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「牛」「未経産牛」「去勢牛」「老廃牛」「乳廃牛」「経済動物」

2024年05月14日 | 生命科学
🌸ウシ(生き物と人4)

 ☆ウシは、最後は必ず肉になる経済動物


⛳食肉処理場では、牛の長い長い行列が続いている
 ☆彼女(メスの未経産牛)は順番に列を進んでいく
 *行列の先に待ち受けているのは、「死」なのだ

 *行列の先では、機械の音が不気味に響いている食肉処理場である
 ☆列の先頭では、ウシの眉間に電気のショットガンを打つ
 *気絶したウシを逆にし、喉を切り裂いて殺す
 *ショットガンで気絶しない牛もいる
 *喉を切ると、意識を取り戻し、断末魔の叫びを上げるウシもいる
 ☆未経産牛は、出産を経験していないメス牛
 *未経産牛は肉質がよいとされ、日本の牛肉市場では特に好まれる
 *現在、私たちが食べる牛肉のほとんど、未経産牛である
 *牛肉はオスよりも、メスの方がおいしいと言われている
 ☆オスは成長すると肉が硬くなる
 *生まれて半年ほど経つと去勢されて、肥育される
 *28か月で「去勢牛」として出荷される
 
メスの牛は、生まれて15か月ほどで受精が可能
 ☆牛の受精は人工授精、妊娠と育児で1年強を要する
 *優秀なオスから採取した精子を注入する
 *牛は妊娠期間が約280日と長い
 *子どもを産んだ母牛は6か月ほど、母乳で子どもを育てる
 *牛は基本的に1回のお産で1頭の子牛しか産まない
 ☆和牛は20年ほどの寿命があるとされている
 *動物は閉経することなく、死ぬまで繁殖する能力を持つ
 ☆彼女たちは老廃牛と呼ばれる
 *人工授精の受胎率が下がるから
 *経済動物であることが、彼女たちに求められる

乳牛の乳を搾ることができるのはメス牛だけ
 ☆乳用牛のオスは、生まれながらにして、肉用に肥育される
 ☆乳用牛のメスは、歳をとって乳の量が減ってくれば、
 *老廃牛として処分される
 ☆乳用牛のメスは肉質がよくないので
 *「乳廃牛」と区別して呼ばれる
 ☆どんなウシに生まれても、雄雌の性別に生まれても、最後には肉になる

ウシは草食動物であるが牛舎で過ごす
 ☆肉生産や乳生産を求められるウシたち、草地で草を食む機会はない
 ☆運動をすれば、せっかくついた肉が落ちてしまう
 *草を食べれば、肉の脂分は少なくなり、牛乳も濃厚さを失う
 ☆ウシたちは牛舎の中でほとん過ごし
 *トウモロコシなどの高カロリーなエサを食べさせられ続ける


ウシは経済動物と呼ばれている
 ☆経済活動として飼育されるウシたちに、経済的効率と利益が求められる
 *効率よく生まれ、効率よく育ち、効率よく死ぬことで
 *経済的利益を生むこれが、経済動物であるウシに求められるすべてだ
 ☆ウシは、人間にとっては、殺されるために生まれてきた動物
 ☆現代社会、売れ残った多くの肉や魚が、捨てられていく
 *今日も大量の肉が、食べられることなく廃棄処分とされてしまった
 ☆彼女は食べられるために生まれてきた
 *しかし、食べられることのない命がある
                      (敬称略)
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『生き物の死にざま』


                      (未経験牛)
                     (去勢牛)

「牛」「未経産牛」「去勢牛」「老廃牛」「乳廃牛」「経済動物」
(ネットより画像引用)                 

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