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利子を嫌悪したキリスト教3

2022年11月08日 | 宗教
🌸利子を嫌悪したキリスト教3

キリスト教の利子の禁止の歴史
 ☆商売にともなう利子は、罪深い事
 ☆キリスト教の出発点には原罪の観念がある
 *罪深い人間は贖罪を求めます
 *十字軍も贖罪の旅になるというのが招集する際の宣伝文句
 *教会が出来ると、協会は数々の贖罪の手段を提供する
 ☆洗礼を受けキリスト教徒になると
 *「告解」も贖罪の機会、亡くなる時には終油
 *最後に聖職者が許しを与え、天国に行くことができるとした
 ☆罪を自覚していくなかで、難問として浮上してきたのが
 *商売や金融における利子の問題
 ☆利子は、『旧約聖書』の段階から禁じられていた
 *同胞が貧しく、自分で生計を立てることができないときは
 *その人から利子も利息も取ってはならないと
 *神を畏れ、同胞があなたと共に生きられるようにしなさいと
 *その人に金や食糧を貸す場合、利子や利息を取ってはならない
 ☆アリストテレスが中世のキリスト教に与えた影響は大きい
 *外国人には利子を付けて貸してもよいが
 *同胞には利子を付けて貸してはならないとした
 *利子は自然に反していると捉えている

キリスト教徒の高利貸しの悩み
 ☆中世盛期ヨーロッパでは、商業活動が盛んになる
 ☆資金需要が高まるなか、高利貸しが誕生する
 *キリスト教徒は、異邦人であるユダヤ人から金を借りる
 *ユダヤ人の高利貸しが目立ち、ユダヤ人は金融の世界に進出する
 ☆キリスト教徒にも高利貸しが出現するが
 *利子を取る高利貸しは卑しい仕事と見なされただけでなく
 *死後には地獄に落とされると考えられていた
 ☆高利貸したちも、罪深いことをしているという自覚があった
 *亡くなる前に利子を返すこともあった

キリスト教、利子の回避手段
 ☆『旧約聖書』で利子を禁じた
 ☆『新約聖書』でも、キリスト教としては利子の禁上の方向に向かう
 *聖職者の徴利(利子を取って金を貸すこと)を禁じている
 *徴利禁止が一般に浸透するには時間がかかった
 ☆フランク王国のカール大帝の「一般訓令」で
 *世俗権力や世俗信徒にまで適用される
 *その後、徴利の相手は敵、異教徒に限ることが強調された
 ☆12世紀中頃
 *ユダヤ教徒がキリスト教徒から利子を取ることに非難の声が高まり
 *ユダヤ教徒がキリスト教徒から利子の返還を迫られる事案も発生した
 ☆社会全体が利子禁上の方向に進むが
 *それをすり抜けようとする人間が登場する
 ☆金銭的に困っている親しい友人に無利子でお金を貸した場合
 *借りた側は、友情・気持ちだけではなく
 *プレゼントを贈ったら良いのではとなる
 *プレゼントのやりとりは、現金でもかまわない
 *利子をプレゼントという形で支払う
 *他に損害補償や割引という手段も取られた
 ☆返済期日を過ぎた場合
 *貸した金に損失が発生したと考え延滞金を求める
 *延滞金を利子に置き換えた
 ☆こうして「教会が言うことには反していない」と主張した
                     (敬称略)                                     
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『宗教になぜ金が集まるのか』



利子を嫌悪したキリスト教3
(ネットより画像引用)

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