

☆閣議報告された防衛白書での中国の国防政策
*軍事や戦争に関して、物理的手段のみならず、非物理的手段も重視しているとみられる
*三戦(輿論戦・心理戦・法律戦)を軍の政治工作の項目に加えたと明記された
*『三戦』とは、中国が領域や要衝を巧みに奪い取る戦略だ
☆中国は、フィリッピン領、ベトナム領とされていた岩礁を埋め立て、次々と人工島にした
☆東シナ海では、日中中間線より中国側を海域と主張し、尖閣、沖縄まで触手を伸ばしている
☆これも三戦の一環だ

☆「輿論戦」
*中国が自国や諸外国の新聞、書籍、テレビ等を使って、有利な輿論環境を醸成する
*中国党機関紙人民日報系の『環球時報』
*日本が「奄美・琉球」の世界自然遺産登録を目指しているのを利用する
*「琉球諸島は日本固有の領土とはいえない」とする専門家の論文を掲載した
☆「心理戦」の根本は、敵をいかに欺くかである
☆「法律戦」は、国際法と国内法をツールに国際的な支持を獲得する
*中国の違法な軍事行動に対して予想される反発に対処するもの
☆民間所有の軍用地や基地隣接地が、中国資本に次々買収されている
*沖縄の不動産業界でこれは「周知の事実」として語られている
*名義人は、日本人や日本企業をダミーとして使っている
*一説では、民間が所有する軍用地面積の3分の1以上中国企業や中国人の土地

☆日本の永住権を持つ外国人で最多は中国人で約25万人
☆現状は「中国の現代謀攻戦略」の国家の意図に基づいているに違いなく不気味だ
☆中国は10年、「国防動員法」を施行した
*中国国籍保有者は、国外にいても、国防その他の義務を果たさねばならない
☆日本にいる中国人も、有事には中国政府や軍の指示に従う
☆中国の軍事力は近い将来、日本を凌駕することが予想される
☆謀略と軍事力で、東シナ海~南西諸島~西太平洋まで
*朝鮮半島を通じて日本海も中国の完全な統制下に置かれることになりかねない

☆日本人の国防に対する意識や教育にも問題がある
☆日本では、大学で軍事学や謀略を教えるところはどこにもない
☆謀略を使う中国に対し、謀略を学ぶことはタブーという現状
☆このままでは、日本は中国に国土を奪い取られてしまう


☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します




軍事や課略をタブー視している日本は中国の狡猾な戦略に蹂躙される
(『THEMIS11月号』記事より画像引用)