Soleilの庭あそび・・布あそび♪

日々の庭作りや陶芸、キルトなど・・・my favorite room

★兵庫県立美術館 『シャガール展 色彩の詩人』

2008年09月28日 | ★美術館のボランティア


今日も見ていただいてありがとうございます♪

 

兵庫県立美術館では 9月6日から 「シャガール展 色彩の詩人」が始まっています。

      

シャガールの初期の集大成といわれる壁画の大作 「ユダヤ劇場」全7点をはじめ 初期から晩年にわたる絵画や版画 タペストリーなど約150点を展示しています。

休日は来館者が多くて シャガールの人気が伺えます。

          

シャガール展の会場は 3階ですが 右にあるエレベーターを使わずに私はいつも階段で3階へ。

安藤忠雄建築の 天井のグリッドや手すりの鉄 ガラス 打ちっぱなしのコンクリート・・・・・無機質で冷たい印象のこの空間ですが 私はとても気に入っています。

下から見上げる会場への小さな入り口が これから始まる「何か」を予感させて いつもここで自分ひとりワクワクしています。

 

シャガールは ロシアのヴィテブスクという街のユダヤ人の家庭に生まれ 9人兄弟の長兄で 幼い頃はユダヤ教社会の中で育ちます。

そのシャガールが ユダヤ教では禁止されている「絵を描くこと」を職業とした その長い生涯を作品でたどっていきます。

シャガールは98歳で亡くなるまで いろんな手法で1万点以上の作品を残したそうです。

パリの時代の作品は少ないのですが 版画も多く 最後のタペストリーも見ごたえがあります。

        
                    「二つの顔を持つ花嫁」

これは シャガールが40歳の時に描かれた作品で 白いベールの花嫁は 二つの横顔をみせています。

左手には花束を持ち 婚礼を祝うために町の音楽家たちが集まって ユダヤの音楽を奏でています。

右手には扇子が握られ 花嫁は もう一つの違う世界・・・・・・西ヨーロッパ社会・・・を見ています。

ロシアを飛び出し パリへと渡ったシャガールが生涯持ち続けた故郷への思い 苦悩や悲哀を表現しているようです。

 

シャガールの絵を観ていくうえで切り離せないのが ユダヤ教社会 ユダヤ文化です。

勉強しない私にはとても難しくて・・・・・ そこで・・・・

美術館で9月28日に記念講演 「シャガールはなぜ7本指なのか?-ユダヤ文化論から見たマルク・シャガールの世界ー」
大阪大学・関西大学講師、ロシア文学・東方ユダヤ文化論専攻の角 伸明先生の講演があったので参加しました。

         

ミュージアムホルで 定員250名ですが立ち見が出るほど盛況でした。

シャガールの1枚の絵を見る時 ユダヤ教の厳しい教え、そしてユダヤ社会の習慣や言語・・・・ などから一つ一つ謎を紐解いて 「ふ~ん・・・・・」とその深い意味を知っていく・・・・「ふ~ん・・・・・」と。

絵は自分の感じるままに観ていけばいい・・という思いと、

これほどの深い知識で探っていく面白さと・・・本当にいろんな見方があるんだな~と思います。

パリに飛び出し 西欧社会の服を着て西欧社会の生活をしても シャガールの心は故郷ヴィテブスクへの思いで溢れていて・・・・・・

キリスト教文明は受け入れたけれども ユダヤへの愛着は持ち続け それをずっと表現し続けたシャガールのルーツのようなものを感じました。

ユダヤ人という重い宿命を背負いながら こころの葛藤と戦いながら あの美しい色彩の ファンタジーな世界を作り上げたんですね。

今日 時間をオーバーして2時間近くあった講演を聞きながら 「絵を観る」ことの深さを感じました・・・・・・難し~~いけれど楽しいですね。

もっと勉強しなければ・・・・・とこの瞬間は思うんですが・・・・・

とても面白い楽しい講演でした。

兵庫県立美術館では シャガール展期間中 今日のようにいろんなイベントがあります。

シャガール展は 10月15日(水)まで開催しています。

休館日 月曜日
10:00~18:00(入場は17:30まで)
※特別展会期中の金曜日と土曜日は夜間開館
10:00~20:00(入場は19:30まで)

〒651-0073
神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号[HAT神戸内]
TEL:078(262)0901
e-mail:museum_@artm.pref.hyogo.jp

 

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★ハーブの苗あつめ

2008年09月26日 | ★ガーデニング


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今日は Armonico・・・アルモニコ」 の近くを通ったので この↓トリのハンギングが入荷していないか聞いてみました。

                 

ちょっとアンティーク風で いい感じで 欲しくて待っていたのですが・・・・・

やっぱりもう入荷しないそうで 残念。

・・・でも、ジョーロなど新しい商品が入っていて また迷う迷う。

それより何より お店の前に 大きな鉢の背丈ほどある萩が置いてありました。

すごい!  

小さな可愛いピンクの萩が ヒラヒラ チラチラ・・・・・たっぷり咲いていて見事でした。秋ですね~

・・・しばらく見とれて・・・・あ~カメラ持ってきてないんだった・・・・残念。

 

今年は ハーブの花壇を作ろう!・・・・・と思い 苗を集めています。

フランネル オレガノ パイナップルセージ ・・・・・などなどをアルモニコで買って帰りました。

アルモニコは いつも絵になるようなラッピングです。

苗を油紙(?)で包み ホッチキでとめて籠のようにしてくれます。

私は こんな雰囲気にコロリと参ってしまいます。

ビニール袋にササ~と入れるだけでもいいのに こういうこだわりが大好きです。

・・・そして いつもおまけが付きます。

今日は 萩の小さな枝と ローズヒップ ドライのアナベル・・・・

うれし~!

