慶喜

心意気
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フランス散策①(07/5/5)

2007年05月05日 | Weblog
世界遺産モン・サン=ミッシェルに行きました。
感激しました!
何世代にも渡り増築、工事をしています。
一時国家予算の25%を消費したベルサイユ宮殿と異なり建てた人の祈りが込められてるのを強く感じました。
島はもともとモン・トンブ(墓の山)と呼ばれ先住民のケルト人が信仰する聖地です。
708年、大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受けたが、信じなかった。再び同じ夢を見たが、また信じなかった。
ついに3度目には大天使はしびれを切らし、今度はオベールの額に指を触れて強く命じたところ、オベールは稲妻が脳天を走る夢を見た。翌朝、オベールは自分の頭に手を置くと脳天に穴が開いていることに気づいて愕然とし、ここに至って大天使ミカエルのお告げが本物であると確信してここに礼拝堂を作ったのが始まりです。
966年にはノルマンディー公リチャード1世がベネディクト会の修道院を島に建て、これが増改築を重ねて13世紀にはほぼ現在のような形になったものです。
中世以来、カトリックの聖地として多くの巡礼者を集めてきた。
百年戦争の期間は島全体が英仏海峡に浮かぶ要塞の役目をしていた。モン・サン=ミッシェルの入り口には今もイギリス軍が捨てていった大砲とその弾が残っています。
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