秦王朝時代４（「中国初の統一王朝」）

🌸秦王朝時代４（「中国初の統一王朝」）

⛳中国“初"の皇帝・始皇帝
　☆春秋・戦国の戦乱の後、秦の始皇帝が中国全土を統一

　＊北から南まで統一した「中国初の統一王朝」
　☆中国で初めて、強大な独裁権を持つ１人の皇帝が治めた

⛳始皇帝の中国を「１つ」にしたい思いの政治
　☆始皇帝は都の咸陽に巨大宮殿をつくり統治を開始
　☆始皇帝は、貨幣は「半両銭」、文字は「篆書」等で統一した
　☆中国を血縁でなく官僚制（公務員）の仕組みでおさめた
　☆全国を郡と群の中を県で分割する郡県制を施行

　☆皇帝の命令で国を動かせる中央集権国家を築いた
　☆北方民族から国を守るため

　＊各豪族が作る城壁を万里の長城に統一した

⛳儒家を容赦なく生き埋めにした
　☆始皇帝は法家の思想をとり入れた
　＊法家の人物の李斯を丞相（最高位の大臣）に任命

　＊厳格な法治主義を実施した
　☆儒家を弾圧し、儒家の本を焼き捨て（焚書）た

　＊儒家を穴に埋めてす（坑儒）という厳しい弾圧を行う
　☆儒教は、君主に対して良い政治を行へと主張している

　＊皇帝批判につながるとして、始皇帝の逆鱗に触れた

⛳急激な改革により、民衆が反発
　☆始皇帝の急激な改革は、社会の反発を招く
　☆長城・道路の建設などで、民衆の不満が次第に高まっていく
　☆民衆の不満を背景にした陳勝・呉広の乱という大反乱が起きた
　＊長城警備に動員された農民の反乱がきっかけ
　＊当初は９００人程度の集団が、数万人規模にまで膨れ上がる
　＊陳勝と呉広が仲間割れを起こし鎮圧される
　☆反乱が呼び水となる

　＊秦に不満をもつ人々が次々に挙兵し始める

　＊項羽や劉邦等、有名な人物が次々と立ち上がる

　＊最終的に秦王朝は、１５年で滅亡に追い込まれる

　＊項羽と劉邦が激しく争い、劉邦が漢王朝を建てた
　☆漢王朝は、前漢・後漢合わせて４００年に及ぶ
　＊漢王朝は秦の作った政治体制、社会体制を活用した

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）

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⛳出典、『世界史の教科書』

秦王朝時代４（「中国初の統一王朝」）

（『世界史の教科書』より画像引用）