 

そして この左端の苗が ぶどう科の「シッサス ヘンリアーナ」。

枝垂れる葉っぱがいい雰囲気になりそうです。

「のぶどう」の苗を探していますが なかなか見つからなくて・・・・・それでとびついてしまいました・・・・もちろん ピンクの花だけで実はなりませんが・・・ 

 

この前 「華遊」という園芸店で買ったのは 右からラムズイヤー  ヒューケラ「ハリウッド」  後ろで大きく繁っているのが ペンステモン 左が グラス科のアケボノアシ

ヒューケラはいい感じの色です。

 

           

可愛いローズヒップでしばらく楽しめそう・・・・

 

 

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★秋がそこまで・・・

2008年09月25日 | ★ガーデニング


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門の横にあるハナミズキが紅葉し始めました。

小さな可愛い赤い実がいっぱいです。

  

綺麗な赤に変身して散っていく葉っぱ。

オレンジから赤に変わって そして茶色くなって散っていく・・・・・毎年延々と繰り返される木々の世代交代・・・

            

最後に綺麗な色になって みんなに見つめられながら散ってく・・・・

これから11月にかけて 木全体が紅葉していきます。

 

  

実の横に 葉芽でしょうか・・・・・花芽でしょうか・・・・・

 

  

裏庭のバラ「アルテシモ」の実もオレンジ色になってきました。

今年は 途中で枯れて落ちる実が多かったので 毎年作っているリースができるかどうか・・・・・。

 

           

この前 移動した「ナニワイバラ」の葉に ショウリョウバッタが止まっていました。

        

・・・・・でも・・・・・

前に見た 元気な姿ではありませんでした・・・・同じショウリョウバッタかどうかはわかりませんが・・・・・

羽根は途中で切れて 色は茶色に変わり 触覚も片方が折れています。

葉っぱに止まっているのが精一杯の感じです。

 

  

じ~と動かず・・・・・10分後に見ても まだじ~と動かない・・・・・

    

よ~く見ると お腹に卵がいっぱいです。

昔 土の中に生みつけているのを見たことがありますが このバッタは どこで生むんでしょうか・・・・・

探してるのか・・・・もう飛ぶのもヤットヤット・・・・・

あ~ どこのお母さんも大変!

元気出して 思い残すことなくちゃんと生み終えて欲しいな~・・・と思いました。

虫も 木も  子孫を残して繋いでいこうとする自然の営みが 庭のいろんなところで繰り返されているんですね。

 

 

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★伸びたね・・・ナニワイバラ

2008年09月23日 | ★バラ


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昨年の秋に ナニワイバラの苗を買いました。

処分品で 2~3年目の株ですが 高さが30cmほどしかなくて 「う~ん・・・」と考えましたが 強いバラ・・・・・・と思って買って帰りました。

予想を裏切って 葉は落ち 枝は黒くなって枯れ始め・・・・・悲惨!

大き目の鉢に植え替えて 黒くなった枝はバチバチ切って・・・・また黒くなり・・・・バチバチ切って・・・・・

春には小さな株になっていました。

今年は花は咲かないだろう・・・と思っていると

なんと 1輪だけ咲きました。

上の写真は記念すべき今年のナニワイバラです。

分厚い花びらで しっかりした花です。

花芯の黄色とオレンジ色が パ~・・・と「元気です~!」・・・って言ってるみたい。

葉っぱも 艶のある細いしっかりした葉で 見るからにドンドン伸びそうでした。

 

                               

夏は この3つ目のハウスのアーチの下に置いていたので このジャングルのような中にまぎれていました。

この前 「フッ・・・」と気づいて探し出してみると・・・・・

                               

なんと!・・・・・・・すごい!・・・・・・・

2本の新しい枝は 4~5mは伸びていました。・・・・・・・予想通り!

「やるわね~」・・・・・・

嬉しくなって・・・・・これもスパニッシュ・ビューティーの穴埋めに 1番目のトリのアーチに持って行きました。

 

                      

トリのアーチの下は ほんとうに な~にもありません。悲しい!

右下のシダの間からは ERの「スノーグース」 その左には この前植えた 「ロココ」・・・・・・ロココは ちょうど塀のてっぺんまで届いています。

白い花は クレマチスのマダム・バンホーテが1輪だけ咲いています。

こんなに板塀が見えているなんて・・・・・昨年は考えられませんでした。

 

                         

鉢は冬に植え替えるとして・・・・・ ナニワイバラはどこまで届くかな~・・・・・

ナニワイバラの左の鉢は スタンダード仕立ての「ゴールドフィンチ」

          

スパニッシュ・ビューティーの悲劇で 5月に 裏庭から 急遽ここに持って来ました。

何もない板塀をこんなに咲いて飾ってくれました。

 

                                

          

ナニワイバラはなかなかやりますね~。

アーチの中ほどまで伸ばせて 右からの「マダム・アルフレッド・キャリエール」に届きました。

                 

よかった! 秋に また枝を伸ばしてね。

この トリのアーチの左側には 昨年まで平家が建っていて屋根が出ていたので アーチがちょっと変な形になっていますが その家がなくなると 日当たりがよくなってバラはドンドン成長しました。逆に ホスタなどは 葉焼けして 葉の微妙な色が消えました。

日陰だったところが 日当たりがよくなるとすごく嬉しいのですが 夏の日差しに弱いものは植え替えていかないとかわいそうですね。 

                 

この1番目の トリのアーチは 2番目のハートのアーチに比べると スカスカです。

ハートのアーチには 左側は「ヘリテイジ」が旺盛に・・・ 右からは 木のようになった「アイスバーグ」が繁っています。

                                  

来年の5月には トリのアーチも この白い花でいっぱいになったらいいのですが・・・。

期待して・・・!

