🌸哲学書11(『正義論』&『なぜ世界は存在しないのか』)
☆『正義論』の意義
*ロールズの政治哲学の著作
*正義理論を展開し、停滞していた戦後の政治哲学の議論に貢献した
☆『なぜ世界は存在しないのか』の意味
*世界の最先端を牽引する「新しい実在論 」
* 世界は世界の中に現れることができないので存在しないとした
⛳『正義論』の概論
☆筆者ロールズはリベラリズムの立場から
☆筆者ロールズはリベラリズムの立場から
*公正な分配を実現するための正義論を提示した
☆リベラリズムとは、価値の中立性を重んじる立場
*現代社会は価値が多元化している
*1つの善のもとに正義を構成することはできない
*手続き的な正当性を優先する提言
*手続き的な正当性を優先する提言
☆筆者は、公平な判断をするため
*無知のヴェールのアイデアを用いる
(自分自身の情報を知らないものと仮定する)
🐬筆者ロールズは、『正義の二原理』の基準を提示する
☆第一原理は「平等な自由の原理」
*各人に平等に基本的自由が分配される
*基本的な自由(言論・思想・身体の自由)
☆第二原理A「機会の公正な均等原理」
*社会的、経済的不平等は、地位や職業に就くための機会の均等
*社会的、経済的不平等は、地位や職業に就くための機会の均等
*それが、保障されている場合にのみ認められる
*それでも残る不平等が「格差原理」によって調整される
*それでも残る不平等が「格差原理」によって調整される
☆第二原理B「格差原理」
*才能に恵まれた人は、偶然にそのような才能を与えられたにすぎない
*不遇な立場にある人に自らの便益を分け与える発想
⛳『なぜ世界は存在しないのか』
☆マルクス・ガブリエルは、「新実在論」を世に広めた
☆ガブリエルは、ある山が見えるとき
*実際に存在するその山だけを意味するのか?
*色々なところからその山を見ている人を、意味しているのか?
☆私たちの思考対象となる事実が現実に存在する
*それらの事実について、私たちの思りも現実に存在している
☆数多くの小世界は存在するが
*それらの事実について、私たちの思りも現実に存在している
☆数多くの小世界は存在するが
*それらのすべてを包摂する一つの「世界」は存在しない
*これが「世界は存在しない」という意味
*筆者は、他方で「世界以外のすべては存在する」と主張する
*それを「対象領域」と呼ぶ
*それを「対象領域」と呼ぶ
☆人間が理解できるのは、自分が対象にした領域だけ
*人間がすべての存在を理解できない以上
*世界はすべてを意味する概念人間にとっては存在しない
🐬筆者ガブリエルの「新実在論」
☆私たちが認識する一切のものは
*各々なんらかの意味の場に現われる
*筆者はそれを「意味の場の存在論」と表現する
☆今、様々なテクノロジーの進化により
*これまでの常識やものの見方が揺らぎつつある
*これまでの常識やものの見方が揺らぎつつある
*その意味で、新実在論のような新しい視点
*ビジネスの世界でも役に立ってくるのでは
(敬称略)
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⛳出典、『教養としての哲学』
哲学書11(『正義論』&『なぜ世界は存在しないのか』)
(ネットより画像引用)