慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

大正から昭和ヘ(3)(ブロック経済&統帥権干犯)

2019年01月18日 | 歴史
大正から昭和ヘ(3)

関東大震災
 ☆死者・行方不明者は合わせて10万人を超えた
 *経済的損失は、当時の国家予算の約3倍
 ☆デマが原因で日本人自警団が朝鮮人を虐殺したと言われていが、この話には虚偽が含まれている
 * 朝鮮人が殺人・暴行・放火・略奪を行なったことは事実である
 *朝鮮人犠牲者は332人とある
 *朝鮮人の犠牲者約6千人(横網町公園にある「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑」)は正しくない
 *韓国政府は「数10万人の朝鮮人が虐殺された」と言っているがひどい虚偽
 (震災当時、日本全国にいる朝鮮人は約8万人であった)
昭和
 ☆昭和の前半は、日本にとって暗く陰鬱な時代
 ☆アメリカのニューヨーク株式市場が大暴落した
 *その波は世界に広がった。世界恐慌
 ☆日本経済はアメリカヘの輸出に頼る部分が大きく多くの企業が倒産した
 *豊作による農作物の価格の暴落から冷害による大凶作
 *農村では多くの娘が身売りさせられるという悲劇的な状況になる
 ☆政府は恐慌から脱出するために、金融緩和に踏み切り歳出拡大した
 *欧米諸国よりも早く、日本は景気回復を成し遂げた
 *日本を欧米諸国は、国家的規模の不当廉売による輸出と非難した
 ☆イギリスやアメリカは自国および植民地の経済を守る政策をとる
 *ブロック外の国からの輸入品には高い関税をかけた
 *「ブロック経済」で、極端な保護貿易である
 *「ブロック経済」により、輸出に頼っていた日本は経済的な危機を迎える
「ブロック経済」の主なもの
 ☆「ポンド・ブロック」(イギリスを中心とする英連邦グループ)
 ☆「ドル・ブロック」(アメリカを中心とした南北アメリカグループ)
 ☆「フラン・ブロック」(フランス、ベルギー、オランダグループ)
 ☆「ブロック経済」は自分たちのグループ内だけで貿易を行なう
 *世界の貿易額は70%も縮小した
 ☆「資源を持てる国(植民地を含め)」に対して、日本は「持たざる国」だった
 *日本のような資源のない国は、資源を輸入するしかない
 *輸入品を加工して商品にして輸出することで、貿易の均衡を保つことができる
 ☆日本は、欧米諸国にブロック経済政策を取られる膨大な貿易赤字に陥る
 ☆ドイツもイタリアも日本同様「持たざる国」だった
 ☆ブロック経済は「持てる国」と「持たざる国」の明暗をくっきりと分けた
 ☆日本が満洲の開拓に本格的に乗り出した要因
 *欧米のブロック経済の煽りを受けたのが原因
 *後に「大東亜共栄圏」を構想
 (目的もアジアに「円ブロック」を築こうというもの)
 ☆日本が、満洲での権益をアメリカに分け与えるという可能性は完全に消えた
 ☆第二次世界大戦は、「持てる国」「持たざる国」との争い
 *イギリス、アメリカ、フランスの「持てる国」グループ
 *日本、ドイツ、イタリアの「持たざる国」グループの戦争だった
 ☆第二次世界大戦の遠因は、世界恐慌に端を発したブロック経済
統帥権干犯問題
 ☆「統帥権」とは、軍隊を指揮する最高権限のこと
 ☆浜口雄幸内閣のロンドン海軍軍縮条約調印が政治問題となる
 *海軍軍令部の承認なしに兵力量を決定した
 *天皇の統帥権を犯すものだとして、右翼や政友会は浜口内閣を攻撃した
 ☆「統帥権」は、大日本帝国憲法第11条に定められていた天皇大権
 *陸海軍の組織と編制などの制度、戦略の決定、軍事作戦の立案や指揮命令などの権能
 *「統帥権」は、陸軍では陸軍大臣と参謀総長に、海軍では海軍大臣と軍令部総長に委託される
 (天皇が軍事の専門家である参謀総長・軍令部総長に委託した軍令権)
 *各大臣は、軍政権を参謀総長・軍令部総長は軍令権を担った
 ☆明治憲法下で天皇の権能は特に規定がなければ国務大臣が輔弼していた
 *憲法に明記されておらず、また、慣習的に軍令は国務大臣ではなく、統帥部が補翼してた
 ☆軍令と国務大臣が輔弼する範囲についての争いが原因で統帥権干犯問題が発生する
 ☆明治憲法が抱えていた欠陥が終戦に至るまでの日本の軍国主義化を助長した点は否めない
 ☆統帥権独立の考えが生まれた源流
 *政治家が統帥権をも握ることにより、幕府政治が再興される可能性
 *政党政治で軍が党利党略に利用される可能性
 *元勲・藩閥が政治・軍事両面を掌握して軍令と軍政の統合的運用が可能だった
 (後世に統帥権独立をめぐって起きたような問題が顕在化しない為)
 *南北朝時代に、楠木正成が軍事に無知な公家によって作戦を退けられて湊川の戦いで戦死した事件
 (南朝の衰退につながった逸話)
 ☆浜口事件以降、内閣が軍部に干渉できない空気が生まれた
 *軍部の一部が統帥権を利用して、暴走していくことになる
 *軍人勅諭では、軍人が政治に口を出すことは禁じられていた
 (軍人には選挙権も与えられていなかった)
 ☆「統帥権干犯問題」以降、軍事知識が不足している政党政治家たちの台頭に危機感を持つ青年将校
 *政策を論じるグループが生まれ、これは危険な兆候だった
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『日本国紀』