 

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★簡単リフォーム

2008年09月20日 | ★庭のD.I.Y


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フロントガーデンのホースリール置き場に レンガを積んで ちょっと一息つける場所を作りました。

家の門を入った右側には 水栓があって ホースを置いています。

このホースを何とかしたい・・・と思っていろいろ試していますが 毎日のことなので ついつい便利なものを選んでしまいます。

ず~と前から ここに立水栓を作って それをレンガで囲ってちょっと雰囲気のある場所にしたいと思っていました。

でも、なかなか実現できなくて・・・・水道管をつなげるのは できそうだとわかっていても ちょっと勇気がいります・・・・・そのうちに アイビーがフワ~~~と繁ってきました。

このアイビーを生かして 簡単に雰囲気を変えてみようと思いつきました。

    

このホールリール置き場は もう5~6年前に 簡単にレンガをモルタルでつけたものです。

左の花壇を作ったときに 花壇と壁との間に水道管を通す隙間をちゃんと残して作っています・・・・・いつかは立水栓を作ろうと・・・・・

          

このブルーの濃淡のタイルは 7~8年前に名古屋で買ったものです。

・・・どうして名古屋・・・?

確か 名古屋で開催されていたモネ展を見に行って そこで売っていたので記念に(?)買って帰ったもので 赤や黄色も買ったと思うのですがどこへいったんだろ~・・・・・・

自分で作ると タイルをはめ込んだり 陶芸教室で作った素焼きのオブジェをはめ込んだりして いろんなことができるので楽しくて止められません。

    

 

レンガを積んで デッキを切ったときの廃材を持って来て置きました。

10分で出来上がり~!

 

左の花壇は日陰で アジサイやシダを植えていますが ここも日陰で 葉の色の綺麗な物を置こうと思っています。

シロタエギクやバラのグリーンアイス、オリズルランの鉢を上に置いて 下には ホスタのフランシス・ウイリアムス・・・・・まだ小さいです・・・なかなか大きくならないですね~・・・・・を置きました。

・・・でも 後ろのアイビーはすごい勢いです。

なんとかしないと・・・

 

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★親子でピョン!

2008年09月19日 | ★ガーデニング


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台風が近づいて時々雨模様の日、 フロントガーデンのアイスバーグで ショウリョウバッタを見つけました。

おんぶバッタです。

  

8月に見つけた あの小さなショウリョウバッタかな~・・・と思いながら見ていると・・・・・

上に乗っている子供バッタは お母さんが(お父さんかも・・・・・?)どんなに飛んでも絶対!!離れません。

お母さんの身体に 両手両足でしっかりしがみついているのか うまく息が合っているのか 2匹が一体化しています。

  

こんなにさかさまになっても 子供もびくともしない・・・。

すごいな~・・・。

お母さんも軽々とピョーンと飛んでいきます。

親子の愛を感じるわ~・・・な~んて思っていると・・・・・

  

急に 子供が1人でピョーンと飛んで行ってしまいました。

あらら・・・・

虫の世界でも 子供はいつまでも親のそばにはいないんだ~・・・・・・

1人になったお母さんの背中には 黒い点が二つ・・・・

なんだか「目」が付いているみたい・・・・

なんでしょう・・・・・

 

庭はむしの町。

いろんな虫の世界が広がっているみたいです。

 

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★クレマチス・・・アルビナ 『コンスタンス』 

2008年09月17日 | ★クレマチス


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長野県のおぎはら植物園で買って帰ったクレマチス・・・・ アルビナ 『コンスタンス』が咲きました。  

  

4~5日前から蕾が大きくなってきていたので 楽しみでした。

蕾は 濃い赤紫。 大きさは2cmほど。  小さいです。

                 

1ヶ月ほど前は まだヒョロヒョロでしたが 鉢に植え替えてからは しっかり枝を伸ばしてきました。

          

背丈はまだ40cmほどですが 二つも咲いて嬉しい~。

  

蕾が開くと 花弁は蕾より薄いピンク色でした。

  

ダブルなので 中は もっと薄いピンク色。 外と内のグラデーションがいい感じです。

ふんわりしてとっても可憐です。開くと 花は5~6cmになりました。。

  

長野から持ち帰って こんなに早く咲くなんて 思いもしなかったので嬉しいですね~。やはり しっかりした苗だったんだな~・・と思います。

さあ、庭のどこへ置こうかな~・・・と考えるのが楽しい。

このふんわり感が出せる場所・・・相手は誰がいいのかな~・・・・と、いろいろ迷うことが楽しくて・・・・冬までゆっくり考えることにしましょう。

 

               

一緒に持ち帰った 『タングチカ』。これは2年物の株だそうです。

おぎはら植物園の方が 「これは大きくなりますよ!」とおっしゃっていましたが その片鱗が見えてきました。

          

大きいな鉢に植え替えると途端に すごいつるが延びて グルグル巻きになっています。

あんまり自立しない感じの伸び方ですが 逞しいクレマチスです。

黄色の花が咲く・・・と思う・・・・のですが 早く見てみたい。

 

             

これは パンテスの『ベルオブウォーキング』

          

しっかり少しずつ伸びていっています。

この花はダブル(八重)の大輪なので 楽しみです。

・・・・でも、きっちり堅実に伸びていく感じなので 花はまだまだ見れそうもないかな~

 

               

 一番心配なのが『マクロベタラ』です。

           

大丈夫かな~

長野から持ち帰った時より 元気なく 枯れてる・・?

