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★美術館のボランティア

2007年11月13日 | ★美術館のボランティア

                

今日は 兵庫県立美術館に 兵庫県内の私立S中学校1年生約240名が美術館鑑賞ツアーに訪れました。

ミュージアムボランティアの解説班と子供班が案内します。普段なかなかお手伝いできないのですが  少しでもお役に立てば・・・と行ってきました。・・・子供好きですし・・・!

もう美術館のツタも 紅葉してきました。

        

今、特別展は「河口龍夫展ー見えないものと見えるものー」が開催されています。

神戸出身の河口龍夫(1940- )は、種子や電流や光、銅や鉛などの素材を用いて、普段は隠れている事物の本質や可能性、そして目に見えない「関係」を美術の力によって提示しています。

今回の展示でも、エネルギー、熱、時間など私たちが日常目で見ることのできないものを作品を通して感じさせてくれます。

・・・・・と、書いてありますが、あんまり難しいことを考えないで、まずは見てみました。

それぞれの素材の関係性があるので説明しにくいのですが・・・・・・でも、楽しいのです。

              

「関係ー浮遊する蓮の船」の部屋では 部屋の中央の高いところに 蓮(上の写真の蓮)がいっぱい入った船が浮かんでいて、また部屋の四方の壁の高いところに 蓮が数え切れないぐらい挿してあります。
部屋に入るなり そのインスタレーションに圧倒されてしまいました。
綺麗な蓮の世界!  
たまたま私1人だったので、どっぷりのその空間に浸れて、「あ~、私は今、水の中にいるんだ~」と、水の底から蓮を見上げて不思議な感覚を味わっていました。

また、出口の廊下では、蜂が乗った小さな飛行機(?)、と、数え切れないぐらいの数の 大きな羽のついた種坊が 一つ一つ天井から吊り下げられていて だんだん高く遠くへ飛んでいく展示がありました。
種坊が好きなところへ飛んで行く、未来を夢見て飛んで行く、遠くへ遠くへ・・・・・蜂はどうして飛行機に乗っているのかな?・・・・種坊を見守っているのか、一緒に行きたいのか・・・・・・・
思わず「楽し~~!」とつぶやいていました。

解説ボランティアであればその関係性や、作者の意図を勉強しないといけないのですが、私は、「たのし~~」・・・でその日は終わってしまいました。

もっと知れば もっと違う見方ができると思います。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

さて、今日は、生徒たち240名が展示室1階2階、そして屋外・・・と、12グループに分かれて美術館中を動きます。 いつものことながらすごいな~と思います。

私は 美術館の建物と屋外の彫刻の解説をすることになりました。

解説ボランティア4名が屋外担当で それぞれ中学1年生20名をつれて屋外をぐる~と一周。
それを3回まわります。

 

安藤忠雄さん設計の美術館は見どころがいっぱいです。

   

いつも思うことですが、子供たちが美術館に来て、何か1つでも楽しい・・と思うことがあればいいな~と思います。 

今日も、作品の紹介をしながら、 「美術館って、難しいところじゃないんだよ」・・・・・と伝えたい・・・・・いつも思います。

子供が小さな時から親しめる美術館があれば素晴らしいですね!

 

 

いつも見ていただいてありがとうございます。
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