流れてハモニカ呑み ＠流浪ぴー

年の瀬も押し詰まって来た自分の話

まだ詰まってなくって、迫った頃だったかもしれんし、

自分だけでなくて皆一緒だから、自分ではなくて時分

理系の儂はその辺のところは特に気にせんけどね



ハモニカを歩く男が独り

階段を駆け上がり、スナックはる美の重い扉を開ける



咥えた煙草に火をつけようとした美人ママの手が止まる

美人ママの眼に吸い込まれる愚昧

ぁ、皆迄書かんでも分かるでしょうが、

全て愚昧の空想の世界の話です。

てか、そんなお店だったらもっと通ってるし、ブログなんかに書いたりしません。

脱いだ外套を丸めその辺にポぃって投げる

タイミングを見計ったかのようにマスターが品書きを愚昧の眼前に



「山形正宗頂戴な」



既に普通に飲み食いして来ていたので、こういうものを眺めてチビチビる



アテ（つまみ）は3品500円



時分では何一つ決められない普段から優柔不断な愚昧、適当に申し出てしまった。

松前漬け

イカ入り



あくまでも個人の好みの問題であるが、松前漬けは酒はもちろん飲めるし、ご飯にも合うと思っている。

因みに人様がこれはご飯が欲しくなるってものの多くは酒は飲めるけど、ご飯は喰いたくねぇなぁ～て思う天邪鬼である。換言すると、味音痴。縮めると味痴である。

そう、あなたは味痴との遭遇である。



じゃがバター塩辛のせ



頼んだ後で思った。

あまり好きではない部類のつまみだった

だって、烏賊が温められてなんだか生臭く感じることがあるじゃない。



敢えてジャガイモの上に乗っける阿呆が独り此処にいた

この日は一切そういうのは感じなかった。

要は我儘なのである。

その日の気分に左右され、ああだこうだ。

なんだかんだ。

右往左往。



いえね、この後いらしたお客さんが何かとあれな方で、

あんな話とか、こんな話をされてたもんですからね

しかも、

「前にお会いしましたよね。」

「そうかなぁ～」

「あ、ここでお会いしたんだ。その時もそこに座ってらした」

って、此処に座るの生まれて初なんですけどね。

そんなこんなで、余計に酔っちまいましてね。



勢いで濁りなんか頼んじゃった訳でして



栄光冨士



シュワって微泡



いいねぇ～

最後の一杯ってなんだったろう？



つまみセットに３杯で２０００円也

過去の訪問記録
2019年11月：ブログ情報に惹かれて
お店の情報は個人の備忘録として掲載しています。訪問時とは所在地、営業時間、定休日等変更になっていたり、そもそも誤った内容を記載しているかもしれません。最新の情報はお店のHPなどでご確認ください。
『流浪ぴー』
横浜市中区宮川町1-1　都橋商店街225

20191227