t-catの徒然寄稿

興の赴くままの煩悩炸裂日記です。買い物(散財)やら、最近のハマリ物公開中。猫(ラグドール)と暮らして18年が過ぎました。

2016年1月 ただSL釧路湿原号に乗るだけの旅・復路

2016-02-02 21:47:21 | 飛行機! 日帰り旅! また旅!


標茶駅で銀河鉄道999のブラスバンドと
ご当地ゆるキャラ(ミルクックさんというのだそうです)に
お出迎えされ。

復路の電車時間になるまでほぼ1時間ありました。
到着が12時半すぎ。
出発は14時前。

1時間半弱。

さあ、どうすごそうか。

まったくのノープランでした。



普段なら時間いっぱい歩いて回るんですが、
氷点下4度とか5度とかの気温です、
お天気がすごーーーーく良かったけど、
日陰は寒く、
当然ながら寒く、
この寒さはかつて経験したことのないもので、
東京もんがふらつくのは無謀に近かった。

しかも、時刻表からみてわかりますように、
列車の本数が少ない駅前は、
人が集まる仕組みがありません。

ってことは、時間をつぶせる場所
(喫茶店みたいなところね)がない。

お店もほとんどない。

これはあとになって調べてわかったことですが、
地元に愛されているという食堂や、
洋菓子店、
喫茶店がちゃんとあったのですが
当時の私はそれを見つけられませんでした。

足下は雪。



あるようでない時間、
あてどなく歩いて発車時間に間に合わないと
つぶしがきかない列車のダイヤ。



乗りはぐれた後に
次の電車乗って帰りましょう、って
わけにはいかないんです。

遠出は危険だと判断しまして、
駅からまっすぐ伸びる道の途中にある、
釧路川を眺めてUターン。

もう少し先まで足を伸ばせば
市街地もあったんですが…
行けば良かったなあ。

でも、初めての土地、無理は禁物です。



初めての土地は何もかもが物珍しいこともありますが、
しんとして静かなところでした。



この静けさ、
すこーんと見晴らしの良い景色、
寒さと時間が気にならなければ
ずっとみていたかった…

なんか、いろいろと疲れてるみたいです、私…

さて、駅に戻り、待合室で過ごそうかと思いましたが、
残念、そーいう施設はございませんでした。
ホームも入線する列車に合わせて改札が始まりますので
しばし待つしかありません。

ブラスバンドはとうに撤収してたし…
ぼーっと待つことしばし。

改札近くでお菓子やパンの即売がありましたので、
クッキーとパンをゲット。
時間が時間だったのでおなかがすいていたことと、
駅には駅弁等の物販を扱う施設がないこと、
往路では列車内の売店が長蛇の列だったので
復路でどの程度食品とかグッズが残ってるか
わかりませんでしたので、保険のつもりでした。

閑話休題

さて、釧路湿原号、全部で5両編成、
各車両にだるまストーブがついてます。
売店は2号車にあり、簡単な軽食や
オリジナルグッズ、お菓子に飲み物を販売してます。

実際に乗ってみて思ったことですが、
釧路湿原が見える側でないと
せっかくの魅力が半減以下です。
鹿とかタンチョウ、鷲は湿原側に集中してます。

運行期間が2月いっぱいまで、
土日祝日限定(だったと思う)ですから
もうチケットは完売している可能性が高いですが、
往路は偶数席。
復路は奇数席が良いです。
席はABよりはCD。
ABは往復ともに逆方向になります。
みどりの窓口で
リクエストできるようでしたらこだわってみてください。
JR北海道のネット予約では窓際・通路側ぐらいしか
選べませんでした (T_T)

時期的に春節にかかるので
外国人観光客が大挙して乗ってる可能性大。
となると座席はかなりの数を取られてしまってますので
希望する席は取れないかも。

また、団体客が乗っている場合、
途中駅から乗車ができるかもしれません。

…塘路とか途中駅で乗る方がどの程度いるんだよ、
観光客がどこで降りるかなんてわかんないだろ、ではありますが。

土曜日の場合は往路より復路の方が若干余裕があるように思います。
標茶から釧路なら乗れるかもしれません。

ま、行って帰ってくる私みたいなおばかさんは
あまりいないでしょうから(大笑)
当然といえば当然ですよね ^_^;

