t-catの徒然寄稿

興の赴くままの煩悩炸裂日記です。買い物(散財)やら、最近のハマリ物公開中。猫(ラグドール)と暮らして18年が過ぎました。

生きたいんだ、と言うんだからさ。

2017-07-15 18:44:32 | 団十郎日記
昨年、一昨年と育ててきた朝顔の団十郎。

今年は植えませんでした。
種も取りませんでした。

一昨年、取り扱っているお店で
(正規の種を扱っているのは1軒だけだったと思う。
 なんちゃって団十郎にだまされないように!)
苗だと思って買ったら,実は種。
そのお値段がとてつもなく高くてがっくりした事を思い出します。

だって、朝顔の苗(鉢植え)が届くと思ったし、
希少種だということでしたので
じゃあ仕方ないかと納得したからの価格でした。
まさか、種で??? と唖然とした。

ネットショップの案内をきちんと読んでなかった私がいけない。
貴重な種を蒔いて、
ホントに発芽しなくてあれこれ手を尽くして
やっと双葉がでた時は感激した。
種なんか、ほんの一握りしか取れませんでした。

発芽率が悪く、種もできない。
高くて当然だと思いました。

その少ない種を植えたのが昨年。

が、生えてきた双葉を見て「なんか違う」
育ってきて「やっぱり違う」

花は交雑してしまうので、種が出来てもオリジナルではないんです。

リアルに感じてがっくりきました。

もちろん、団十郎の資質は受け継いでいました。

符が入らない薄緑色の葉。
えび茶色の大輪の花。染みひとつないえび茶でした。

でも、なんか、違ってたんですね。

ですので種は取りませんでした。

が、今年です。
先々週あたりに気づいたんです。

ベランダの片隅の、薔薇とかいろんなのを置いてますので
貯まってしまった土の上に、朝顔の双葉が!

ひえー!!
ありえない!

団十郎は大変発芽率が悪く、
きちんと芽切り(種の表面を傷付けて、発芽しやすくする)が
必須となります。
市販の朝顔は、薬品などでつけ込んでいるので、
蒔けばかなりの確率で発芽しますが、
団十郎はそうではないんですね。

なのに、この種は、去年の朝顔のこぼれ種は、
まったく手をかけていないにもかかわらず、
大変条件が悪い場所で
芽を出したわけです!!!

これは、放っておくわけには、いかないですよね。

大急ぎで双葉付近の土(ほんと、ごくわずか!)を
根っこを傷付けないようにすくって、
植木鉢に移して1,2週間。

根付いた双葉はたくさんの葉をつけました。



命って不思議ですねー。

精一杯ケアが必要な子もいるけど、
自力でよいしょ! と芽を出せる子もいるんだ。

自力発芽が出来る時点で、
純血の団十郎ではありません。

けど、せっかくだから。

花を咲かせてみよう、団十郎(もどき)!

今の時期でこの程度の発芽では、
花は9月ごろにならないと付きませんが、
様子を見守りたく思います。

ここまで生えたから、多分、大丈夫でしょう。
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