(重度)
 *寝たきりの状態になることが多い時期
 *コミュニケーション能力が失われる
 *尿意、便意が分からなくなる
 *表情が失われたり、反応がなくなる
 *生活の全てに介護が必要となる
 *筋固縮が見られるため、失禁が常習となったり
 *嚥下障害が現れたりする

⛳認知症の生存年数(余命)
 ☆治療開始の時期等にもよるが、概ね5年~12年
 *アメリカで行われた60歳以上の認知症患者を対象に行った調査
 (平均余命は約5年とされている)
 *日本のある研究での認知症と診断された患者の10年生存率
 (アルツハイマー病 約20%)
 ☆認知症の死因となるもの
 *認知症の終末期では、座位や立位の保持が出来なくなり
 *経管栄養で栄養を摂取したりすることがある
 ☆認知症が死因は、肺炎・衰弱死
 *認知症の終末期、嚥下機能の低下から誤嚥による誤嚥性肺炎
 *寝たきり状態や食欲不振から衰弱死

⛳合併症による食欲不振
 ☆認知症を患う人の多くは高齢者
 *免疫力が低下していることに加えて
 *認知症の進行に伴って体力が落ちている状態
 *肺炎等の感染症にかかりやすい傾向にある
 ☆認知症の症状の1つ
 *食べ物を食べるという行為を忘れている場合もある
 ☆終末期における褥瘡

孤独やコミュニケーション不足
 ☆認知症患者は、地域の中だけでなく、家族の中にいても
 *孤独を感じている人が多くいる
 ☆認知症患者のうち約50%以上の人が孤独を感じている
 ☆認知症患者の孤独に対する苦痛から
 *患者を1人にしないコミュニケーションを重視した対応が求められる
 ☆認知症の進行とともに、失語状態になり
 *コミュニケーション困難に陥ることが懸念される

認知症における意思表明プロセス
 ☆進行に伴って患者本人が意思表示することが難しくなる場合もある
 ☆意思決定の基本
 *本人の意思を尊重する
 *本人の意思決定能力に配慮する対応で行うことが重要

⛳認知症の終末期介護
 ☆認知症の介護では、先が見えない介護の辛さ
 *家族など介護者は感じることがある
 ☆認知症患者の介護期間は、約6~7年と言われている
 ☆介護サービスを利用するメリット
 *家族にとっても介護負担を減らすことが出来る
 *認知症患者本人にとっても、社会との繋がりが持てる
 *認知症の終末期では、家族だけでの介護は難しく
 *介護サービスを利用することをおすすめする





                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳『学研』記事(画像)より引用

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