発車時間が近くなりますと改札開始します。

可能なかぎり、改札同時に入った方がいいと思います。

と言いますのも、復路では反転する機関車の
連結作業を見れるからです。





こんな感じ。この場合、画面奥が釧路方面、
進行方向になります。



さて、乗車前にお菓子とパンを
買っておいたと書きました。

買っておいてよかったんです。
というのも、行きでお弁当類は全部売り切れ、
予定数満了してまして。
スイーツ類はどうかというと、これもほとんど売り切れ。
あるのは飲み物とコーヒー、
乾き物(だるまストーブでするめを焼けます。
餅焼いてる人もいました ^_^;)ぐらいなもの。

復路では食べるものはないとみていてくださいねー。

ま、駅からそう遠くないところにセブンイレブンもあったし。
おなか空きそうな人は、そこで何か仕入れた方がいいようです。



で、復路です。



往路より動物の出現率が高くてですね、
あちこちに鹿が、
鷲がいます。
往路はほとんど見かけなかったので
動物みたい人は復路に期待してみてください。

タンチョウだって、ほら。

1羽増えてますでしょ?

車内に乗り合わせているガイドさんによりますと、
親子連れの可能性が高いとのことでした。
タンチョウは番いか
親子連れか、みたいですよ。

事前に何もしらべないで釧路入りしたけど、
ちゃんと丹頂鶴が見れるツアーとか
案内してくれるガイドさんがいるんですね。

今度はぜひ、タンチョウ見に行きたいものです。

けど…

きっとカメラマンがたっくさんいるんだろうな。

それって興ざめだ。

だって、塘路で。

丹頂鶴の向こう側には人が鈴なり。

彼らの目的は機関車とタンチョウのコラボでしょ?

シャッター音、すさまじいことになってると想像すると…

標茶の町中のような静寂とは無縁なのかと思うと…
なんか違うなって思えてしまう。

静かな環境で鶴観察。
できるところがあったら行きたいものです。







今回の旅で心に残ったことといえば、
寒さと食べ物。

寒さは得たもの。
食べ物は得られなかったもの…

標茶では時間がなく、
釧路ではあまりの寒さに根を上げてしまい、
食べ旅ができなかった…

そこんところは大変残念に思ってます。

だって釧路…
海産物、楽しみにしてたんですもん…
勝手丼とか、試してみたかったです。

リベンジ!
絶対再訪します!
勝手丼の為に!

反面、思わぬ収穫、というか、
気に入ってしまったのは、
標茶で買ったクッキーです。





はっきり言います、全然期待してませんでした。

そして、空きっ腹は極上の調味料なのもわかってます。

しかししかし、多分、
私が今まで食べてきたクッキーの中で
1,2をあらそうほどの美味しいクッキーだったと
断言できるお味でした。

また、このパッケージがね、手作り感強くてね。



マステとシールで装飾してる、
こーいうのに弱い、
こーいうの大好きなんですね、私。

で、食べ終わったらぽいするこのパッケージ、
東京まで持ち帰ったのは、
店名確認をしたかったから。

駅前に店舗を構える、
石川十字堂さんで、
地元で愛されている洋菓子店なのだとか。

やだ、このお店の前、通ったよ、私。
がたがた震えながら。
この味がわかってたら、クッキー1袋で済まさなかったのに。

標茶町は酪農が盛んだと聞いています。
牛乳とかバターとか質が良いのが取れるんだろうなあ。
もったいないことした! と大いに後悔。
ヨーグルトとかドリンクとかも売ってましたんでね!

釧路から帰って数日以上経つ今も、
クッキーの味が忘れられません。

SLよりクッキーに未練って…
クッキーの為に再訪したいと思うって…

私らしいなと思った、
SLに乗る為だけに行った釧路日帰り旅行記でした。

ここまでのご拝読、感謝!

そして、多分、近いうちに
釧路弾丸旅行記をご披露できるよう、
企画を練ります!

その前に旅費。

貯金しなくちゃー。

コメント
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