活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

王妃 マリー・アントワネット(下) 遠藤 周作 (その3) フェルゼン編

2008-04-11 00:43:01 | 活字の海(読了編)
新潮文庫 1985年刊 480円 この小説におけるフェルセンは、純粋な愛に生きる男として描かれている。 実際には結構恋多き男性と言う話も聞く。 本書においては、かのヴァレンヌ逃亡事件でも史実と同じくフェルセンが 超人的な努力をして、旅券の手配から王党派との連絡やら、金策、馬車 その他の備品の手配等、一切合財を取り仕切った。 それらが王妃に対する愛をエンジンに、忠誠心をガソリンとして為された . . . 本文を読む
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