鳥羽方面へ旅行しましたが 一番のメインは『和田金』でした。
松阪の『和田金』・・・といえば松阪肉の美味しいことで有名なお店。
以前松阪に来た時に 時間がなくて寄れなかったので楽しみにしてきました。
松阪駅から 10分もかからないところにある5階建てのビルです。
お座敷に坐ると まず円卓の炭をおこします。
もう ここから仲居さんの「すき焼きショー」の始まりです。
第1幕 お肉登場
・・・おいしそ~。
みんなの注目を浴びて・・・
取り囲んだ観客は 卵を割ってスタンバイ。
お鍋にお肉が2枚。
ジュー・・・とも言わないで静かな始まり・・・
お砂糖たっぷり、たまり醤油(でしょうか・・・) おダシを少し入れて・・・・
しずか~に焼いていきます。
大きなお鍋なのに 一度にお肉は2枚しか焼けません。
美味しそうに焼けると 1枚づつ仲居さんが配っていきます。
その箸さばきにみんな注目。
レディーファーストで・・・・・お肉がきました。
うれし~。やわらか~い。おいし~。とろける~。ちょっと甘い。
和田金牧場では 2000頭ほどの黒毛和牛に ビールを飲ませたり 焼酎でマッサージしたりして大事に育てているんです・・・と仲居さん。
第2幕は お野菜登場。
椎茸 人参 豆腐 三つ葉
ほとんど水分がないのに やはり炭火だからでしょうね お野菜の水分で うまく煮えていきます。
途中で仲居さんは ビールを取りにお鍋から離れますが 焦げ付くことなどなくしっかり味がしみこんでいます。
これも仲居さんが1人づつ配っていきます。
第3幕 2枚目のお肉が登場
すき焼きのお肉は2枚だけです。
1枚が65g 1人分2枚で130gだそうです。
足りないんじゃないかな~・・・と思っていましたが 充分お腹いっぱいになりました。
第4幕 お野菜とご飯 登場
玉ねぎ 青ねぎ 椎茸 ・・・そして ご飯とお漬物 牛肉のそぼろ煮
ここで お鍋は下がります。
仲居さんのこなれたおしゃべりを聞きながら その無駄のない動きに感心しました。
お肉の焼き方も お野菜の味のしみこませ方も なに気ないお箸さばきは 長年の勘や技術があるからできるんでしょうね。
家のすき焼きのように 野菜や豆腐の中で泳いでいるお肉を探す・・・というのではなくて「焼く」のですが ・・・それも じわ~・・・としずかに・・・
「炭火」というのがポイントなんですね。
熱の伝わり方が違うんでしょうか・・・・
美味しい とろけるお肉を堪能しました。
留守番の旦那さんへお土産を買いました。
美味しそうなお肉・・・・・・・
家で 「しずか~に焼く」・・・というのに挑戦しましたが 無理でした。
火の強さやお鍋も違うんでしょうね。
あ~・・・でもでも 美味しかった~!!
幸せ感じるこの瞬間。
・・・・あ~ でもでも お肉で散財しました!!
お財布軽くなるこの瞬間。
『和田金』
松阪市中町1878番地
Tel 598-21-1188
写真のお土産は 600g 10600円(保冷財別)
松阪の町でいいな~・・・と思った場所がありました。
松阪には城の石垣が残っていて その一帯が公園になっています。
そこにある「御城番屋敷」。
槙垣と石畳がとても美しく 左右に平屋の長屋がず~と並んでいます。
実際に生活されているのに 手入れが行き届いていて 統一された美しさがありました。
懐かしいようなホッとする空間でした。
ここは江戸末期に旧紀州藩士が松阪城警護のため移り住んだ武家屋敷だそうです。
1軒だけ見学することができて 当時の生活が偲ばれます。
松阪の歩道には「松阪牛」のタイル、そのほかに本居宣長の関連で「鈴」 松阪は木綿で有名なので「糸車」でしょうか・・・・あとの一つは・・・・・・?
鳥羽の海も綺麗でした。
ホテルから見える海・・・夕焼け
船で鳥羽の海をめぐりましたが・・・・・
青い海と緑の島々が綺麗です。
雲も輝いて綺麗!
秋の雲ですね。