客室からの眺め
(ブログ「旅の記録」の近江ちゃんぽんより続きます)
平成30年4月1日日曜日。大津の定宿で目覚める。いつもはホテルで朝食を済ませるのだが、今日は予定があって素泊まりにしてある。昨夜、チェックインの時に朝食を付けようかと思ったが、高校などの団体さんが泊っているので、朝食会場が時間によって混雑するという話だったので、やはり素泊まりにしておいた。缶コーヒーなどを飲み、部屋でゆっくりして、それでも午前9時前にはチェックアウトした。
パルコが無くなっている!
昨年、施設内のサイゼリヤを利用した大津パルコが閉店している。サイゼリヤも休業中となっているが、映画館は営業しているようだ。近くの西武百貨店は営業中。
㊧ JR西日本 東海道本線 膳所駅
㊨ 京阪電気鉄道 石山坂本線 京阪膳所駅 (滋賀県大津市馬場)
膳所から京阪電車に乗る。JR西日本の駅舎が橋上化され、出入口が京阪の駅の側になっている。京阪の駅も改装されて、以前利用した時とは勝手が違う。
おけいはんで京阪膳所を出発
京阪電気鉄道 石山坂本線 普通列車 [600形] (三井寺)
おけいはんで三井寺に到着
石山坂本線 普通 京阪膳所(9:31)→三井寺(9:38) 601 運賃170円
駅頭の様子!
京都の桜を見るために関西に来ているのだが、定宿が大津なので、大津の桜を見ないで京都へ移動してしまう事が出来なくなった。
琵琶湖の水を京都へ送る琵琶湖疎水!
ここからトンネルで山を抜けて、京都へと流れてゆく…
三井寺の桜も見事だと思うが、今日はお寺に行かない。紅葉の時にお参りした事があるが、実にきれいだった。三井寺の駅の方に戻る。
疎水とお寺の桜が一体となって圧巻!
疎水の水に景色が映るのだが、今日は少し風があってさざ波が立っている。
京阪電気鉄道 石山坂本線 普通列車 [700形] (三井寺-大津市役所前)
そこを京阪電車が走ってゆく。
京阪電気鉄道 石山坂本線 普通列車 [700形] (三井寺-大津市役所前)
三井寺から再び京阪電車に乗る。駅を出ると併用軌道がある。道路の上を電車が走る。信号待ちで停まるとなかなか動かない。広電の路面電車のようだが、石山坂本線の併用軌道は一部のみである。
びわ湖浜大津で乗り換え
今年の3月17日より駅名が変更されている。京津線・石山坂本線の「浜大津」は「びわ湖浜大津」に。平仮名も含んで冗長となるが、「びわ湖大津観光の玄関口であることを表現し、一層の観光客誘致を目指すため」だそう。同日には石山坂本線の「別所」は「大津市役所前」に、「皇子山」は「京阪大津京」に、「坂本」は「坂本比叡山口」にそれぞれ変更となっている。さて、乗り換えた京津線も次の上栄町までに併用軌道がある。4両編成の電車が道路上を行くのは見応えがある。
車内には成田山の御札が!
大本山成田山新勝寺(千葉県成田市)の別院である成田山大阪別院明王院(大阪府寝屋川市)は、京阪電気鉄道が寄進した土地に、昭和9年に創建されている。千葉県の成田山にはお参りした事があるが、大阪府の成田山にはまだ参りしていない。
京阪電気鉄道 京津線 普通列車 [800系] (京阪山科)
おけいはんで京阪山科に到着
石山坂本線 普通 三井寺(10:03)→びわ湖浜大津(10:05) 615
京津線 普通 びわ湖浜大津(10:10)→京阪山科(10:22) 806
◆三井寺-京阪山科間の運賃240円
成田山の御加護もあって、無事に滋賀県大津市より京都府京都市に入る。もちろん鉄道会社の安全運行があっての事。山科からは18きっぷを利用する。改札口で入鋏のハンコをもらう。
東海道本線で山科を出発
JR西日本 東海道本線 普通 2819M列車 [117系] (京都)
東海道本線で京都に到着
山科から一駅の京都で降りてしまう。今日は18きっぷの元が取れるかな。
東海道本線 普通 2819M 山科(10:29)→京都(10:34) クハ116-310
◆特別企画乗車券「青春18きっぷ」2,370円(1回分)
※参考 山科-京都間の運賃190円
JR西日本 東海道本線 京都駅《烏丸口》
(京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町)
京都駅で空いているコインロッカーを探す。地下鉄の構内で何とか空きを見付け、手荷物を預けて身軽となる。ちょうど小銭を持っていなかったが、地下鉄の切符を買い、そのお釣りを使う。300円也。地下鉄でSuica、PASMOなどの交通系ICカードが使えるが、紙の切符を利用する事にする。さて、駅から程近いこちらのお店へ。
二年振りにここの行列に並ぶ!
今朝、ホテルで朝食をとらなかったのは、ここで朝ラーを食べる為である。既に時刻は午前11時前で、朝ラーというより、少し早いお昼となりそうだ。店員さんが行列の人から予め注文を取っている。大きなスーツケースを持つ外国人も並んでおり、英語で注文を取っている。
ビール(小)(350円)
思ったより列は早く進み、30分程で席に案内された。華人かなと思われる外国人女性と相席。午前中から麦酒を飲んでいるのをどう思われているだろうか。
ラーメン(700円)
予め注文してあるから、すぐに運ばれてきた。
麵はこんな感じ♪
久しぶりの第一旭さんのラーメン。そうそうこの味。実に旨い。
餃子(250円)
餃子も来た。キムチかメンマで麦酒を飲もうかと思ったが、50円高いだけなので餃子にしてしまう。さて、相席の女性もラーメンの写真を撮り、麵を上げてはまた撮ったりしていた。まるで後から自分が真似して撮っているみたいだが、そうではない。「お姉さん、どこから来はったん?」と聞きたいところだが、お姉さんは日本語は「ありがとうございます」しか話してないし、自分の語学力を考えるに会話にならないだろうから話し掛けなかった。お姉さんは帰ってしまったが、麦酒を飲み、餃子とラーメンを平らげて満足する。お勘定を済ませる時に、美味しかった旨伝えて店を出る。ごちそうさまでした。
人気の二店が軒を連ねる!
去年は右のお店に入った。黒いスープの中華そばだったが、ヤキメシも食べたい。
本家 第一旭 (京都府京都市下京区東塩小路向畑町)
いずれも平成30年4月1日撮影
お目当てのラーメンも食べたので、ようやく京都観光に出掛ける。 (つづく)
おしらせ
「旅の記録」が容量一杯で書ききれなくなったので、続きはここに書いてゆきます。
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動画も公開しています。
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