旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

エスカロップ紀行 「へすていあ」→苫小牧

2004-06-07 18:44:00 | ドライブ

東日本フェリー「へすていあ」 (航行中)

平成15年6月22日日曜日。「へすていあ」の寝台で午前7時頃起床。レストランへ行き、和定食(980円)を食べる。朝から一杯やりたくなるが、午後には長距離運転が控えているので止めておく。東日本フェリーのレストランは新日本海フェリーのレストランほど充実はしていないが、基本的なメニューは提供されており、なにより席まで料理を運んでくれるのがよい。レストランだから当然なのだが、レストランと称しても当然ではないところもある。

自動販売機で缶コーヒー(150円)を購入。やや高い。天気がよいので、飲み終えるとデッキに出てみる。風が強い。思ったほど寒くはない。このままデッキにいれば風邪をひくだろうが。陸地は見えず、大海原が広がるのみだ。

売店でタオル(158円)を購入して展望浴場へ行く。こればかりは航空機、鉄道では無理であろう。風呂はすいており、気持ちよく利用できた。私は利用しなかったがサウナもある。脱衣所の大きな窓に面して椅子が置いてあったが、彫り物をした人が一人、海を見ながらくつろいでいた。

缶コーヒーを飲んだばかりだが、湯上りなので、コーラ(150円)を買って、再びデッキに出る。やはり海しか見えないが、陸地に望遠レンズを向けたおばさんが先程より頑張っている。そろそろ尻屋崎(青森県)沖を通過するようだ。

まだ本州の側を航行しているのかとも思うが、ここから苫小牧までは意外と早い。陸路では函館から森、長万部、東室蘭と噴火湾に沿って行くが、船ならまっすぐ苫小牧を目指す。早いといっても3時間以上かかるが。

寝台に戻ってごろごろ。レストランでは昼食が始まったが、お昼は陸へ上がってから食べたいのでパス。もうすぐ北海道だというのに実感が無い。デッキに上がると苫小牧の港が見えてきた。

定刻の13時15分に苫小牧到着。荷物をまとめて下船。長い通路を歩いてフェリーターミナルへ。レストランを見るが、安くはないので、ここもパス。レンタカーの予約は14時からだが、すでに配車されており、すぐにターミナルを出発できた。予約したクラスより上のクラスの車が用意されていた。料金はもとのまま。 (つづく)

東日本フェリー http://www.higashinihon-ferry.co.jp/