花が咲いた『コンスタンス』と同じ仲間なのに 繊細なんでしょうか?

育つ力を信じて待ちましょう!

秋・・・・人間が気持ちがいいと感じるときは 植物も気持ちがよくて 育つ時期なんですね。

 

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★『和田金』・・・・松阪牛のすき焼き

2008年09月15日 | ★美味しいもの


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鳥羽方面へ旅行しましたが 一番のメインは『和田金』でした。

松阪の『和田金』・・・といえば松阪肉の美味しいことで有名なお店。

以前松阪に来た時に 時間がなくて寄れなかったので楽しみにしてきました。

                       

松阪駅から 10分もかからないところにある5階建てのビルです。

                                     

お座敷に坐ると まず円卓の炭をおこします。

もう ここから仲居さんの「すき焼きショー」の始まりです。

                          

第1幕 お肉登場

・・・おいしそ~。 

みんなの注目を浴びて・・・

                          

取り囲んだ観客は 卵を割ってスタンバイ。

                                   

お鍋にお肉が2枚。

ジュー・・・とも言わないで静かな始まり・・・

お砂糖たっぷり、たまり醤油(でしょうか・・・) おダシを少し入れて・・・・

しずか~に焼いていきます。

大きなお鍋なのに 一度にお肉は2枚しか焼けません。

                

美味しそうに焼けると 1枚づつ仲居さんが配っていきます。

その箸さばきにみんな注目。

                           

レディーファーストで・・・・・お肉がきました。

うれし~。やわらか~い。おいし~。とろける~。ちょっと甘い。

                                       

和田金牧場では 2000頭ほどの黒毛和牛に ビールを飲ませたり 焼酎でマッサージしたりして大事に育てているんです・・・と仲居さん。

第2幕は お野菜登場。

                                       

椎茸 人参 豆腐 三つ葉

ほとんど水分がないのに やはり炭火だからでしょうね お野菜の水分で うまく煮えていきます。

途中で仲居さんは ビールを取りにお鍋から離れますが 焦げ付くことなどなくしっかり味がしみこんでいます。

これも仲居さんが1人づつ配っていきます。

                                        

第3幕 2枚目のお肉が登場

すき焼きのお肉は2枚だけです。

1枚が65g 1人分2枚で130gだそうです。

足りないんじゃないかな~・・・と思っていましたが 充分お腹いっぱいになりました。

            

第4幕 お野菜とご飯 登場

玉ねぎ 青ねぎ 椎茸 ・・・そして ご飯とお漬物 牛肉のそぼろ煮

ここで お鍋は下がります。

                                             

仲居さんのこなれたおしゃべりを聞きながら その無駄のない動きに感心しました。

お肉の焼き方も お野菜の味のしみこませ方も なに気ないお箸さばきは 長年の勘や技術があるからできるんでしょうね。 

家のすき焼きのように 野菜や豆腐の中で泳いでいるお肉を探す・・・というのではなくて「焼く」のですが ・・・それも じわ~・・・としずかに・・・

「炭火」というのがポイントなんですね。

熱の伝わり方が違うんでしょうか・・・・

 

美味しい とろけるお肉を堪能しました。

                                    

留守番の旦那さんへお土産を買いました。

                      

美味しそうなお肉・・・・・・・

家で 「しずか~に焼く」・・・というのに挑戦しましたが 無理でした。

火の強さやお鍋も違うんでしょうね。

あ~・・・でもでも 美味しかった~!!

幸せ感じるこの瞬間。

・・・・あ~ でもでも お肉で散財しました!!

お財布軽くなるこの瞬間。

 

『和田金』
松阪市中町1878番地
Tel 598-21-1188 

写真のお土産は 600g 10600円(保冷財別)

 

                        

松阪の町でいいな~・・・と思った場所がありました。

松阪には城の石垣が残っていて その一帯が公園になっています。

                       

そこにある「御城番屋敷」。

槙垣と石畳がとても美しく 左右に平屋の長屋がず~と並んでいます。

実際に生活されているのに 手入れが行き届いていて 統一された美しさがありました。

懐かしいようなホッとする空間でした。

 

                       

 ここは江戸末期に旧紀州藩士が松阪城警護のため移り住んだ武家屋敷だそうです。

                                  

1軒だけ見学することができて 当時の生活が偲ばれます。

 

                        

松阪の歩道には「松阪牛」のタイル、そのほかに本居宣長の関連で「鈴」 松阪は木綿で有名なので「糸車」でしょうか・・・・あとの一つは・・・・・・?

 

                        

鳥羽の海も綺麗でした。

ホテルから見える海・・・夕焼け

 

                        

船で鳥羽の海をめぐりましたが・・・・・

青い海と緑の島々が綺麗です。

                        

雲も輝いて綺麗!