大正から昭和ヘ(3)(ブロック経済&統帥権干犯)(ネットより画像引用)

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秋篠宮さま、お言葉ですが(1)

2019年01月18日 | 皇室
日本には「国民主権」「政教分離」を記した憲法必要なの(長谷川美千代氏、岩田温氏)

まやかしの日本国憲法
 ☆秋篠宮殿下の発言
 「御代替わりの大嘗祭は国費でなく天皇ご1家の私的活動費でまかなうべき」
 *「日本国憲法的」で、戦後の皇室の在り方を示された「政教分離」に接触する可能性が高い
 *かなり踏み込んだ政治的発言であるとも解釈できる
 ☆護憲派は、秋篠宮殿下の発言を「立憲主義に反する」と言いませんね
 *集団的自衛権の問題であれほど大騒ぎする人たちなのに非常に奇妙
 ☆我々は、憲法というものを杓子定規に守る必要があるのか?
 ☆憲法第1条の条文に記されている内容
 *天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴である
 *この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く
 ☆条文をバカ正直に読むと
 *「天皇が替わるたびに皇室の存続を国民投票をする」との”極左的”解釈もできる
 ☆皇室を西洋の近代成文憲法の枠組みに入れようとすること自体、無茶な企て
 ☆憲法のまやかしの最たるもの
 *「天皇は国民の下にある」と言わんばかりの国民主権
 *国民と天皇のどちらが上でどちらが下を考えている国民などいない
国民主権と「革命」
 ☆「主権」という言葉自体、日本の国柄になじまない
 ☆フランス革命の後、フランス憲法に国民主権組み込まれた
 ☆国民主権は、へんなイデオロギーがくっついてしまう
 ☆歴史と伝統がないアメリカのような国、革命によって成立した国
 *国民が主権者であることを明確にしても構わない
 ☆歴史と伝統のある日本
 *天皇と国民のどちらに主権があるかの議論はする必要はない
マッカーサー主権の日本国憲法
 ☆護憲派が変な論理を振りかざす根本に、主権という言葉への無理解がある
 ☆日本国憲法制定権力は、日本国民や日本政府、天皇にはなかった
 *マッカーサーだけに与えられており、「マッカーサー主権」の憲法です
 ☆制定プロセスにアメリカが関与したことをほのめかす文章
 *GHQの徹底した検問にに引っかり、ことごとく削除された
 ☆憲法制定で、日本政府は背中にビストルを突きつけられていた
 *ビストルは国民には見えていなかった
 ☆アメリカにとんでもいことをされてもケロッとしている日本人
 *「慰安婦」「徴用工」と騒いでいる韓国人の爪の垢を煎じて飲むべきだ
左派は、自民党政権を「対米従属」と批判する
 ☆左派は、アメリカが日本に渡した憲法を頑なに守ろうとする
 ☆日本国憲法は、日米安保とセットになっている
 ☆対米従属を批判するならば憲法改正を主張しないと筋が通らない
 ☆アメリカの占領の当初からソ連の脅威ははっきりしていた
軍人のマッカーサーが戦略的に見ても非現実的な憲法9条を作ったのか?
 ☆核兵器をマッカーサーは過大評価し核兵器万能主義者でした
 *核兵器を沖縄に配備すれば万事解決とたかをくくっていた
 ☆日本がアメリカに反旗を翻しても、ソ連が日本に侵攻しても
 *核を落としてしまえばいいと考えていた
 ☆9条と沖縄への核兵器配備はセットになっている
沖縄県民かく戦えり
 ☆日本国政府は、大東亜戦争の末期
 *沖縄は「一億総特攻のさきがけ」になつていただきたいと発言
 *結果的には、梯子を外した形になり、沖縄では壮絶な戦いがあった
 ☆戦後、日本国民は大田実中将の言葉から目をを背けてきたのでは
 *「沖縄県民かく戦えり、後世格別のご高配たまわらんことを」
 ☆皇太子時代初めて沖縄を訪問された
 ☆両陛下はことあるごとに沖縄に足を運んでいらっしゃる
 ☆両陛下は琉歌をマスターされた
 *陛下の詠まれた琉歌に皇后陛下が沖縄風のメロディーを作曲しCDにもなっている
 *「国民統合の象徴」であられることを示す実例といえる
大和と出雲
 ☆世界の歴史では、負けた方は皆殺し又は勝った方に呑み込まれてしまうのが普通
 ☆大和政権との戦に敗れた出雲王朝の在り方に、日本らしさを見出すことができる
 ☆日本の場合、出雲は表裏の「裏」としてあり続けた
 *上下関係ではなく、補完し合う関係になっている
 ☆昭和天皇の弟君であられた秩父宮親王のお妃勢津子さま
 *明治維新期に「逆賊」とされた悲運の会津藩主、松平容保の孫にあたる
 *ある意味、和解の象徴といえるのでは
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『WILL2月号』




