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戒名・位牌・仏壇道散策(12/9/22)

2012年09月23日 | 知識取得
戒名・位牌・仏壇道散策

昨日、父親の墓参りに行きました
父親のお陰で、今の自分の生が有るのかと考えると、感謝した一日でした
近くのお墓で、一人でお参りに来ていた80歳位の女性がお経をあげて
お参りしているのを見ると、お経の力の凄さも感じました


源頼朝の墓石
墓石
仏教では、墓石は供養等です
平安時代には、供養塔として、支配階級では、五輪塔、宝塔、多宝塔等を建立しました
鎌倉~室町時代に、位牌型の板碑として、墓石がつくられるようになりました
江戸時代になると、檀家制度が確立し、庶民が墓石を建立しました
明治時代に、家制度の確立で、墓は家単位で建立され「○○家先祖代々之墓」の形になりました
 以前は、墓石に、個人名前を刻んでいました、その為各家庭には数箇所のお墓がありました


戒名の記載方法(引用)
戒名
仏教では、受戒した者に与える名前で、仏門に入った証で、戒律を守るしるしとして与えられます
日本では、死後は成仏するという思想のもと、故人に戒名を授けました

戒名と名字
僧は俗姓を棄てて出家していますので、俗名の名字は使わないのが普通です
名字+戒名の呼び方が一般的に成ったのは、戦国時代に入ってからです
武田信玄・上杉謙信・大友宗麟など、名字+戒名の呼び方で名乗ったいました
明治維新以降、名字の使用が義務付けられる、僧は名字+戒名で戸籍登録を行いました


位牌
位牌
内位牌は、臨終後すぐに製作され、葬儀の際に用いる白木の簡素な位牌です
野位牌は、墓石に文字を刻むまでの間にお墓に置く位牌です
本位牌 四十九日の法要までに、内位牌から作り替えられる位牌です


仏壇
仏壇
インドでは、土を積み上げて「壇」を作り、神聖な場所として「神」を祀っていました
 風雨をしのぐのに、土壇に屋根が設けました、これが寺院の原型で、それを受けたのが仏壇です
仏を祀る壇は、仏壇を指し、寺院の仏堂においても、仏像を安置する壇も仏壇です
日本語で「仏壇」と言えば、家庭内に安置するものを示します
江戸時代、寺院を菩提寺と定めその檀家になることが義務付けられました、
 その証として、各戸ごとに仏壇を設け、朝・夕礼拝する習慣が確立しました


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