秋の雲ですね。

 

 

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★子株は元気・・・でも親株は・・・・

2008年09月13日 | ★ガーデニング


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 「フランシス・デュブリュイ」(T)は 夏でもポツリポツリ・・・とよく咲くバラですが 今日咲いた花は 今まで見たことのない明るい「赤」でした。

魅惑的なビロードのような「赤」だと思っていましたが 今日の「赤」は 可愛くて柔らかい「赤」です。

とっても綺麗でした。

  

5月のフランシス・デュブリュイですが ちょっと大人っぽい色です。

 

           

ミントの花も咲いています。

よく見ると 雌しべがピンピンしていて 可愛い小さな花です。

 

                

我が家の庭には あまりハーブが育たず・・・・・育てられず・・・・・なぜか難しい~・・・・あまり見かけない優しいハーブの花はいいですね~

こんな可愛い花を見ると 頑張ってハーブをもう少し育ててみよう・・・と思うのですが・・・・

 

         

8月にイチゴ「とよのか」の株分けをしましたが 1ヶ月経って・・・・

子供の苗は 親株からのツルを切って 一人立ちしました。

10個の子供株はみんな元気に大きくなってきています。

 

            

新芽も出て 逞しく伸びてきました。

            

・・・・ところが親株は・・・・・

見るも無残にやせ衰えて・・・・

葉っぱも枯れて・・・・

株も小さくなり・・・・

かわいそうに・・・・

でも、10個の子供を無事大きくできたから大丈夫!

これからは自分のために養分を蓄えてまた大きくなっていきます。

 

            

ワイルドストロベリーはこんなに元気・・・

                   

ストロベリーポットの「とよのか」も 株分けしなかったので よく繁って・・・・

             

花が咲き 実もつけています。

                 

         

実をつける・・・と言えば ラズベリーも実をつけました。

ラズベリーは 今年コガネムシに葉っぱを食べられたのか ズタズタになってしまいましたが 花は咲き 実をつけるんですね。

今日は ホスタを5鉢も植替え バラを植え替え 芝を刈り・・・・・

がんばった~~

・・・・庭仕事のエンジンがかかり始めました。

 

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★スパニッシュ・ビューティの悲劇・・・・その後

2008年09月12日 | ★ガーデニング


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フロントガーデンの一番メインのバラ 「スパニッシュ・ビューティー」が枯れ始めたのは4月でした。

あのヒラヒラした花びらのバラが 今年はどんなに豪華に咲いてくれるか どれほど楽しみにしていたか・・・・。

だから、ショックで 大げさに  「永遠」に咲く・・・なんてことないんだ・・・・・と思うほどでした。

7月 梅雨が終わる前に バラを堀りあげました。

5~6m伸びていた枝を切って・・・ 切って・・・・でもまだ2m以上ありました。

この写真、なんだか人が横たわってるみたいで・・・・・ちょっとショックです。

 

           

この写真は 2007年の5月の様子です。

早咲きなので 5月の連休明けから こぼれるように咲いていました。

このバラのおかげで たくさんの人が我家の庭を訪れてくれるようになって 「綺麗ね~」と一緒に愉しんでもらえました。

  

掘るのがどれだけ大変だったか・・・。もう しぼれる程の汗をかきました。

太い根っこが地面深く這っていて なかなか堀り上げられません。

物凄い抵抗にあっているようでした。

堀り上げて根っこを見ると・・・・

やっぱり白い新しい根がほとんどありませんでした。

ナーサリーの「ニューローズ」さんに相談した時 堀り上げて新しい根が少しでも出ていれば 生き残れるかもしれないけれど・・・・・おっしゃっていました。

無理かもしれない・・・・・と思ったとき なんだか涙が溢れてきました。

バラの庭を作りたい・・・と思って アーチを作ったとき 一番目の一番よく目立つアーチには 絶対「スパニッシュ・ビューティー」と決めていました。

裏庭から移植して2年間 その期待に充分こたえてくれて これから先も いつまでも咲いくれる・・・と思っていたので 本当にショックでした。

なんとかしたい・・・・

一日 薄めた木酢液につけて鉢に移し替えて日陰におきました。

           

・・・そして 暑さも和らいできたので やっとお日様の元へ。茎は1mほどに切っています。

伊丹バラ園の方が(いろんなところで相談しました・・) 茎がフニャフニャにならず しっかりしていれば 大丈夫かも・・・・・とおっしゃっていたので・・・・・ まだ大丈夫。

この裸の茎だけで 果たして再生できるのか分かりませんが なんとか来年 新芽が一つでも出てくれたら 嬉しい・・・・・

           

スパニッシュ・ビューティーのあとには 「ロココ」を植えました。

写真は分かりにくいですが 白い花(クレマチスの マダム・バンホーテです)の左のヒョロヒョロっとした1本の茎がロココです。

40~50cmほどでしたが 今は2mほどになりました。・・・でもわき芽がでてきませ~ん。

ロココに右となりには 裏庭から ERの「スノーグース」を持ってきて植えました。

スパニッシュ・ビューティーがないとほんとにな~んにもない塀です。

来年は ロココとスノーグースでどんな感じになるでしょう・・・・。

  

・・・・ところで 長年使ってきたこのシャベルが スパニッシュ・ビューティーを掘り上げる時に折れてしまいました。大変だったから~・・・・

古くなっていたんですね。 庭の改造で このシャベルにもお世話になりました。

 

なんとか

スパニッシュ・ビューティーの再生を祈って・・・・・

 

 

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★庭の訪問者

2008年09月10日 | ★ガーデニング


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昨夜のお月様はちょうど半月。夜6時を過ぎると もう空は暮れて お月様が綺麗でした。

秋を感じます。

きれいな空・・・と思ってカメラを向けていて・・・・・そうだ!もうすぐお月見なんだ!