日本には「国民主権」「政教分離」を記した憲法必要なの(長谷川美千代氏、岩田温氏)
(『WILL2月号』記事より画像引用)



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東京五輪最後は3兆円超えるぞ

2019年01月18日 | 政治
「コンパクトな大会」を謳ったが実態は森元首相が策した「利権オリンピツク」だ

 ☆東京五輪開幕まで1年7か月を切った
 ☆大会関連経費が無尽蔵に膨張
 *後世に引き継ぐ「レガシー」という言葉は空虚に聞こえる
 ☆後世に禍根を残す「ネットガティブ、レガシー」にしない責任が政治家や大会関係者にはある

代々木&臨海副都心を再開発
 ☆東京五輪・パラリンピックをめぐり大会経費・関運行政経費を会計検査院公表
 *5年間に支出した約8千億円↑に上る
 ☆大会組織委員会のの試算では、大会経費の合計を1兆3千500億円としていた
 *内訳は、組織委と東京都が各々6千億円、国が1千500億円
 *国の負担額はすでにその試算の5倍以上
 ☆今後必要な国・都・組織委のこれらの経費を合計すると2兆8千255億円になる
 *国が負担する経費を加算すると、総額3兆円規模になる
 *都の五輪担当幹部は「3兆円では済まない」と洩らす
 ☆経費が膨れ上がっている要因
 ☆東京五輪には、代々木再開発と臨海副都心開発の二大利権が絡んでいる
 *世界都市博覧会の開催予定地だったが頓挫した臨海副都心
 *東京五輪では、臨海副都心開発まで拡大した
政治家と官僚OBで税金浪費
 ☆東京五輪を終始一貫して主導してきたのが、日本体育協会会長などを歴任した森氏
 *代議士引退後も”五輪のドン”として君臨している
 ☆政治ジャーナリストが語る
 *森氏が会長に就いて、その右腕となる事務総長は元財務事務次官が務めている
 *政治家と官僚は自然に集まってくる税金を扱うだけなのでお金への感覚は鈍い
後世に「負の遺産」背負わすな
 ☆ロス五輪は、民間指導で成功を収めた
 *「商業五輪」が台頭し、負の面としてスポンサーや広告代理店が幅を利かせるようになった
 ☆東京五輪の組織委の経営感覚がないトップとナンバ2
 *局長や部課長は、電通やスポンサー、各省庁からの出向者が占めている
 *出向元の損得勘定ばかりしており、ガバナンス(統制)がまるで取れていない
 ☆大会の大枠は森組織委会長と小池百合子都知事が擦り合わせすることになる
 *二人の関係は決して良好ではない
 *伸介役となるべき桜田五輪担当相は、調整力に疑問がある
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『THEMIS1月』


「コンパクトな大会」を謳ったが実態は森元首相が策した「利権オリンピツク」だ
(『THEMIS1月』記事より画像引用)




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