・・・・と思い出しました。

          

1週間ほど前の 我が家の庭の突然の訪問者・・・・トケイソウ

 

今度は いくつも蕾をつけたツルがヘリテイジのそばにやって来ました。

 

        

      

       

そして よく見ると また別のところにも出没。

こちらも綺麗に咲いています。

よほど気に入ってもらえたみたいで トケイソウのツルはいろんなところに延びていました。

                 

ツルの先は こんなにギューと巻いていたり・・・・

 

           

ちょっと伸びて バラの茎に絡まろう・・・・とするときは ビヨ~ンと伸びていきます。

面白い。

トケイソウも必死なんですね。

 

         

ヘリテイジは そんなことお構いなしに綺麗に咲いています。

上の方で空に向って咲いているのが多くて・・・・。

           

いつ見ても綺麗です。ヘリテイジ。

 

   

アブラハム・ダービーもたくさんの蕾が出ています。

          

こんなクシャクシャした雰囲気は 5月の頃には見れません。

 

グラミスキャッスルは小さくポンポン玉のように咲いていました。

6月に移植したので ちょっとダメージがあるのかもしれません。

 

          

ザ・ダークレディーは 5月と変わらないほど大きな花が咲いています。

このバラはいつも元気。

 

アンジェラもちょっと色は薄いですが ふんわり咲いています。

庭もようやく落ち着いて バラの蕾がたくさん出始めました。

夏を元気に過ごしたバラたちは 蕾もたくさんつけますが 

夏 葉が落ちてバテているバラは 沈黙です。

そろそろ庭の手入れをしないと・・・・ちょっとサボり過ぎました。

 

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★幸せな日

2008年09月08日 | ★美味しいもの

 
今日も見ていただいてありがとうございます♪                

                      

                 

友人から食事の誘いがあって 4人で久しぶりに 阪急岡町駅西にある『エル・バウ・デコラシオン』へ行きました。

                         

生花のアレンジもするお店なので 暖かいライトでお花やグリーンも綺麗です。

                     

今夜は お魚づくし・・・・・のメニューでお願いしたそうですよ。

                        

一品目は・・・・・

ダダチャ豆、サザエの肝、巨峰、フルーツトマトなどに 島根県のカレイ・・・・ベルモットが入ったドレッシングで・・・。

                                                 

                                  

みんな久しぶりなので おしゃべりも弾んで ・・・・・・・

                        

二品目は・・・

ゴボウ、ツルムラサキ、オクラ、インゲン、エリンギ、ミョウガ、アスパラ、幸水梨、に、淡路の穴子・・・・黒オリーブを利かせたドレッシングで・・・

穴子もすごく美味しかったのですが エリンギなど これだけのお野菜があるのに それぞれソテーされてて 組み合わせがよくて美味しい。家でもできそうな組み合わせだな~・・・と思いつつ、このドレッシングは真似できないからやっぱり無理かしら・・・・。

                                     

三品目は・・・・

イカ墨のタリアテッレ(フェトチーネより幅が広いパスタ・・・きしめんより薄い感じ) にスズキ、ヒラメ、タイ、ヨコワなどのお魚のトマトに込み ウニがトッピングされて・・・・

                        

イカ墨のパスタは 磯の香りがして美味しい。色はそれほど黒くなかったですが・・・。 

                                         

グラニテ・・・・・お口直しのさっぱりシャーベット

                        

四品目は・・・・・

モロッコインゲン(信州でたくさん食べました・・・)、万願寺ししとう、紅東のさつまいも、などなどのお野菜に青森産のメバル・・・・うずら豆のソースで・・・

今日一番美味しかったメバル。うずら豆のソース・・・というのがとてもよくマッチしていました・・・・・ほんと、ソースって絶対真似できない味ですね。

 

・・・・・そしてデザート・・・という時 サプライズが!!

                

びっくり!

そして なんとシックなアレンジもいただいて・・・・。

                      

うれしい~・・・と写真を撮っていると アイスクリームとチョコが溶け出して・・・・・

でも、いいの! このままお皿ごと凍らせて ず~と取っておきたい!

ゴルゴンゾーラ風味のアイスクリームとイチジクのデザートでした・・・・・・やはり食べましたが・・・チョコの「字」まで食べました~。

                                           

あ~なんて幸せなひと時。 

 

                                   

 

自分の好きなことをしているだけなのに こんなにお祝いしていただいて・・・・・本当にありがたいな~と心から思います。

応援してくれる友人がいてくれるって

本当に幸せ♪

ありがとうございます!

 

   

いただいたアレンジです・・・・・このシックな組み合わせには驚きです。

私をイメージして作ったそうですが・・・・・・違いますね~・・・・・本当は 実りの秋をイメージして作ったそうです・・・・・・・・それなら納得!

             

           

20種類ほどがアレンジされています。

グリーンの取り合わせも これだけ色身の違うものを組み合わせてもまとまるものだな~・・・と感心してしまいます。

                           

                  

何に生けようかな~・・・・・やっぱりアンティークなのがいいかな~・・・と銅のジョーロにいれてみました。ラフィアも結んで・・・・・

           

 

                   

            el Bau Decoration ・・・・エル・バゥ・デコラシオン

             阪急宝塚線 岡町駅 西側を入ってすぐです

                  豊中市岡町南1-1-22
                    06-6857-2772
                 定休日 火曜日、第2月曜日

 

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★ブラックベリーの仕立て直し

2008年09月06日 | ★ガーデニング


今日も見ていただいてありがとうございます♪ 

  

夕方の雲・・・・今日は夕焼けがきれいです・・・・・でも・・・だんだん黒い雲が出てきました。

                               

久しぶりに庭に出て ブラックベリーのツルがドンドン伸びているのが気になっていたので もう一度 サークルに仕立て直しました。

                               

来年実がなる大事なツル。葉も元気に繁って うまく夏が越せたようでよかった。

                               

出来上がり~! 

あまり変わってないみたいですが ずべてのツルを外してハラハラにして 今年実がなったツルは切り落とし 新しいツルを巻くいてラウンド型にしました。

鉢の両サイドに太い支柱を 土の上に20~30cmほど斜めに出していているだけで その支柱にツルを留めていて 上の方には何の支えもありません。

でも、ツル同士が絡まって案外綺麗な形にまとまります。

ですから 毎年大きさの違うラウンド型にできます。

これも「何とかなるだろ~」・・・という結果オーライの産物です。

                               

ブラックベリーの子供の鉢も仕立て直しました。

でも、お母さんの鉢は 今年実つきが悪かったので 植え替えないといけないですね。

冬は忙しくなりそうです。

                  

そうこういしていると だんだん雲行きが怪しくなってきました。

                  

黒い雲が広がるのは早い。

ポツ ポツ・・・・・・ポツ ポツ・・・・・

早く家に入ろう~

今年は 突然前が見えなくなるほどの大雨が降ることが多くびっくりします。

この前も関東の友人から ゲリラ豪雨で怖かった~・・・と連絡がありました。

いつもブログを見ていただいてる埼玉のYASUさんのお庭は大丈夫だったでしょうか?

自然と仲良くしたいと思っても 限界を超えると 恐ろしいですね。

 

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『モディリアーニ展』 と 『塩田千春 精神の呼吸 展』

2008年09月05日 | ★美術館のボランティア


今日も見ていただいてありがとうございます♪ 

       

大阪国際美術館で開催されている『モディリアーニ展』に行きました。

    

大阪中之島にある 国立国際美術館です。

ガラスとスチールでできた とってもユニークな建物・・・・・羽のようにも見えるし、レーダーのようにも見えるし・・・・・この入り口を入ると地下に広がる美術館です。

               

地価1階から見上げると ガラスを通して溢れるような光が地下3階まで届きます。

    

ロビーに置かれた「ヘンリー・ムーア」の『ナイフ・エッジ』

正面からは ぽってり量感のある作品ですが 横から見ると薄くて平らで刃物の先のように切れそうな感じがすることから 「ナイフ・エッジ」というタイトルがつけられたそうです。

でも、題名からくる ナイフ・・・という冷たい感じがなくて 柔らかでゆったりしていて生命感を感じさせます。

これは売店横の カーブした壁に展示されている「高松次郎」の『影』です。

高松次郎の「影」シリーズは 兵庫県立美術館にも収蔵されていて 興味ある作品です。

実際の人物がいなくて影だけで 見るものに連想させる・・・・4人の男女・・?・・何をしてるんだろう・・・・・空想が広がる面白い作品ですが 

こんなに巨大な作品を 『作品です!』・・・という感じで展示していなくて何気さがいいな~・・・・・と思いました。

          

地下3階のモディリアーニ展は さすがに混んでいました。

2006年に兵庫県立美術館で開催された『エコール・ド・パリ展』で ほんの少しモディリアーニについて調べていたので モディリアーニの作品を見ているとそれが蘇ってきました。

エコール・ド・パリの代表的な画家のモディリアーニが描く ほっそりした顔 長い首、瞳のないうつろな目・・・・・・

・・・・簡素で素朴な表現が アフリカなどの民族芸術のプリミティブ(原始的な)な表現の影響を受けていた・・・という所にポイントをおいた展覧会でした。

でも・・・・・

やっぱりモディリアーニといえば とってもハンサム・・・・・そして・・・

貧困、飲酒、病気・・・で苦しみ、モディリアーニが亡くなった翌日に 妻のジャンヌが飛び降り自殺した・・・という

しかもジャンヌはまだ21歳でモディリアーニの赤ちゃんを身ごもっていた・・・・という

悲劇的な生涯をまず思い出してしまう 強烈な画家ですね。

 

   

    

でも、今回モディリアーニ展より面白かったのが 地下2階の 『塩田千春 精神の呼吸』という展覧会でした。

このパンフレットの 「大陸を越えて」という作品は 広いフロア一面に 赤い糸でくくられた靴が置かれています・・・・・・2000足ほどあるそうです・・・・

今回の展覧会のために日本国中から1年半かけて集めた それぞれにエピソードがある履き古した靴だそうです・・・・

そしてその赤い糸は1点に集められていて 

それは 赤い糸という絆でみんな結ばれているようであり 

その靴を履いていた人の生活 生きた時間 過去の記憶を繋げているようでもあり・・・・

もうその光景にびっくりしてしまいました。

        

 

そして高さ4~5mから吊られた 巨大な手を取り合った洋服・・・「皮膚からの記憶」

そして何より圧巻だったのは 「眠っている間に」という作品です。

広いフロアーに何十個というベッドが置かれていて その会場にくもの巣を張るように ベッドの周囲を そしてベッドとベッドを黒い毛糸で覆っています。

もう会場全体が 黒い毛糸で埋め尽くされ トンネルのようになったその間を通っていくと まるで自分が その黒い繭の中に入っていて  ベッドから起きて また違うベッドに移っていくような・・・・・奇妙な世界に入り込んだ気になりました。

照明も効果的でした。

こんなインスタレーション(場所や空間全体を作品として体験させる芸術)は初めてでした。

楽しい!

ワクワクして 黒い繭・・・くもの巣・・・の間を何度も行ったり来たりしてしまいました。

始めは この黒い毛糸は何だろう・・・・・・

黒い糸は人間の精神で 眠っている間に自由にどこまでもの浮遊している・・・・ということだろうか・・・・

黒い糸は宇宙で みんなどこかで繋がっている・・・束縛されている・・・・・ということだろうか・・・・

な~んて思いましたが 

そんなことより ただただ面白い。

そして、この黒い毛糸を張っていく作業の大変さを思うと気が遠くなりました。

・・・・それに 黒い毛糸はどのぐらい使ったんだろ~・・・・展覧会後 巻き取っていくのも大変・・・?

こんな強烈な作品を作る 塩田千春・・・いう女性に興味がわきました。


 

           

はぁ~~見終わった後はいつも疲れます。

いつものように 石鍋シェフでおなじみの美術館の中のレストラン「クイーン・アリスアクア」でランチです。

           

 『モディリアーニ展』記念コース (2500円)がありました。

前菜 + メイン料理 + デザート + コーヒーorハーブティ + パン2種で
前菜からすべてプリフィックスでお好みのものを選ぶことができます。

           

前菜は 白身魚、海老、帆立貝の健康サラダ、ベトナム風

・・・・フライした春巻きの皮にサラダが入っていて パリパリした食感と サラダがよく合っていました。

           

           

           

メインは 仔羊背肉のグリエ フライドポテト添え

レンズ豆が添えてあって このお肉は美味!

           

デザートは アリス風カスタードプリン。

           

友人は フルーツのスープ仕立て、ヨーグルト・アイスクリーム添え

カシスとヨーグルトのアイスがさっぱりと美味しいデザートでした。

 

この塩田千春さんの展覧会は ふ~ん・・・・なるほど・・・・

・・・・と、納得する展覧会という感じではなくて

赤い糸・・・黒い糸・・・・・を見て

何か感じる!・・・・

何か面白い!・・・・という・・・・・

お勧めの展覧会です。

 

 

2008年 7月1日[火] - 9月15日[月・祝]
国立国際美術館(大阪・中之島)
〒530-0005 大阪府大阪市北区 中之島4-2-55
06-6447-4680 (代表)

国立国際美術館は国内外の現代美術を中心としているので ピカソや カンディンスキー、 私の好きな フランク・ステラや 舟越保武の「原の城」 舟越桂の「銀の扉に触れる」など 何度も観たい作品がたくさんあります。

 

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★バラの受難

2008年09月02日 | ★ガーデニング


今日も見ていただいてありがとうございます♪  

涼しくなってきた~・・・と喜んだのもつかの間。

今日は、また暑さが戻ってきました。

夏の間 見て見ぬ振りしてきたフロントガーデンの奥は ジャングルのように繁っています。

    

これは同じ場所の 5月末の写真ですが・・・・・

ここには ザ・ダークレディー 

(この写真の壷のあたりにありますが咲き終わっています・・・・・)・・・(鉢のピンクのバラは ルイーズ・オーディエです)

ロサ・ガリカ・ベルシコロール、タスカニー・スパーブの3本のバラを植えていますが、毎年夏は受難の時です。

上の方からはハニーサックルが枝を縦横無尽に伸ばして下に垂れてきます。

(垂れないように絡ませればいいことなんですが・・・・・なにしろ高い場所で・・・)

ハニーサックルは 4月の始めにはこんなに咲いていました。

もう パ~・・・と花火のようでした。

香りがいいのですが 本当は ロニセラという ほんのりオレンジ色のハニーサックルだと思って買ったつもりでした・・・・・が・・・・・

           

細長いラッパのようで可愛い花です。蜂がたくさん集まってきたことから ハニーサックル・・・という名前が付いたとも言われています。

花火が終わって 枝をドンドン伸ばし・・・・・

         

覆いかぶさっていったのがサルビア・ウルギノーサ・・・・ボックセージです。 

ボックセージも困って、ドンドン前へ前へと伸びていって・・・・バラに覆いかぶさっていきました。

バラは行き場がなく 困って・・・ると思います。

毎年3本のバラが 夏から秋にかけて あまり育たないのは 覆いかぶさられて日当たりが悪くなるからだ・・・・と気づいたのは 去年のことでした。・・・・・のんきなことです・・・。

  

さわやかなブルーの小花のボックセージは 冬の間 地上部は枯れ、5月辺りから・・・・・バラが終わってから グングンとまっすぐ枝を伸ばします。

  

とってもか弱そうですが とっても強くて株を増やして伸びていきます。

フワフワした感じが私は大好きなので バラのためには 間引いて切ろうと思うのですが・・・・・ぐずぐずしてしまいます。

・・・でも、よく見ると タスカニー・スパーブは そのボックセージの間から 新芽を伸ばしていました。

ザ・ダークレディーもたくさんの新芽が伸びて見えていました。

みんな光を探して自力で伸びようとしていました。

強いですね。

のんびりした母を持つと バラは自分で何とかしなければ・・・と頑張るんでしょうね。

 

   

サフィニアやアメリカンブルー マリーゴールドなどのハンギンもよく咲いています。

白、紫、黄色・・・・・・・激しい色の組み合わせですが夏は違和感ないですね。

 

         

ボックセージの足元の ダブルのインパチェンスとイソトマの組み合わせも可愛いです。

 

夏の終わり・・・このジャングルを何とかしなければ・・・・・と思いつつ・・・・・

・・・・何とかなってくれるかな~・・・・・

 

 

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